ラジオの雑音の犯人を捜す

雑音を出しているものから，できるだけラジオ，アンテナを離す
これにつきます.... A^^;)

雑音の犯人を捜す

気になる雑音の音，パターンを覚えて，怪しい機械の近くにラジオを近づけて，その音が大きくなるかチェック。

ただし，機械にラジオを近づければ，たいていの機械に雑音を感じるものです。
そして，その機械からラジオを少し離せば，支障のない程度だということも，少なくありません。

ですので，その機械が気になる雑音の犯人かは，ラジオをいつも置いている場所で聞いて判断するのがよいでしょう。

スイッチを切りながら雑音の犯人を特定する場合，機械のスイッチは一つずつ切って，ラジオの音を確かめてください。
一度に複数の機械のスイッチを切って雑音がやんだ場合，どれが真犯人かわからなくなります．．．

自宅の外にあるもの(隣家，各種施設など)は，基本的に対策をとれないと思ってください。
自宅の中でできる範囲で，対策をとるよう考えましょう。

人工的な雑音の発生ルートをごく単純化すると....

の要素が考えられます。

ＡＣコードを伝わってラジオに流れ込んでいる

電池で使う

パソコンショップなどで売られているフィルター入り電源タップ(１個2,000円前後～)

ノイズ対策用クランプコア(１個数百円～)

こんなフィルターを，
雑音を出している機械から出ているのＡＣ電源などの線
にはさむことで，雑音が減ることもあります。ただし，手軽にできる分，効果はほどほどでしょう。(^^;)

雑音を出す機械のＡＣコードから雑音が出ている場合，
ＡＣラインから，不要な電波が出ないようにするためのアマチュア無線用のフィルターが効果があることもあります。(ただし値段は数千円～)

この種の機器の入手先は，アマチュア無線機器専門のお店になります。
アマチュア無線の雑誌「CQ ham radio」(CQ出版発行，月刊)などに広告が出ています。

中部特機産業
http://www.chutoku.co.jp
で購入した
「ACライン用コモンノイズフィルターACC-30キット」
の内部

この手の問題にシビアなのは，ずっと微弱な電波を扱うアマチュア無線関係です。

日本アマチュア無線連盟(JARL)
～アマチュア局が原因ではない電波障害

一般に考えられる雑音の主な原因・対策が，わかりやすくまとまっています。