雪が舞い，海風吹きつける中，凍えながらモニターしてました。^^;A

以前，ソウルや釜山で聞いた日本のAM放送をご紹介しましたが，もちろん今回行った木浦でも，昼夜と聞いてみました。(^^;)

木浦でも昼から聞こえている日本の放送もありますが，それ以上に黄海のはるか向こうの中国局が目立ちます。夜になると地元韓国局を押さえて，中国語があふれかえってます。

38度線が近く，北朝鮮局が目立つソウル，日本の放送が昼夜問わずガンガン聞こえる釜山とずいぶんニュアンスが違っていて，おもしろいです。

• 受信場所
  昼：2008年12月30日，11:00〜12:00 (韓国時間＝日本時間)，韓国・木浦の海岸
  夜：2008年12月31日，23:00前後，木浦のホテル室内
• 受信機：SONY ICF-SW07＋内蔵アンテナ

表示した放送局名(所在地)は，下記資料をもとに受信状態，放送内容などから推定しています。(必ずしもアナウンスを確認していません。)

• 月刊ラジオライフ編「ラジオ番組表・2008秋」三才ブックス，2008
• "The Pacific Asian Log, November  2008" http://www.radioheritage.net/

目印になる地元局，日本以外から日本語放送を行っている局(斜体で表示)も含めました。

！　一つフシギなのは，1305kHzでKBSらしい放送が昼夜地元局の強さで聞こえているのですが，資料によると東海岸の蔚珍(浦項)となっています。釜山の局も意外と聞こえにくいのに，どういうことなのでしょうか？

特徴的な，昼夜問わずたくさん聞こえている中国局を表示すると，長大なリストになってしまうので，音で聞いていただきましょう。(^^;)
先にご紹介した，釜山のラジオの音と違いがわかるでしょうか？

ソニーICF-SW07の，電波を受信すると3秒音を出しまたスキャンを続ける機能を使って，隅から隅までチューニングして録音しています。

• 韓国・木浦での夜のAMラジオの受信音(WMA/717kB/4'45")

おまけ

木浦と中国のつながりの深さを示す一例。
韓国の道路標識に簡体字中国語があるところは，そう多くはないのでは。