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以前,バラエティショップなどで売られている"激安短波ラジオ"の評価記事を出したところ,「オススメはしません」と言ってるにもかかわらず,好評だったりしました。(^^;) しかし,くどいようですが,何歩譲っても短波受信では最低限,ソニー ICF-SW11,パナソニック RF-B11程度のラジオは必須,と私(ごた)は考えています。 逆にマニアの皆さんはバカにしますが,これら有名メーカー製のローコストアナログラジオ,実はなかなかよくできたものだったりするのです。 そこで今回は,この種のラジオの隠れたパワーを証明するべく(^^;),どんな電波が拾えるか,チャレンジです。
[実験日時]2005年1月→冬季は全般的に,ちょっと短波の調子が出ない時期ではありますが,思い立ったら,でやってみましょ〜。A^^; [実験場所]東京都内 作者「ごた」邸 (木造モルタル造 2階 四畳半の部屋 ^^;)→比較的電波が通りやすい木造の建物の室内です。 [使用機材]
ソニー・ICF-SW10
電波は地元の放送局よりはるかに弱く,日本向け日本語放送よりも弱い電波を拾うことになるので,それなりに気をつけることもあります。
どこでなにが聞こえる?とりあえず,必要な道具はそろいました。で,何をどう聞くか,です。 ところで,「BCL」の世界でむやみにありがたがられたり,受信の難しさで鬱陶しがられたりする^^;「DX」(遠距離)局とは,どういうものを指しているのでしょう? ごく簡単にまとめると,
とりあえずここでは,遠くから飛んでくる,それでいて日本でも比較的キャッチしやすそうな電波を追うことにしましょう。 そんな醍醐味を感じられるのは,やはり中東,アフリカ,中南米ということになるでしょう。それぞれの地域1局ずつくらいは,クリアしたいところです。 実は,高価で使いこなしも難しそうな「飛び道具^^;」=通信機型受信機+巨大なアンテナを使わずとも,ポータブル型ラジオで受信できるこれらの地域の放送局は,あることはあるのです。(^^;) 情報源では,日本では何が聞こえるか?ですが,インターネット上の日本語の情報源として,こんなものがあります。
どういう放送がどう聞こえるのか,これらの記事でおよそのイメージがつかめます。 これらの情報から,おぼろげにわかることは,
短波の地図「周波数順リスト」ローコストアナログラジオの短所は,周波数表示がおおざっぱなために,5kHz間隔で電波がひしめいている短波では,目的の周波数に一発で正確に合わせるのが難しいことです。 そこでこの種のラジオでは,まず近くの周波数に出ている受信しやすい局を探して,その近くを探るテクニックがあります。
ただし,日本国内の中波放送のように,すぐわかる地元局が短波にはあるとは限りません。 インターネット上で公開されているデータ
書籍
これらのデータから,ある時間帯,周波数にどんな放送が出ているかがわかるので,受信周波数の推定がしやすくなります。(慣れてくると,ある時間帯,周波数の放送局の並び具合は,なんとなし覚えていたりもしますが。^^;) [おまけ]AZmap http://www.aa6z.com/
(フリーウェア,英語版,Windows対応) 丸い地球の遠くから,短波の電波がどう飛んでくるか,そんなイメージが思い描ける地図ソフトです。 このソフトでは,ある中心点からの方位と距離を正しく表現する,丸い形の"正距方位図法"の地図で,中心地点からの任意の地点の方角,距離などをグラフで示してくれます。 あせらず,ゆっくり A^^;ともあれ,これで必要なネタはそろいました。 ただし,ここでもう一言前置き。 短波放送は,ただでさえその日のコンディションに左右されがちで,まして遠くから来る弱い電波の放送になると,受信設備が整っていてもさっぱりの日もあります。(ワタシ自身,ネタ集め中に何度投げそうになったことか T_T) 短波の世界では,ある日はだめでも次の日はあっけなく聞こえたりする,お天道様の気まぐれもつきものです。そこをお含みおきのうえ,じっくり適当に取り組んでください。^^ゞ
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