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インターネット時代のラジオ

時はまさにインターネットの時代です。その中にあって,20世紀初めに登場した音だけのメディア「ラジオ」は,時代遅れのメディアとして消えていくのでしょうか?(T_T)

しかし,そんな時代にもラジオは残っています。私は,こんな存在理由を考えています。

1.ラジオには魅力のある番組がある

要は,メディアに何を使っているかではなく,内容,コンテンツが問題だということです。
魅力のある情報,番組があれば当然アクセスがあります。

2.情報を広く伝えるための一番強力な手段

ラジオは,世界の多くの地域で最も広く行き渡ったメディアの一つです。
インターネットや衛星放送など新しいメディアには,通信回線,法整備など様々な社会インフラが必要です。ユーザーにも,パソコンや情報端末の購入,通信料金,セキュリティーのリスクなどがあります。その点,今の日本もまだ便利とは言い切れませんし,まして先進国以外ではまだまだです。

3.聴覚(オンリーの)メディアということ

当たり前やんか (`0`)ノ゛ばし と言われそうですが,マルチメディアの時代にあっては,案外重要な特性です。
また,モニターの前に拘束されるメディアが,長時間視覚を拘束することがカラダに良くない,何かしながら視聴できないということは,経験上もわかります。
そして,必要な情報は,聴覚だけでも十分得られることも多いのではないでしょうか?

4.公共のメディア

とくに短波放送は,日本で言えばNHKのような,発信されている国・地域の国営放送,公共放送が主なものです。

インターネットの時代になって,個人が思い思いの情報を世界に向かって手軽に発信できるようになりました。そんな中,ラジオをはじめマスメディアは「権力」を持った強者の主張しか伝えないという意見も聞かれます。実際,ある事件について自国に有利な報道・主張をする放送もあります。

しかし,そんな放送も政府,団体の「公式見解」ということをわきまえれば,有力な情報源です。
むしろ,誰がどこから発信しているのかわからないインターネットの情報よりも,情報源として明確でしょう。

インターネット同様,様々な考えに触れることができるのもラジオです。

5.数多くの情報メディアの一つとしての存在

70年前に登場したメディア「ラジオ」を古いからと言って博物館に入れてしまうことはありません。
それぞれのメディアに特性があり,それを考慮しつつ情報に触れる必要があります。


遠くの放送を聴く ということ

ラジオは遠くから来る電波も拾うことができます。
AMラジオをとっても,日本各地にそれぞれの地域の放送があり,夜になると,そんな遠くの放送を聴くことができます。
あらゆるものごとが,東京に一極集中していると言われる中,違った視点に気づくことがあります。

さらに短波ラジオでは(AMラジオにも),数多くの海外からの電波が届いています。
これも様々な国から,様々な目的をもって送られ,中には海外から日本語で送られている番組もあります。

また,同じニュースでも,日本のメディアのフィルターを通ったものと違った視点を感じることしばしです。
数多い英語放送でも,ネイティブの英語だけでなく,アクセントのある英語にも出会えます。

つまり,遠くの放送を聴くことで,インターネットの時代にあってひと味違った情報源を持つことができるのです。

メディアがインターネットかラジオか,ではなく,要はナカミの問題です。

もちろん,ラジオをこよなく愛している私たちも,ラジオのことだけを考えているわけにはいかないのでしょうけど。

(2001/07/18記−2001/12/26改訂)


(c) 2001 gota

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