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光州韓国南西部の光州は「五大都市」の一つだけあって,放送局も多くあります。 KBS光州放送総局
市の北西,光州市庁の南隣,「518記念公園」の西隣にあります。 歴史的には,1942年「社団法人朝鮮放送協会光州放送局(JBHK)」として開局,現在の局舎は1998年に起工されたものです。 コールサインはHLKHの他に,1980年の「言論統廃合」で民放のVOC全日放送を統合したため,HLAAのコールサインの局があります。 CBS光州基督教放送
KBS前の通りを南に2kmほどまっすぐ行った所にあります。 CBS本部が1959年に開局後,1961年に光州も開局しています。 MBC光州文化放送
地下鉄「トルコゲ」駅の近くにあります。 1961年のMBCの発足後の1964年にラジオ放送を始めたところから歴史が始まっています。 現在に至る歴史中には,1980年5月の「光州事件」で,デモ隊に放火され焼失したという一コマもあります。(当時は,現在とは違う場所にあったようです。[参考:光州MBC旧跡(史跡7号)]) KBC光州放送
旧光州道庁の西側,中央路沿いにある,主に光州をサービスエリアにしている民放。 PBC光州平和放送
韓国各地にあるキリスト教系放送「平和放送」(PBC)です。光州局の開局は1996年。 光州のメインストリート,錦南路の旧道庁と地下鉄錦南路4街駅の中間の「光州カトリックセンター」内です。 WBS光州圓音放送
518記念公園の東側にありました。 韓国各地にある仏教系放送で,光州での開局は2008年とかなり最近です。 BBS光州仏教放送
鐘の音の時報がなんとも印象的な,韓国各地にある仏教系放送。 光州駅から南西に延びたテボン路と,市のメインストリートの一つ錦南路との交差点付近にあります。 |
群山韓国の中西部の人口約27万人の港湾都市で,日本統治時代は日本人が多く,当時の遺構,家屋なども残っています。 群山は,全州の放送局のサービスエリアで,基本的に放送局はありませんが,かつてはKBS群山放送局もありました。 旧・KBS群山放送局 (現・群山文化院)群山の市街地の南西にあります。 1980年の「言論統廃合」で,群山の民放・SBC西海放送を廃局し,KBSに統合して発足した放送局でした。 その後2004年に廃止が決まり,大型マーケットを入れる計画など紆余曲折あったようですが,現在は「群山文化院」という文化施設になっています。 大きな鉄塔が,かつての放送局の面影を残しています。 MBC全州文化放送群山本部市の南東部,群山市庁の近くにあります。 |
金堤金堤は,ソウルから南に高速バスで約3時間,全羅北道中部の米どころの湖南平野にある,人口8万ちょっとのこじんまりした街です。 短波のリスナーには,KBSの短波送信所がある場所として知られていたりします。 KBS金堤送信所東京でも夜よく聞こえている,中波1170kHz(韓民族放送・KBSワールドラジオ/500kW)のほか,250kW,100kWの短波送信機,KBS全州放送局第1ラジオ(HLKF/567kHz/100kW)もここから出ています。 場所は,金堤市内から意外と近く,市の中心部から約5km北西の「新谷洞(しんごくどん)」の一帯です。 KBSの局舎に近寄りながら写真を撮っていたら,局舎から警備員さんが出てきて声をかけられました。 幸い,警備員さんには穏やかに対応していただき,その場で撮った写真のチェックだけでカンベンしてもらえました。 もっとも「準戦時下」の韓国では,公式には撮影禁止になっている場所がけっこうあるので,こうした通信施設なぞ最たるものなのでしょう。 もっとも,ネット上にはこの送信所の写真(こことかこことか),それどころか「NAVERストリートビュー」でばっちり出ていたりはします。(^^;) ただ今回,私は直接注意を受けましたので,写真は行った証拠程度の写真1枚だけにします。事情ご理解ください。<(_ _)> |
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