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無意味企画
短波ラジオで「音響派」^^; 2短波ラジオでつくるヘンテコ音楽入門 「音楽」をどう組み立てるかさて,そんな短波ラジオの音をネタに「音楽」を作るのですが,この音素材は基本的には「非楽音的」なのです。 ただし,闇雲に音を並べてもなかなか音楽らしくなりません。しかし,少しツボを押さえれば,たとえラジオの音と言えど「音楽的」な要素は加味できます。
なんてことをすると,いかにも「現代音楽」っぽくなります。^^; ワタシ的には,「非楽音」的なラジオの音に,前者のような「音楽的」な構成方法をとると,ほどよい物ができるのではという方針でいきます。(なんて安直な^^;) ラジオいっちょで「作曲」「演奏」A^^;用意する物は,「音楽制作」と思って凝るとキリがないのですが,今回はラジオと録音機器だけでやります。
短波ラジオ「音楽」に使うラジオですが,こちらはリスニングの場合とは逆に,基本的に「アナログチューニング」の機種をオススメします。 アナログチューニングの機種は,チューニング操作をしたときに,音が連続的に滑らかに変化します。いかにもラジオらしいイメージの音です。 いわゆるデジタル選局(PLLチューニング)の機種は,5kHz,1kHz,よくて0.1kHz単位で周波数を変えるため,チューニング操作をすると「ポツポツポツ....」と音が飛び飛びに変化します。少なくとも,ダイヤルを回すイメージの音としては,使いにくいです。 というわけで,ここではソニーICF-SW10を使います。 録音機器「音楽」なら,マルチトラックレコーダー(MTR)で,同時に複数の音を重ねたり引っ込めたりの操作ができるのが理想です。が,今回はあえてありあわせのものを使います。 ここで選んだのは,この20年使い続けているラジカセ(Victor PC-W330)です。 もちろん,いったんテープに入れてしまえば,後はPCやMDに取り込んで編集することもできます。 曲構成ドシロウトの私には,さして難しいこともできないので,こんなポリシーで作業することにしました。
ついに完成!ってヲイ^^;短波ラジオで,いろいろなものが聞こえやすくなるのは,やはり夜です。 基本的に,おもしろそうだと思ったものはとりあえず録音していきます。素材は,それぞれ30秒〜1分程度もあれば十分でしょう。
....もうしわけありませんっ,ノーガキたれた割には,たいした物はできませんでしたっ。 ゲロゲロ,と言われたら「これも表現である」と高圧的に主張する手もありますが^^;,気の弱いごたさんはそこまではできません。 それはともかく,短波ラジオにあふれる多様な音,そして時にはこのうえなく美しい一瞬もあることを知っていただければ,作者的には幸いです。 [追記]
「短波ラジオのエチュード」が,podキャスティングの「リッチーsho!!」さんのオープニングテーマに採用されました! この「リッチーsho!!」さん,居酒屋で居合わせたおっさん達のみょーにおもしろい話に聴き入る感じで楽しめます。^^; (2006/09/22)
[追記2]
このページを出した1周年記念で,サンプル曲の追加です。(^^;)
"JMH"とは,短波で行われている日本の船舶向け気象FAX放送のことです。 この信号には,伝送方式として"120rpm",つまり音楽的に1分間120拍のシークエンスがあります。そこで,このシークエンスにあわせてドラムを叩いてみました(途中,ちょっとトチってますが^^;A)。ただそれだけですが,案外楽しいかなと。(^^;) [参考]
(2007/05/01)
[追記3]
思いつきで,「JMH」で1曲仕上げました。 「JMHのエチュード」と違うパターンのドラムに,ストリングシンセも加えています。 JMHの信号音だけで歌っている,さらにはソウルを感じるのは,私だけでしょうか。(^^;)
(2010/03/21)
[追記4]
[追記3]から10年以上が経ちましたが,結局まともなものは作れませんでした。(T T) JMH.zip(20.8MB / 音声形式:WMA 64kbps)
(Google Driveからダウンロードします。) (2021/12/06)
(c) 2006-2021 gota
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