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災害時だからラヂヲ^^; [1/2]2011年3月11日の「東日本大震災」発生時,東京都内在住の筆者ごたさんは,同じく都内の仕事場にいました。 さらにその後は,4月まで首都圏で「計画停電」の実施です。 しかし,冷房などで電力需要の出てくる夏場は,いよいよ停電に見舞われるかもしれません。 なぜ災害時に「ラジオ」なのか他でもさんざん言われていることですが,災害時の通信手段としてなぜラジオが強いのか,こんな風にまとめられそうです。 ラジオさえあれば情報が得られるラジオなら,放送局が健在であれば,受信側は電池など僅かな電力さえあれば働きます。 小型軽量でどこでも使える大きさもほどほど,重さも軽く,常備するにも持ち出すにも手間がかかりません。 情報のきめ細かさ全国,広域向け前提で小回りの効かないテレビより,ラジオの情報は地元の被災者向けの安否情報,各種サービスの情報などがきめ細かく伝えられます。 「防災ラジオ」に求められるもの東日本大震災後,筆者の住む東京でも,ラジオ全般がかなり売れて品薄になっていました。 小型軽量避難で持ち出す状況も考えられるので,荷物にならない扱いやすい大きさ,重さであることが必要です。 消費電力が小さいラジオなら当然のことですが,ことに防災ラジオの場合は,ごくシンプルでより消費電力の小さい,いにしえのAM/FM2バンドの周波数アナログ表示のものがほとんどです。 AM/FM2バンド必須居場所によっては「入院してもラヂヲ」で解説したような,電波の入りにくい状況は考えられるかもしれません。鉄筋の建物の中では,案外FMの方がよく聞こえることがあることも,覚えていて損はないでしょう。 多様な電源乾電池,AC電源,内蔵充電池のほか,手回しモーターの充電器を持ったもの,さらに最近は太陽電池も備えたものも多いです。 多機能最近の防災ラジオは,ラジオのみならずライト(ランタンライトのほか,点滅機能など),大音量のアラーム,さらには内蔵の充電池から携帯電話へ充電する機能がついているものが多くあります。限られた荷物を持って避難しなければならない状況向きといえそうです。 愛しの「防災ラジオ」(^^)筆者所蔵のラジオの中から,非常時に使えそうなものをひっぱり出してみました。 DEGEN DE13
2010年に,eBayの香港の中華ラジオのお店,Anon co.さんで,本体US$19.99,送料は確かUS$10くらいで買ったもの。(ネット上の,日本国内の中華ラジオを扱うお店では,4,000円前後。) おまけかもと思っていた短波の感度も,案外良いので気に入っています。造りも中華ラジオとしては良い方です。 DEGEN DE16
2011年に,ebayの香港のお店,bigbargainonlineさんで,US$25,送料US$12の計US$37で購入。(日本のネットショップでは,5,000円前後。) 商品説明の写真などを見ると,大きそうに見えますが,意外と小さくて軽いです。(写真の筆者の手のひらと比べてください。) 防災ラジオとしては,電源,電灯,電源の外部出力など,ひと通りの機能があります。 背面に,太陽電池パネルと手回し発電用のクランクがあります。 肝心のラジオですが,中波,短波のほか,FMも日本のFM放送の周波数帯(76〜90MHz)もカバーしています。 それにしても,短波の感度がとても良いです。短波の周波数も,海外製品では6MHz台からというものが多い中で,本機は4MHzから受信でき,3.925MHz,3.945MHzの"ラジオ日経"も受信できます。 これまたよくできています。いざというとき,DE13とどっちを持っていくか,迷うところです。(^^;) ソニー ICF-B200
1997年発売のソニーの防災ラジオ。たぶん日本の一流メーカーとしては,初めて手回し発電の機能をつけたもので,発売後すぐ買った記憶があります。 ラジオや手回し発電以外の機能は「非常用ブザー」くらいで,多機能な現行機種のICF-B02からすると,ごくシンプルです。 しかし,行き届いた心遣いは,さすがソニーさんと思わせます。 「自家発電機能」は,ハンドルを1分間回して30分ラジオが鳴ります。ハンドルを回した時に,天面にランプが点灯します。使う側としては目安というか,手応えが感じられて良いです。 最近の中華ラジオなどに比べると,そのツクリの良さにもあらためて愛着を感じます。発電用のハンドルも堅牢,ツマミ類の動きも不安なところはありません。 |
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