さらに成長？！プレイヤー付短波ラジオ(^^;)
DEGEN DE1126レビュー [1/2]

三代揃い踏み^^;。
左からDE1123，DE1125，DE1126。

ポケットに収まる小型の短波ラジオ＋メモリプレイヤーという，短波ラジオも音楽も好きな筆者ごたさんにとって夢のような一台，中国のメーカーDEGENの「DE1123」が現れたのは，早や3年前のこと。
しかし，DE1123，さらに後続の「DE1125」にしても，ラジオ，プレイヤーともに満足とは言い難いものでした。(夢のような，というか，夢だった，という感じでしたが。^^;)

そして，2011年，さらに改良版の「DE1126」が発売されました！
購入は，DE1123，DE1125でもお世話になった，eBayのAnon co.さんから。4月中旬に購入した際のお値段は，本体US$55＋送料(書留付) US$16＝US$71(約5,800円)。

DE1126には，様々な機能がありますが，すべて網羅して書くわけにもいかないので，筆者的に気になるところをピックアップしてレビューします。

てなわけで，また人柱に。A^^;

パッケージは，相変わらずのアッパレな重厚さ。 エコが叫ばれても，外見は譲れない中華圏の文化を垣間見るようで。(^^;)

しょっぱなから結論

以下，私の拙いレビューを見るのは辛いという方のために，まず結論から言ってしまいましょう。(^^;)

メモリプレイヤーの使い勝手が，DE1123，DE1125に比べだいぶ改善され，ほぼ普段使いできるレベルになっています。
ラジオは，従前のモデルとそう違いありません。

短波ラジオ＋メモリプレイヤーが，一台に収まっている魅力でなら買いです。
しかし，ラジオ，プレイヤーとも機能，性能はほどほどで，とくにメモリプレイヤーに求めるものが多い人にオススメできるレベルには至っていません。

外見・操作に大きな変化

DE1125同様，電源を充電して使うリチウムイオン電池(NOKIAの携帯電話用バッテリー，BL-5C互換)にしているおかげで，大きさ，重さはDE1125と大きな変化はありません。
また，表面もDE1125同様，ラバー塗装がされていて，手触りも良いです。

ただし，見た目に大きく変わったところがあります。

操作ボタンが前面に集中

DE1123，DE1125では左側面に機能切替，DE1125では右側面に時刻修正やプレイヤーのフォルダ選択のボタンもありましたが，それらを前面にまとめています。

操作画面にアイコン

液晶画面で，各機能ごとにアイコン表示をするようになりました。

メインメニュー画面と前面のキー。 アイコンは左から，ラジオ，音楽再生，ボイスレコーダ，録音音声再生，"E-BOOK"，各種設定。

上記2点の変化は，DE1123やDE1125とは操作の流れが変わっていることも意味しています。

機能選択は，上写真のメニュー画面(右側面のMENUキーの長押しで出す)から，前面のキーもしくは右側面のダイヤルで選択，MENUキーを押して進むようになっています。

本体右側面のダイヤルとMENUボタン。 MENUボタンのところには，簡体字中国語で「長按回主菜単」(長押しでメインメニューに戻る)と書いてあります。

例えば，ラジオなら一番左のアイコンを選択，MENUキーを押して，前面右の上からFM，MW，SWのいずれかのボタンを押します。
選局は，ダイヤルかキー，あるいはオートでの選局ができます。短波ではSWのボタンを押すと，放送バンドが切り替えられます。

11605kHzのRadio Taiwan Internationalを受信中の画面。 周波数のほか，下にアナログ風のスケール，右側には音量と電波の強さも表示。

また時刻のほか，バックライト，画面のコントラスト，アラームなどの設定も，メニュー画面一番右の設定モードがあって，やりやすくなっています。

表示言語も数言語から選択できるようになっていて，日本語も選択できます。
日本語を選択すると，後述する歌詞の同期ファイルや"E-BOOK"機能でも日本語を出せます。
ただし，文字の表示が粗く，日本語もヘンだったり，英語のままのところも多いです。ですので，テキストの表示機能を使わないなら，英語で表示させるのが無難です。(^^;)

日本語にした設定メニュー。 「光線がとどかな」ってなんだよと思ったら，バックライトの設定。中国語では「背光時間」ですが…。(^^;)

設定項目中にある"Calender Info"では，漢字で旧暦も表示します。さすが中華。(^^;)