片手にラヂヲ♪ ホーム短波ラヂヲの世界へのお誘い「楽器」としてのラジオ?!

「楽器」としてのラジオ?!


なんじゃそりゃ,とおっしゃるかもしれません。

雑音だらけで,何の音を出すかさえ決められようもないものと,音楽がどう関係あるの??てなところでしょう,普通は。

しかし,ありなのです。

音楽にからむ雑音だらけのラジオは,ニンゲンのイマジネーションの使いどころを,美しくも示してくれます。


「楽器」としてのラジオ?! 〜メニュー〜

アート部門

Jon Appleton "CCCP(In Memoriam:Anatory Kuznetsov)"
William Basinski "The River"/ "Shortwavemusic"
John Cage "Radio Music"/ "Imaginary Landscape No.4"
Nicolas Collins "Devil's Music" NEW!
Tod Dockstader "Aerial"
John Duncan "Phantom Broadcast"
Luctor Ponse "Radiophonie I-a"
Dick Raaijmakers "Ballade Erlkonig Voor Luidsprekers"
Steve Roden "The Radio" / "Transmissions (Voices of objects and skies)"
Pierre Schaeffer "L'oiseau - RAI"
Karlheinz Stockhausen "Kurzwellen"
Vladimir Ussachevsky "Wireless Fantasy"
篠原真 "Broadcasting"

ポップス部門

Aquarium "Radio Africa"
Holger Czukay "Full Circle","Radio Wave Surfer"
Thomas Dolby "The Golden Age Of Wireless"
Tim Hecker"Radio Amor"
Kraftwerk "Radio-Activity"
The Moscow Coup Attempt "The Failure of Shortwave Radio"
Paddy McAloon "I Trawl the Megahertz"
Orchestral Manoeuvers In The Dark (OMD) "Dazzle Ships"
Keith Spears "49N 15E"
Spunkle "Music For DXing"
Greg Utech "Shortwave"
Myke Weiskopf "30: A RETROSPECTIVE 1976-2006"
Wilco "Yankee Hotel Foxtrot"
新居昭乃「鉱石ラジオ」

サウンドスケープとしてのラジオ
Sublime FrequenciesのCD


ラヂヲな音楽 小ネタ

小ネタ特設コーナー
"Radio Moscow" VS."Voice of America"ネタ

ネットで"shortwave"の音楽♪

ネットで"shortwave"の音楽♪ 2
"SHORTWAVE ESPIONAGE" - 「暗号放送」の音楽 -

ネットで"shortwave"の音楽♪ 3
"Internet Archive"で聴く「短波」の音楽


無意味企画
短波ラジオで「音響派」^^;
短波ラジオでつくるヘンテコ音楽入門



記述に出てくるCDのメーカー,カタログ番号などについては,できる限り最新のものをフォローするように心がけていますが,なにぶん移り変わりが激しい世界ですので,変更等の可能性があります。
また,こんなものもある,というネタをお持ちの方,お知らせいただければうれしいです。


[全般の参考文献]

記述はできるだけわかりやすくするよう心がけましたが,現代音楽や,またポップスでもやや先鋭的な作風のものが多いので,イメージしづらいところが多々あるかもしれません。

ここにあげた作曲家,作品は,いずれも「電子音楽」,「シンセサイザー」絡みの人がほとんどです。
よって,その種の音楽を解説した本を参考に挙げておきます。

  • ポール・グリフィス著/石田一志訳
    「現代音楽小史 ドビュッシーからブーレーズまで」
    ,1984,音楽之友社
    「現代音楽」の歴史上の「ラジオ」は,作曲・演奏に「偶然性」,「不確定性」をとり入れる過程で現れているようです。音楽に機械の音などをとり入れようとした,戦前の「未来派」の動きとも無関係ではなさそうです。
  • 田中雄二著「電子音楽 in Japan」,2001,アスペクト
    日本での電子楽器導入の歴史のエピソードを,ポピュラー,現代音楽のジャンルを問わず紹介しています。この種の音楽に関する基本的知識も押さえてあります。
    注.この本は,同じ著者による「電子音楽・イン・ジャパン1955-1981」,1998,アスキー出版として出ていたものの,増補改訂版です。新版は,ファン垂涎の音源を収録した付録CD付きです。

最終更新:2016/07/23 Nicolas Collins "Devil's Music" を追加


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