片手にラヂヲ♪ホームひとりごとラジオといっしょの台湾の旅^^;2011秋飛行機でもラジオ!

作成日:2011/11/09
最終更新日:2012/09/21

飛行機でもラジオ!^^;

アンテナ飛行機でラジオ山のバス6時間

仕事に,遊びに,ずいぶんお世話になっている旅客機ですが,なんとその中でラジオが聞こえることに気がついてしまいました。
機内サービスではなく,本当に地上から出ているラジオの電波が拾えるんです。(^^;)

事の発端は,行きの機内で。

!ご注意!

旅客機内でのラジオの使用は,航空会社によって

  • 「ドア開放時・飛行中に使用できる」(離着陸時使用禁止)
  • 「ドア開放時のみ使用できる」(離着陸時も飛行中も使用禁止)
  • のいずれかの制限があります。
    お試しになる際は,くれぐれも事前にご確認ください。

    今回試したチャイナエアの場合,ラジオは「離着陸時(飛行高度1万フィート以下)」で使用禁止とされています。
    [参考] 中華航空公司「電子用品使用規定」(繁体字中国語)
    http://www.china-airlines.com/ch/check/check_notice.htm

    09:40(日本時間)成田発 桃園行き チャイナエア CI107


    10:50 紀伊半島上空

    今回,メモリプレーヤー付小型短波ラジオ,DEGEN DE1126を持って行き,機内でプレーヤーの音楽を聴いていました。

    ふとしたはずみで,不意にボタンに触れて,ラジオに切り替わってしまいます。聴こえてくるのは,ノイズばかり。
    しかしもしかして…と思い,窓側に座っていたので,窓のそばにラジオを置いてチューニングしてみたら…。

    チャイナエア機内で11810kHz KBS World Radio受信中

    なんと,あれこれ聞こえます。(^o^;)

    日本時間の11:00少し前,飛行機は,ちょうど紀伊半島にさしかかるところでした。
    名古屋のCBC(1053kHz)やNHK第1(729kHz),NHK第2(909kHz)などがとても良く聞こえています。

    さらに時間が経つと,入れ替わりに九州南部,大分,鹿児島などの放送局が聞こえ始めます。

    ロッドアンテナを伸ばしたら,短波まで聞こえます。日本時間午前に聞こえている11810kHzのKBS World Radioや,9595kHzのラジオNIKKEI,中国大陸の強力な局がいくつか聞こえています。

    リクツでは,高いところならFMも相当拾えるはずですが,こちらはなぜかだめ。
    高い周波数の電波は,機内に届くまでに減衰してしまうのでしょうか。


    チャイナエア機内で1089kHz復興廣播電台受信中

    11:40(台湾時間) 台湾北部海上

    台湾の放送局で,最初に聞こえ始めたのは,着陸30分前に聞こえ始めた,1089kHzの「復興廣播電台」(台北)。
    機外の風景は,まだ海ばかりですが。

    というわけで,帰りの飛行機の中でのひまつぶしも決定です。(^^;)
    最初から最後まで,聞こえる電波を追ってみようではありませんか。p(^^;)q


    14:40(台湾時間)桃園発 成田行き チャイナエア CI18


    台湾から帰国便内で1089kHz復興廣播電台受信中

    15:15(台湾時間,日本時間16:15) 台湾北部海上

    • 1089kHz 復興廣播電台(台北)
    • 1125kHz 正聲廣播電台(虎尾)?

    いよいよ帰国,帰りの便の席も,チェックインの際,しっかり窓際にしてもらいます。(^^;)

    離陸後約30分,機内で電子機器が使えるようになって,おもむろにラジオを取り出します。
    ラジオは窓際に置きますが,さすがに立てかけられるほどのスペースはありません。
    そこで,窓の日除けでラジオを押さえます。(^^;)

    まずは,台湾に向かっていたときに最初に聞こえてきた台湾の局,1089kHzの「復興廣播電台」から。
    この時間帯は,このほかに1125kHzの「正聲廣播電台」らしき局も聞こえました。
    台湾の放送に耳を傾け,名残を惜しみます。


    台湾から帰国便内で738kHz琉球放送受信中

    16:30(日本時間) 東シナ海海上

    • 738kHz 琉球放送(那覇)

    まもなく,台湾の局が聞こえなくなると,入れ替わりに沖縄の局が聞こえ始めます。

    聞こえ始めた那覇の琉球放送は,タイミングよく,沖縄民謡を聴かせる番組が楽しめました。


    九州南海上1107kHz南日本放送受信中

    17:00 九州南海上

    • 1197kHz RKK熊本放送(熊本)
    • 576kHz NHK第1(鹿児島)
    • 1107kHz MBC南日本放送(鹿児島)
    • 1098kHz OBS大分放送(大分)
    • 891kHz KBS第1放送(韓国・釜山)

    沖縄が聞こえなくなると入れ替わりに,九州南部の局が聞こえ始めます。
    これらの局は,四国の南海上にさしかかるところまで聞こえてました。

    それにしても,韓国・釜山のKBSが聞こえたのには,ちょっとびっくり。( ゜_゜;)


    四国南海上1269kHz四国放送受信中

    17:20 四国南海上

    • 828kHz NHK第2(大阪)
    • 1152kHz NHK第2(高知)
    • 1179kHz MBS毎日放送(大阪)
    • 1269kHz JRT四国放送(徳島)
    • 1386kHz NHK第2(不明/鹿児島か岡山)
    • 1008kHz ABC朝日放送(大阪)

    四国の南海上にさしかかったところです。
    近くの四国の局よりも,大阪あたりの放送の方が強いです。これは送信出力のおかげか。


    愛知南海上1422kHzRFラジオ日本受信中

    17:30 愛知南海上

    • 1422kHz RFラジオ日本(横浜)
    • 1134kHz 文化放送(東京)
    • 1242kHz ニッポン放送(東京)
    • 954kHz TBSラジオ(東京)
    • 1332kHz 東海放送(名古屋)

    飛行機は,紀伊半島を通り越して,名古屋の南をかすめていきます。

    まだ大阪の局も聞こえている中,名古屋の東海放送は当然としても,東京の各局が早くも聞こえ始めます。最初に聞こえてきたのは,意外にも1422kHzのRFラジオ日本。


    伊豆半島沖1566kHzHLAZ受信中

    17:50 伊豆半島沖

    • 1566kHz HLAZ FEBC(韓国・済州島)
    • 882kHz NHK第1(静岡)

    伊豆半島沖を通過,飛行機はいよいよ高度を下げ始めます。
    窓の外も,日が暮れて真っ暗です。

    そんな中,静岡の放送局は当然としても,1566kHz,韓国のHLAZが非常に強く聞こえています。これもちょっと意外。

    そんなわけで,飛行機はいよいよ着陸態勢に入ります。ここで,ラジオと一緒の空の旅も終わりです。(^^)


    [追記]

    私の実験では受信できなかったFM放送ですが,アンテナを窓に這わせれば聞こえるとの情報もいただきました。(上空では,約200km先のFM放送も聞こえたとのことです。)

    (2012/09/21 TNX Wakasaさん)

    (c) 2011-2012 gota

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