片手にラヂヲ♪ ホーム短波ラヂヲの世界へのお誘いアナログの逆襲!1 2

アナログ逆襲!2

特別講座・アナログラジオを使いこなす 2


まずは,近隣諸国の日本語放送を聞くことから始めましょう。

  • この種の放送は,比較的電波も強くキャッチしやすい
  • 日本語なので,放送局名の確認,内容の把握が容易
てなわけで,初めて海外放送に触れる方には,おすすめです。
→「こんなものが聞こえますぅ〜♪」参照


1.AMの海外放送を聞く

皆さんにも,少しはなじみのあるAM (MW/中波)で,
遠くの放送を聞くことから始めます。

韓国の「ラジオ韓国 (KBS)」日本語放送を
東京で夜9時に1170kHzで聴く


ケースを想定します。()

AM放送の場合,聞こえる放送の地域差が大きいです。
また,近くの周波数に強い地元の放送があると,聞きにくいこともあります。

仮に,お住まいの地域で,AMでラジオ韓国が聞こえなくてもご心配いりません。短波やインターネットの放送もありますので。

  • 近くの周波数に出ている,すぐにダイヤルを合わせられる局を探します。

これは地元の放送局がいいですね。
(地元の放送の周波数は,新聞のラジオ番組欄などで確かめられます。)

東京では1134kHzの文化放送

があります。これにまずダイヤルを合わせましょう。
これは聞こえましたか?(関東地方なら,まずだいじょうぶでしょうけど)

  • 次に,その1134kHzから1170kHzに向かってダイヤルを回します。

ダイヤルはゆっくりゆっくり回しましょう。

あわてると、目的の1170kHzはあっというまに通過してしまいます。
ゆっくりゆっくりダイヤルを回していくと

1152kHzの「NHK第2放送」
1161kHzの「NHK第1放送」


がまず聞こえてきます。
内容をよく聞けば,NHKということはわかると思います。

地域によってはこの辺りで韓国語の放送が聞こえることもあるかもしれませんが,夜9時から10時の1170kHzは「ラジオ韓国」とは言え日本語放送なので,違いますね。

  • ちょっと通り過ぎると
1179kHzの大阪「毎日放送(MBS)」

が聞こえてくるでしょう。
これも内容を聞くうちにわかります。
そうしたら,ほんのちょっとだけダイヤルを戻しましょう。
(こっちの方がおもろいやんか,という場合はそのままでもいいですけど....^^;)

  • で,日本語の放送が聞こえてきました。
    これが「ラジオ韓国」でしょうか?

これもよく聞いてみましょう。
また戻りすぎると先程のNHKが聞こえてきます。

聞こえにくいですか?そんなときは,

  • ラジオを窓の近くなど,電波を拾いやすそうなところに置く
  • ラジオの向きを変えてみる
  • ラジオを雑音を出す電気製品のそばから離す
など試してみてください。

また,遠くからの電波は強弱を繰り返しているので,
しばらく聞いていると電波が強くなってくることもあります。

で,聞こえてきた話題が韓国の話だったり,途中でアナウンスが

「こちらはラジオ韓国,KBSの国際放送です。」

というアナウンスが出れば間違いありません。

一度ダイヤルを合わせることができたら,その位置にシールなどで貼って目印をしておいてもいいと思います。


次は,短波の日本語放送にトライしましょう。



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