片手にラヂヲ♪ホーム > ひとりごと > ネットで"BCL"?^^; |
こういうサイトをやっていて当然のことですが,ラジオが大好きです。(^^;) メインは短波ラジオで,海外の放送を聞くことを楽しみにしていますが,聞きたいときに受信できるものに限りがあり,またそれがその時の気分に合うかどうかもあります。 金に糸目をつけなければ,有料の有線放送や衛星放送を利用できますが,そこまでするほどのキアイはありません。(^^;) しかし,今は世界中に多数存在する「インターネットラジオ」があります。これを使わない手はありません。 ただ,これもたかがラジオを聞くのに,PCを立ち上げなければなりません。しかも,そのPCの音が良くないこと。 ただ,これはこれで筆者的にいくつかひっかかるところがありました。
要は,筆者の"ラジオ"のイメージに合わないものばかりだったのです。 が,探せばあるもので,安いうまい早い,ではないですが^^;,安くて,セッティングが簡単そうで,スピーカー付きですぐに音が出せそうなものが。
てなわけで,ぽちっとな,してしまいました。気になるお値段は,13,800円(税・送料込み)。 そんなわけで,インターネットラジオ受信機導入の感想を,意外とネット上にレビュー記事の少ない同機のレビューも兼ねて書き連ねることにします。 やって来ますた。 前面は,電源,選局,音量のボタンだけ。画面も,今や懐かしの小さな液晶で文字だけの表示。(^^;) 背面も,写真左からDCジャック,LAN端子,ステレオヘッドホン端子(ミニプラグ)だけです。USB端子がないということは,PC接続不可を意味していますが。(^^;) 筆者好みのシンプルさですが,それにしてもとっぱらったこと。(^^;) 付属品にリモコンがあります。 ラジオサーバー・VJ-10を,リモコンなしの悲しさを味わいつつ愛用しているせいか,妙にうれしいです。(^^;) 取扱説明書は英語ですが,A4の紙2枚の日本語解説もあります。 英語の取説は"Intelligent Micro Electron"(守富谷科技)という台湾の会社の"MR-713"という機種のものです。(主な仕様はこちらのPDF参照) セッティングは,ACアダプタとLANを接続,電源を入れるだけの簡単さ。 サーバー(この機種ではReciva Internet Radio)に接続している旨表示が出て,数秒で操作可能になります。 表示はすべて英語です。 選局方法は3種類,"Location"(国・地域),"Genre"(ジャンル),"Search"(文字検索)からリストを選びます。 内容は,音楽がたっぷり聞けそうなところが短波放送との一番の違いでしょうか。 短波放送でおなじみの局もけっこうあり,ストリーミングで日本語放送が聴ける局,番組をそのまま流すだけでなく,ネット用のチャンネルまで用意している局もあります。
もちろん,短波ラジオで聞くのはムリなんてところもたくさん楽しめます。(^^;) 「国・地域」リストは,アルファベット順。 ABC順に出てくるリストのトップは,"Afghanistan"です。 あるのか,ネットラジオ,と思って選択すると,なんと9局(.comサーバーだとは思いますが…)^^;。 短波では聞けないあちこちの国・地域の局を聞くと,流れている音楽が現地語のポップスにしろ,米英のポップスにしろ,思いのほか私たちが普段聞いているものとそう違わないのに気づきます。 "Japan"は111ほど出てきます。ただ,主要AM局の番組のオンデマンドや,コミュニティFMばかりです。 それでわかりました。日本でネットラジオが今ひとつ盛り上がらないのは,権利処理の問題で音楽が流しにくかったり,主要な放送局の同時放送がほとんどないのが一因でしょう。
ところで,K-POPを聴きたいと思って"Korea"を探したら,なななんと,ありません。(*o*;) "Republic of Ko"って…,そうです,見出しは"Republic of Korea"だったのでした。_(_ _;)_ 一方,大国アメリカともなると,その数6,534。 そこで「文字検索」を使います。
ただ,この検索結果のリストから一度何か選局すると,元のリストに戻れずまた打ち込み直しに…。(T T) そりゃあんまり…というわけで,そこをカバーするシクミがちゃんとあります。 本機の[settings]メニューの中の<register>にあるレジストキーを使って,reciva.comでアカウントを取得すると,"My Stations"という,ブラウザ上でユーザー個別のお気に入り局登録の機能が使えるようになります。 すると,本機の[My Stuff]メニューから,ブラウザで編集したお気に入り局を選局できるようになります。めでたしめでたし。(^^) それにしても,当然のことながら,音はPCから出すよりはるかに良いです。 ビットレートは,20〜320kbpsまで様々ですが,音の粗さでイヤになるところはそうありません。 「アラーム」機能でラジオを鳴らせるので,タイマーのあるレコーダーと合わせれば,留守録もできそうです。 使っていて,難点も感じました。 一番の問題は,局数が膨大で,逆に聞けるものがイメージできないことです。ことに,音楽は雑食の筆者の場合は深刻です。(^^;) ラジオ単体で,局の情報が得にくいのも課題です。 ポータルになるサーバーの存在が前提で,前述のようにリストの善し悪しが選局を左右するのも問題かもしれません。 それにしても,海外の「ラジオ」が聞けると言いながら,短波ラジオとは全くイメージが違います。 24時間好きなときに好きなものを聞けるインターネットでは,対象がタコツボ化して,飽きっぽくもなるのでは,と言うのは杞憂でしょうか。 楽しいことは楽しいんですが,まだ短波放送ほどには身体になじんでいないというのが,導入まもなくの感想です。やっばり古いニンゲンなんでしょうか,私って。^^;A そういえば,ジャンル別の"'80s"で選んだ局を聞いていたら,80年代にサイパンから日本向けに短波でポップスをガンガン流していた"KYOI"を,ふと思い出していました。(^^;) (2010/03/07 一部改訂:03/08 04/04)
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