片手にラヂヲ♪ホームひとりごと「癒し」をCDに求めて癒しの王者「鳥」

作成日:2007/10/25
最終更新日:2021/10/16

「癒し」をCDに求めて〜癒しCD・風景音CDレビュー〜

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癒しの王者「鳥」

<参考>鳥の声については「秘境系」もご参照ください。


「1/fゆらぎ・α波の世界 木漏れ日の中で……さえずり」
「自然へのご招待 高原へのお誘い〜野鳥シリーズ〜」
「ナチュラル・サウンド・シリーズ4 鳥 日本の鳥たち」
「ナチュラル・サウンド・シリーズ5 鳥 世界の鳥たち」
「日本の野鳥 150種シリーズ」
日本の風物詩(自然の音シリーズ)「うぐいすのしのび鳴き」
「α波1/fのゆらぎ 小鳥のハーモニー The Voice of Nature - Birds」
「α波1/fのゆらぎ 小鳥のファンタジー<高原の鳥>」「鳥たちのシンフォニー<北と南の鳥>」「小鳥たちのコンチェルト<山の小鳥>」
「Birdland 小鳥のさえずり」
「Song of Birds 水辺と孤島の鳥」「山と渓谷の鳥」「高原の鳥」
「バード・リスニング 野鳥のいる部屋 〜春から夏へ〜」
「効果音大全集(5) 鳥/熱帯地方の鳥/怪鳥」
「鳥の詩」
「α波1/fのゆらぎ Natural Landscape 小鳥たちのさえずり 木立の中で/清里高原」
「Song Bird 〜Iwaki-san〜 鳥たちの歌声−早朝の"岩木山"中腹にて」
「自然と野鳥」
「日本の野鳥大全集 Wild Birds, living in Japan」
「ネイチャー・コンサート・シリーズ 世界の野鳥たち アルプスの鳥たちの目覚め」
「ネイチャー・コンサート・シリーズ 世界の野鳥たち アフリカの森林と草原」
「ネイチャー・コンサート・シリーズ 世界の野鳥たち アマゾンの森林」
「Great Master 13 愛と心のポピュラー名曲集 The Natural Sound 野鳥の歌」
「日本野鳥大鑑 3 鳴き声333」 NEW!
「エコロジー・ナチュラルサウンド・シリーズ Vol.1 小鳥のシンフォニー」
「セイシェル〜鳥の歌」
「やすらぎシリーズ-6 世界の鳥たちの音楽会」
「やすらぎシリーズ-7 日本の鳥たちの音楽会」
「やすらぎのネイチャーサウンド-8 高原〜避暑地のそよ風」
「Symphony of The Birds 小鳥のさえずり ネイチャー・サウンド・ギャラリー」
「α波1/fマインド・コントロール 小鳥のハーモニー」
「CD 声でわかる山野の鳥」
「Natural Landscape 小鳥たちのささやき 〜軽井沢にて〜」
「鳥たちのシンフォニー 森の中で」
「大自然との出逢い(自然の音シリーズ) 小鳥のハーモニー」
「NHK CD-G 日本の野鳥 -第1巻- 森の野鳥編1」
「医師推奨 フクロウの子守歌CD」
"Echoes of Nature - Morning Songbirds"
"A Morning in the Australian Bush"
"Environmental Sounds - Morning Songbirds"
"Relax With… - Tropical Rainforest"
"Solitudes - volume twelve : Listen To The Loons"
「自然鳥語」
「鳥 Songbirds」
「鳥2 - 天籟所在的地方」

「1/fゆらぎ・α波の世界 木漏れ日の中で……さえずり」

  • 日本盤 CTA CTD-03 (制作年不明)
  • TT:60'13"
  • 1.風と野鳥とせせらぎ(富士山麓)(20'14") / 2.野鳥とせせらぎ(八ヶ岳山麓)(20'03") / 3.風と野鳥(朝霧高原)(20'04")

駅のワゴンで千円で売られていたと思しきCD。

ジャケやCDの盤面に,この種の自然音録音で名前をよく見かけるダミーヘッドマイク「アーヘナ・コプス」(Aachener Kopf)の表示があります。

1.は,手前の川のせせらぎの音とともに,鳥の声はやや少なく,遠目に聞こえています。冒頭の鳥の声のまばらさからすると,夜明けあたりの音かも。
2.も同様に川のせせらぎに鳥の声ですが,昼間らしく鳥の声は1.よりいくぶん賑やかで,川の流れの音も少し急な感じもします。
3.もまたシチュエーションが変わって,川の音は聴こえず(バックのノイズの中にそれらしき音が埋もれかかっている感じもしますが),もう少し手前で鳥の声が聞こえる音。虫の声も少し聞こえます。

(2011/08/01,2012/05/05 一部改訂) △上に戻る

「自然へのご招待 高原へのお誘い〜野鳥シリーズ〜」

  • 日本盤 F.I.C EX-1014 (制作年不明)
  • TT:37'02"(モノラル)
  • 01.カッコウ(1'04") / 02.ヒバリ(1'02") / 03.シジュウカラ(1'15") / 04.ウグイス(1'") / 05.ホトトギス(1'25") / 06.キジ(1'02") / 07.コマドリ(0'57") / 08.ホオジロ(1'13") / 09.オオルリ(1'19") / 10.コムクドリ(1'31") / 11.メジロ(0'54") / 12.アカゲラ(1'33") / 13.ノジコ(1'10") / 14.ヒガラ(1'24") / 15.ホオアカ(1'08") / 16.オオヨシキリ(0'58") / 17.キビタキ(1'19") / 18.オオヨシキリ(1'20") / 19.コヨシキリ(1'19") / 20.ミソサザイ(1'23") / 21.クロツグミ(1'29") / 22.アオジ(0'55") / 23.ジュウイチ(1'13") / 24.サンコウチョウ(1'28") / 25.キジバト(0'48") / 26.ノビタキ(1'31") / 27.アカハラ(1'19") / 28.ツツドリ(1'02") / 29.マミジロ(1'00") / 30.フクロウ(1'26")

インレイカードには「気分転換・アルファ波サウンド集」とあります。
発売会社名からして,駅のワゴンで千円で売られていたと思しきCD。

カッコウ,ヒバリ,シジュウカラ,ウグイスなど,典型的な高原の野鳥の声を種ごとに,1トラック1分ほど収録されています。
悪くはありませんが,1種1分ではせわしなく,能書き通りにはいかないかなと。(^^;)

モノラルで,ラジオのように中域に偏った音質から,音源の古さを窺わせます。
この手のものにありがちな,大手レコード会社から借りてきた音源と思われます。

(2011/03/28,2012/05/06 一部改訂) △上に戻る

「ナチュラル・サウンド・シリーズ4 鳥 日本の鳥たち」

  • 日本盤 Joy Sound KC-004 (制作年不明)
  • TT:44'12"
  • 1.(22'14") / 2.(21'56")

発売元は,駅のワゴンではおなじみのところ。
インレイカードには「北海道から小笠原諸島まで全国縦断各地ロケーション」(ママ)とあります。
ディスク本体には,カラーで鳥の写真がプリントされているのは,下記「5」同様。

聞こえてくる鳥の声は,何か1種類がメインで聞こえていて,それが1分〜1分半くらいで入れ替わります。本来トラックが区切られていた音源を,つなぎあわせている感じです。
よって,背景音なども変わってきますが,だいたい川の流れの音が聞こえています。

つながった音のレベルは合っているので,何か既発の音源から借りたものには違いないと思います。
2つのトラックの切り方も,この発売元の音源ではよく見られる,単に半分に切っただけのもの。

収録順は,必ずしも北から南というわけではなさそうで,トラック2.の最初あたりで寒そうに吹き荒ぶ風を背景に,ツルかタンチョウらしい声が聞こえていたりします。
聴いていて,次にどんな鳥の声が出てくるか楽しみにはなりますが,解説もなく,聴かせる工夫はもうちょっとほしいかなと。(^^;)

(2012/02/18) △上に戻る

「ナチュラル・サウンド・シリーズ5 鳥 世界の鳥たち」

  • 日本盤 Joy Sound KC-005 (制作年不明)
  • TT:44'33"
  • 1.(22'22") / 2.(22'08")

インレイカードには「「鳥の楽園」セイシェルをメインでのロケーション」とあります。
ディスク本体にも,カラーでなぜかハチドリの写真がプリントされています^^;。

1.は,まず森林の音のようで,日本の高原の鳥ではない鳴き声が聞こえます。
音はクリアですが,生で録ったそのままという感じで,鳥の声の多くは遠目,ややまばらに聞こえています。
常に手前で「りーーー」という虫の鳴き声が聞こえているのも特徴。
10分目からは,波の音と海鳥らしき声を含む音と入れ替わります。こちらの鳥の声は,手前で聞こえているものもあり,ずっと賑やかです。

トラック2.には,前の音から切れ目なく,そのままつながっています。トラックの切り分けは,単純にトータルタイムを2分しているだけのようです。
6分目くらいから,また森林の音に戻ります。ここでも「ききっ,ききっ」という虫の声がしています。
12分目には,種類はわかりませんが「けけけっ」と短く鳴く鳥の大群らしき音になります。そして16分目には森林の音,18分目には川のせせらぎの音もして,いろいろな鳥の声が入れ替わり聞こえます。

(2009/02/15) △上に戻る

「日本の野鳥 150種シリーズ」

  • 日本盤 NHKCD (1986)
  • 監修:NHK / 企画・制作:NHKサービスセンター

「日本の野鳥 150種シリーズ 1」

  • H30N23016
  • TT:47'28" (MONO)
  • 1.山荘の朝の鳥たち(1)[アカハラ/マミジロ/コルリ](3'25") / 2.山荘の朝の鳥たち(2)[/センダイムシクイ/エゾムシクイ/コサメビタキ](2'34") / 3.山荘の朝の鳥たち(3)[サンショウクイ/ビンズイ](2'29") / 4.日本代表の歌い手たち(1)[ウグイス/オオルリ/コマドリ](3'40") / 5.日本代表の歌い手たち(2)[クロツグミ/キビタキ/サンコウチョウ](3'32") / 6.仲よしの鳥たち(1)[シジュウカラ/ヤマガラ/ヒガラ](3'53") / 7.仲よしの鳥たち(2)[コガラ/エナガ](2'09") / 8.仲よしの鳥たち(3)[コゲラ/ゴジョウカラ](1'58") / 9.遠くの鳥たち(1)[ホトトギス/カッコウ/ツツドリ](3'16") / 10.遠くの鳥たち(2)[ジュウイチ/ブッボウソウ/ヤイロチョウ](3'12") / 11.森のわき役たち(1)[アオジ/ノジユ/クロジ](3'19") / 12.森のわき役たち(2)[イカル/ウソ](2'16") / 13.森のわき役たち(3)[カケス/キジバト/アオバト](3'26") / 14.高い山の鳥たち(1)[メボソムシクイ/キクイタダキ/ルリビタキ](3'07") / 15.高い山の鳥たち(2)[ミソサザイ/ホシガラス](2'24") / 16.高い山の鳥たち(3)[カヤクグリ/イワヒバリ/ライチョウ](2'46")

「日本の野鳥 150種シリーズ 2」

  • H30N23017
  • TT:46'32" (MONO)
  • 1.草原の鳥たち(1)[オオヨシキリ/コヨシキリ/ノビタキ](3'04") / 2.草原の鳥たち(2)[ホオアカ/コジュリン/オオジシギ](2'53") / 3.草原の鳥たち(3)[/ウズラ/アカモズ/コムクドリ](3'26") / 4.夜の鳥たち(1)[ヨタカ/トラツグミ/コノハズク](3'03") / 5.夜の鳥たち(2)[フクロウ/アオバズク](2'11") / 6.夜の鳥たち(3)[ヒクイナ/タマシギ/ゴイサギ](2'38") / 7.田園から山奥へ(1)[ヒバリ/ケリ/トビ/オオタカ(3'39") / 8.田園から山奥へ(2)[カササギ/コウノトリ/トキ](2'52") / 9.川沿いの鳥たち(1)[カワガラス/アカショウビン/ヤマセミ](2'52") / 10.川沿いの鳥たち(2)[イカルチドリ/コチドリ](2'05") / 11.川沿いの鳥たち(3)[キセキレイ/セグロセキレイ/ハクセキレイ](3'02") / 12.水辺の鳥たち(1)[コサギ/アオサギ/カイツブリ/カルガモ](3'49") / 13.水辺の鳥たち(2)[オシドリ/バン/オオバン/セッカ](3'34") / 14.浜辺の鳥たち(1)[キアシシギ/キョウジョシギ/イソシギ](2'32") / 15.浜辺の鳥たち(2)[シロチドリ/コアジサシ](1'54") / 16.浜辺の鳥たち(3)[ウミネコ/オオセグロカモメ/ユリカモメ](2'56")

「NHK放送音源」による鳥の声のCDシリーズ。CD初期の盤ですが,全3枚中,2枚が入手できています。
鳥の声を「1」は48種,「2」は43種をそれぞれ16トラックに収めています。
音はモノラルですが,音はごくクリアです。
むしろ,周囲の環境音が極力抑えられていて,メインの鳥の声がくっきり聞こえるのが特徴。他の環境音もリアルに入れる傾向がある,蒲谷鶴彦氏の録音とは違ったポリシーも感じます。
ジャケには,折りたたみの解説書があって,表にカラーで鳥の姿のイラスト,裏に小さめの文字で解説がびっしりあります。

CDが普及し始めた頃のもので,帯には「どの鳥の鳴き声も,トラック・インデックス操作一発で,頭出しO・K!!」とあります。当時,確かに私もCDの威力をそういうところで衝撃的に感じたものでした。(^^;)

(2008/01/26,2012/05/06 「1」追加) △上に戻る

日本の風物詩(自然の音シリーズ)「うぐいすのしのび鳴き」

「うぐいすのしのび鳴き」
  • 日本盤 Planning Products (製造:アポロン) SE-019 (1992)
  • TT:40'15" (1トラック)

例によって,駅のワゴンで1000円で売られていたであろうCD。
それにしても,鳥の声のCDはたくさん出ている中,日本で"鳥類総選挙"でも実施しようものなら,上位ランクイン間違いなさそうなうぐいすですが,うぐいすのソロアルバムがあったとは。(^^;)

CDをかけると,まさに聞こえてくるのはうぐいすの声ばかり。
サポートの川のせせらぎと,カエルさんの声も聞こえます。

気持ちよく聞き通せるのですが,よく考えてみたら,うぐいすの声ばかり聞こえる生態系なぞはありえないわけです。
でも,これこそが本盤の魅力でもあります。(^^;)
自分の推しメンのソロアルバムを待っている人は,筆者だけではないのではないかもと。(^^;)

(2019/05/16) △上に戻る

「α波1/fのゆらぎ 小鳥のハーモニー The Voice of Nature - Birds」

  • 日本盤 アポロン APCS-5010 (1990)
  • TT:60'03"(1トラック)

全く可も不可もない鳥の声のCD。(^^;)

さして賑やかでもない,日本の森林の鳥の声のイメージどおりの音ではあります。
音の構成も最初から最後まで変化していません。
強いて特徴を挙げるなら,ありがちなカッコウの声がときどき遠くで聞こえている程度ということでしょうか。

(2008/06/29) △上に戻る

「α波1/fのゆらぎ 小鳥のファンタジー<高原の鳥>」

α波1/fのゆらぎ 小鳥のファンタジー<高原の鳥>
  • 日本盤 アポロン APCS-5021 (1992)
  • TT:53'26"
  • 1.クロツグミ(4'49") / 2.ウグイス(5'16") / 3.カッコウ(5'53") / 4.ツツドリ(4'29") / 5.アカハラ(6'30") / 6.ビンズイ(4'53") / 7.ホトトギス(5'51") / 8.アオジ(4'52") / 9.ノビタキ(5'54") / 10.コヨシキリ(4'57")
  • 録音・構成・解説:蒲谷鶴彦

「α波1/fのゆらぎ 鳥たちのシンフォニー<北と南の鳥>」

  • 日本盤 アポロン APCS-5022 (1993)
  • TT:53'59"
  • [北の鳥] 1.ノゴマ(7'18") / 2.シマアオジ(4'52") / 3.タンチョウ(4'37") / 4.エゾセンニュウ(4'48") [南の鳥] 5.コシジロウミツバメ(5'38") / 6.アカヒゲ(5'29") / 7.ズアカアオバト(6'09") / 8.シロガシラ(5'21") / 9.オオクイナ(4'34") / 10.リュウキュウコノハズク(5'11")
  • 録音・構成・解説:蒲谷鶴彦

「α波1/fのゆらぎ 小鳥たちのコンチェルト<山の小鳥>」

  • 日本盤 アポロン APCS-5030 (1993)
  • TT:54'32"
  • 1.アカショウビン(5'42") / 2.オオルリ(5'38") / 3.コルリ(5'46") / 4.コマドリ(5'40") / 5.ミソサザイ(5'51") / 6.ルリビタキ(5'43") / 7.メボソムシクイ(4'44") / 8.ウソ(3'33") / 9.ジュウイチ(6'09") / 10.コノハズク(5'44")
  • 録音・構成・解説:蒲谷鶴彦

「α波1/fのゆらぎ」と冠した"癒しCD"ながら,それぞれの環境で聞ける主な鳥の解説にもなっているという,まさに一石二鳥(鳥に石を投げてはいけませんが^^;)のCD。

各トラック5分前後とたっぷり時間もとってあり,各トラックとも自然に音がつなげられていて,自然音のBGMとして聞き流せるようにも構成されています。
メインの鳥の声が大きめに入っていますが,背景に他の鳥の声や環境音も聞こえています。
ブックレットに,それぞれの鳥の簡単な解説もあります。
自然界の名歌手のベスト盤でもあり,組曲でもありと言える内容です。

「小鳥のファンタジー」は,解説に「初夏の高原」と収録時期・場所が記されています。
鳥の声の「癒しCD」をさんざん聴いていて,覚えのある声ばかりです。
筆者の知識では,声と鳥の名前は一致していなかったので,このCDはありがたいです。「鳴かぬなら」で有名な7.ホトトギスでさえ,どんな声で鳴くのか知らなかったわけで。(^^;)
このCDを聴いてから他の「癒しCD」を聴くと,楽しみが増すはずです。

「鳥たちのシンフォニー」は,前半,北海道編の1.は,まず波の音とアイヌの民族楽器"ムックリ"(口琴)の音,後半の沖縄編の6.も,民族楽器の三線の音で始まり,10.のラストを再び三線の音でシメます。以後も,トラック間を自然音で繋げる演出もあります。
筆者的には,力なく吹く笛のような悲哀のある声色^^;の7.がツボ。

「小鳥たちのコンチェルト」は,一度聴くと忘れがたい,ビブラートをかけつつ音程が落ちていく"アカショウビン"の声で始まります。
4.のコマドリも"こまどり姉妹"は知ってても,本家の鳥の方は知りませんでした。(^^;)

(2008/01/26 改訂 03/01 2011/08/15「鳥たちのシンフォニー」追加) △上に戻る

「Birdland 小鳥のさえずり」

  • 日本盤 アポロン BY12-5011 (1988) 8cmCD
  • 1.小鳥のさえずり(20'06")

アポロンの8cmCD「20 minutes Randez-Vouz Series」の1枚。

まず,鳥の声と「ちょろちょろちょろ」という川のせせらぎの音がいっしょに聞こえてきます。7分目くらいで,川の音が「さーっ」という感じのものに変わり,13分目頃には川の音が消えて,鳥の声だけになります。この最後のパートでは,最初は背景で小さく聞こえていたカッコウの声が幾分クローズアップされています。


「Song of Birds」

  • 日本盤 アポロン (1985)
  • 録音・構成:蒲谷鶴彦

いずれも1985年,CD初期に出たもので,同じアポロン盤でも後に出たものとは構成が違い,収録時間も平均40分前後となっています。
構成からして,アナログLPでも出ていたものと推測されます。

「癒しCD」とは違い,タイトルになっている鳥をメインに他の環境音も入っている,鳥の声のドキュメントの趣です。
ただし,1トラック3〜4分と長目に収録されていて,観賞用としても楽しめます。

この種の鳥の声のCDを漁っていると,蒲谷鶴彦氏の名前はよく見かけます。
蒲谷鶴彦氏は1926年,東京・新宿生まれ。1951年から野鳥の声の録音を始め,1955年の日本で初めての鳥のレコードや,1953年5月から現在まで続く文化放送の長寿番組「朝の小鳥」の制作に携わっていたという偉人と言える人物です。
惜しくも2007年1月15日,80歳で亡くなられています。
この方なしには,筆者がレコードで鳥の声に癒されることもなかったのかもしれません。

「水辺と孤島の鳥」

  • BY30-5080
  • TT:40'33"
  • 1.オオヨシキリ(4'04") / 2.キアシシギ(3'24") / 3.ダイゼン(3'04") / 4.アオアシシギ(3'22") / 5.タマシギ(2'57") / 6.ヒクイナ(4'02") / 7.ウミネコ(2'55") / 8.ハクセキレイ(4'06") / 9.ノゴマ(4'17") / 10.シマアオジ(2'38") / 11.オオセグロカモメ(2'33") / 12.コシジロウミツバメ(3'09")

1〜6.は葦原や沼地,7〜12.は「最果ての北の海辺」や「無人島」での鳥の声。
1〜3.には,船のエンジン音らしき音,4〜6.にはカエルの声,7〜12.には波の音がいっしょに入っています。4〜6.は,ケロマニアの筆者にはたまらないコラボレーションです。(^^;)

「山と渓谷の鳥」

  • BY30-5081
  • TT:40'04"
  • 1.アカハラ(4'12) / 2.コルリ(3'35") / 3.イカル(4'02") / 4.コガラ(2'19") / 5.キビタキ(3'00") / 6.クロツグミ(3'16") / 7.ゴジュウカラ(3'22") / 8.オオルリ(3'59") / 9.コマドリ(2'45") / 10.ルリビタキ(3'33") / 11.マミジロ(2'28") / 12.コノハズク(3'31")

明け方から夜まで,1〜6.は山の林の中,7〜12.が渓谷での鳥の声。
1〜2.,7〜12.には渓流の音,5〜6.にはセミの声,7.ではカエルの声も聞こえます。

「高原の鳥」

  • BY30-5082
  • TT:40'04"
  • 1.ウグイス(5'36") / 2.カッコウ(9'10") / 3.ホトトギス(7'19") / 4.アオジ(7'40") / 5.ホウアカ(6'08") / 6.コヨシギリ(4'09")

この種のCDに収録されているのは,「癒しCD」ではおなじみの鳥の声。
同じアポロンの「高原の鳥」でも,後に出た「小鳥のファンタジー」とは構成が違います。
各トラックとも収録時間は長目,トラックは全てつながりそれぞれの声は混在して聞こえていて,後の「癒しCD」に近い構成と言えます。

(2008/03/01) △上に戻る

「バード・リスニング 野鳥のいる部屋 〜春から夏へ〜」

「バード・リスニング 野鳥のいる部屋 〜春から夏へ〜」
  • 日本盤 キングレコード K30Y 3009 (1986)
  • TT:44'56"
  • 1.〈春〉サンコウチョウ,イカル,コガラ,ウグイス,ヒバリ,コルリ,クロツグミ,ジュウイチ,ホトトギス,カッコウ(21'52") / 2.〈夏〉センダイムシクイ,コヨシキリ,メジロ,アオジ,エゾセンニュウ,アカショウビン,ホオアカ(23'02")
  • 制作協力:文化放送 / 制作:JCM / 解説:玉井和雄

文化放送傘下のJCMが制作,音響効果の世界では"達人"とされる,同放送出身の玉井和雄氏が制作スタッフとして名を連ねている1枚。
しかし,この盤のユニークさは「野鳥たちの習性とか,生態上,時期上からあり得ない"音"の世界を,ここでは作り出しています」(解説書p.3)とネタばらしをしているところ。
そもそも「野鳥のいる部屋」というタイトル,確信犯です。(^^;)

しかも,解説書には聞こえている鳥の情報のみならず,それぞれのトラックについて,縦に時間軸,横に左右,センターチャンネルのグラフで聞こえている鳥をわかりやすく示してくれています。まるで,現代音楽の譜面です。(^^;)

音は,左右センターにそれぞれほぼ1種類,背景に小さめの音で1,2種類で,数分で入れ替わっていきます。
例えば,1.の最初の5分間は,まずセンターにイカル,その背景にカッコウ(川のせせらぎの音も),続いて左からコガラ,さらに右からサンコウチョウ,背景にホトトギス,カッコウと示されています。
2.では,後半,右にいたカッコウがセンター寄りに来たり,左寄りにいたメジロかがセンターに寄ってくる演出もあります。最後には,ヒグラシの声がセンターから聞こえてきます。

左右チャンネルの音もわかりやすく切り分けられ,周囲の環境音も極力抑えられているからか,全体的に音はすっきり聞こえます。
遠くで響いている音には,それらしくリヴァーブがかかっていたり,芸が細かいです。
不自然といえば不自然なサウンドですが,はっきり聞き分けられるので,なかなかおもしろいです。

まるでスタジオで鳥が合奏しているような響きさえあり,音楽一歩手前の域に達しています^^;。
言うなれば鳥の声リミックスですが,他の盤では黙ってやるところ^^;,確信犯的にツクリモノに徹したことで,音楽的に聴く楽しみも増している好盤。

(2011/12/04 2012/06/01 一部改訂) △上に戻る

「効果音大全集(5) 鳥/熱帯地方の鳥/怪鳥」

  • 日本盤 キングレコード KICG 1505 (1999)
  • TT:54'12"
  • 〈鳥〉1.ウグイス(2'44") / 2.カラス1(2'10") / 3.カラス2(2'03") / 4.タンチョウ(丹頂鶴)(1'04") / 5.ウミネコ(3'16") / 6.崖上のオオセグロカモメ(3'08") / 7.オオハクチョウ(2'06") / 8.ガチョウ(2'15") / 9.カモの群れ(1'56") / 10.カッコウ(1'27") / 11.クジャク(1'46") / 12.モズ(5'36") / 13.コジュケイ(1'58") / 14.ヒヨドリ(1'05") / 15.スズメ(3'06") / 16.数万羽のカラス(1'39") / 17.ジュウシマツ(2'45") / 18.ニワトリ(1'31") / 19.ヒヨコ(2'06") / 20.養鶏場(2'01") / 21.鳩舎の鳩(2'06") / 22.巣の中のツバメの雛(0'21") / 23.熱帯地方の鳥たち(1'41") 〈怪鳥〉24.怪鳥1(1'05") / 25.怪鳥2(0'45") / 26.笛の鳥(2'30")
  • 日本サウンドエフェクト研究会

効果音として売られている,鳥の声のCD。
この種のCDの特徴は「癒し」では盲点になりがちな,スズメやカラス,ニワトリなど,身近な鳥の声があるところ。(^^;) この盤の場合,1トラック平均2分程度あって,観賞用としても悪くはありません。

カラスは2種類ありますが,2.は背景に波の音がしていて,3.はカラスの声のみぽつりぽつりと聞こえます。それにしても,16.数万羽のカラスは,声の騒々しさに加え羽音もなかなか物騒。(^^;)

物騒といえば,24,25.「怪鳥」は,いかにも叫んでいるような声で,癒し系ではあり得ません。聞いた感じでは,本物の鳥ではなく,人がそれらしい声を出してやってる感じもしなくはないのですが。(^^;)
26.笛の鳥は,効果音用の小道具を使って作ったものかもしれません。

逆に脱力できそうなのが,11.クジャク。意外にも「にょ〜っっ,にょ〜っっ」と,気が抜けた猫みたいな声。(^^;)
大穴は,20.養鶏場,21.鳩舎の鳩で,マニア好みがするかもと。(^^;)

(2011/12/04) △上に戻る

「鳥の詩」

  • 日本盤 日本クラウン (1994)
  • 監修:斎藤茂太 / 解説:大庭照代

「鳥の詩 - 草原の素描」

「鳥の詩 - 草原の素描」
  • CRCI-20127
  • TT:43'56"
  • [1.グリーンのシルエット] 1.スズメ(1'55") / 2.ツバメ(0'38") / 3.コシアカツバメ(1'14") / 4.ヒヨドリ(1'34") / 5.ムクドリ(1'32") / 6.オナガ(1'38") / 7.シジュウカラ(1'53")
    [2.パープル・グリーン] 8.ホオジロ(1'15") / 9.コジュケイ(0'39") / 10.トビ(0'42") / 11.ウグイス(1'32") / 12.カルガモ(0'29") / 13.バン(1'40") / 14.ヒクイナ(1'59") / 15.カワラヒワ(1'26") / 16.オオヨシキリ(1'45") / 17.セッカ(0'51") / 18.ヒバリ(1'49")
    [3.スプリング・フィールド] 19.ベニマシコ(0'51") / 20.マヒワ(1'16") / 21.アトリ(1'03") / 22.シロハラ(1'03") / 23.カシラダカ(1'23")
    [4.ミッドナイト・ブルー] 24.ゴイサギ(0'46") / 25.アオバズグ(0'46") / 26.コノハズク(1'11") / 27.コノハズク(1'04") / 28.ヨタカ(1'16")
    [5.秋のプロローグ] 29.モズ(0'56") / 30.ジョウダタキ(1'01") / 31.ツグミ(1'22")
    [6.フロスト・フラワー] 32.マガモ(1'11") / 33.コガモ(1'09") / 34.オオバン(1'00") / 35.オナガカモ(0'52") / 36.コハクチョウ(1'12")

「鳥の詩 - 空へ」

「鳥の詩 - 空へ」
  • CRCI-20128
  • TT:48'21" (55トラック)
  • [1.ヴィレッジ・バード] 1.シジュウカラ(1'01") / 2.メジロ(0'48") / 3.ヤマガラ(0'36") / 4.ヒヨドリ(1'06") / 5.サンショウクイ(0'43") / 6.カケス(0'39") / 7.カワラヒワ(0'56") / 8.キジ(1'10")
    [2.ブルー・スカイ・ブルー] 09.オオタカ(0'37") / 10.ヒガラ(0'56") / 11.シジュウカラ(0'35") / 12.センダイムシクイ(1'16") / 13.ツツドリ(1'00") / 14.コムクドリ(1'29")
    [3.モス・グリーンの上を] 15.サンコウチョウ(0'52") / 16.カッコウ(0'38") / 17.マミジロ(0'55") / 18.アカハラ(0'58") / 19.クロツグミ(1'25") / 20.イカル(1'00") / 21.ゴジュウカラ(0'38") / 22.アオゲラ(0'33") / 23.ウグイス(0'48") / 24.ホトトギス(0'57") / 25.コマドリ(0'53") / 26.コルリ(0'50") / 27.ジュウイチ(1'10") / 28.アカゲラ(1'05") / 29.キジバト(0'44") / 30.キビタキ(1'10") / 31.キクイダタキ(0'51") / 32.ウソ(1'01") / 33.サンショウクイ(0'32") / 34.ニュウナイスズメ(0'53") / 35.アオジ(0'54") / 36.ノジコ(1'11")
    [4.高原のオアシス] 37.カッコウ(1'01") / 38.モズ(0'35") / 39.ホオジロ(1'08") / 40.ホオアカ(1'05") / 41.アカモズ(0'31") / 42.ウズラ(0'48") / 43.オオジシギ(1'06") / 44.ノビタキ(1'06") / 45.ビンズイ(1'07")
    [5.峰々へのノスタルジア] 46.ルリビタキ(0'38") / 47.コガラ(0'55") / 48.クロジ(0'41") / 49.ネボソムシクイ(0'59") / 50.カヤクグリ(0'35")
    [6.空へ] 51.ホシガラス(0'31") / 52.イワツバメ(0'45") / 53.アマツバメ(0'32") / 54.イワヒバリ(0'36") / 55.ライチョウ(0'52")

「鳥の詩 - 水面を渡る風」

「鳥の詩 - 水面を渡る風」
  • CRCI-20129
  • TT:42'14" (22トラック)
  • [1.エメラルド・ブリーズ] 1.アオバト(1'58") / 2.イワツバメ(1'35") / 3.イソヒヨドリ(3'01")
    [2.楽園の水辺] 4.キアシシギ(2'30") / 5.アオアシシギ(2'03") / 6.キョウジョシギ(1'34") / 7.チュウシャクシギ(1'54")
    [3.ジェントル・ブリーズ] 8.オオヨシキリ(2'04") / 9.コヨシキリ(2'34") / 10.バン(1'59") / 11.セグロセキレイ(1'06") / 12.サシバ(1'40")
    [4.フォレストの雫] 13.ノジコ(0'56") / 14.エナガ(1'59") / 15.コノハズク(3'21") / 16.コゲラ(2'09") / 17.サンコウチョウ(2'37")
    [5.渓谷にそそぐ風] 18.オオルリ(2'13") / 19.ミソサザイ(0'42") / 20.カワガラス(1'31") / 21.アカショウビン(1'22") / 22.キセキレイ(1'25")

パッケージからナカミまで,凝ったツクリです。
まずジャケ写がきれい,さらにCD本体もカラーのピクチャーレーベルになっています。
さらに,詩的なタイトルもつけられ,解説も丁寧,かつ叙情的な文章でつづられています。(解説者の専門は「生物音響学」とか。)
こういうところまで気を遣った鳥の声のCDは,ありそうで案外少なかったりします。

各トラックは,シチュエーションごとのタイトルでまとめられていて,1分程度の鳥の録音が数種類並べられています。
それぞれのシチュエーションの代表的な鳥をきちんと並べるため,重複して収録されている鳥も多少あります。
1分ほどの短いトラックがまとめられている様は,組曲のようでもあります。

「草原の素描」の1.は,都会のスズメ,ヒヨドリ,シジュウカラなど,2.は農村のホオジロやカルガモなど,3.は雑木林のベニマシコなど,4.は夜行性のゴイサギやヨタカ,5.は冬越しのモズやジョウビタキ,6.は初冬のマガモなど。

「空へ」の1.は村里のメジロ,キジなど,2.はオオタカ,ツツドリなど,3.は森のサンコウチョウ,ウグイス,アカゲラなど,4は高原のモズやビンズイなど,5,6.は高山のルリビタキやイワツバメなど。

「水面を渡る風」はタイトルどおり,水辺や海辺の鳥。1,2.はアオバト,キアシシギなど,3.は岸辺のオオヨシキリ,セグロセキレイなど,4,5は渓谷のコゲラやミソサザイなど。

(2008/09/30 2012/05/26トラック詳細追加) △上に戻る

「α波1/fのゆらぎ Natural Landscape 小鳥たちのさえずり 木立の中で/清里高原」

  • 日本盤 日本クラウン CRCI-20541 (2002)
  • TT:60'02" (1トラック)

せせらぎの音が手前でしている中,ウグイスなど様々な鳥の声が,やや遠目に聞こえています。音はごくクリアです。
聞こえている音の構成は,60分間ほとんど変化ありません。
解説書には,前口上などは記されていますが,タイトル以上に詳細な収録データ等はありません。

(2008/11/30) △上に戻る

「Song Bird 〜Iwaki-san〜 鳥たちの歌声−早朝の"岩木山"中腹にて」 Human Restoration Series - Natural Tune in Japan

  • 日本盤 日本コロムビア CC-4732 (1990)
  • TT:59'06"(1トラック)
  • 1.Bird Song(鳥たちの歌声)
  • エッセイ:C.W.ニコル

青森県の岩木山で収録された鳥の声。

"PCM DIGITAL"のクレジットもあって,音はくっきりしていてクリア。
鳥の声はそう賑やかではなく,ウグイス,カッコウなどや,時折カエルらしき「ここっ」という声など,何かが常に入れ替わり手前で聞こえている感じです。
遠くでハトやセミの声がしていたりもしますが,雑然とした風景音ではなく,すっきりした鳥の声のCDという印象です。

余談ですが,筆者が入手した盤の解説書の裏は,同シリーズの「Waves<波>−沖縄 "瀬良垣ビーチ"にて」のものがミスプリされています。(^^;)

(2013/03/20) △上に戻る

「自然と野鳥」

  • 日本盤 日本コロムビア CG-3551 (1989)
  • TT:48'01"
  • [山と高原の鳥] 1.ゴジュウカラ・オオルリ・コガラ(7'31") / 2.イカル・コルリ・クロツグミ(6'00") / 3.シジュウカラ・オナガ(4'28") / 4.ノジコ・トラツグミ(5'22") [水辺の野鳥] 5.オオセグロカモメ・イソヒヨドリ(5'49") / 6.ソリハシシギ・オオヨシキリ・コジュリン(6'33") / 7.ヒクイナ(2'50") / 8.アオアシシギ・キアシシギ(5'08") / 9.オオハクチョウ・クロガモとコオリガモ(4'18")
  • 収録・構成・解説:蒲谷鶴彦 / すいせん:日本鳥類保護連盟

各トラックに複数の鳥の声,環境音が収録されていて,癒しというよりは収録環境に近い形で聴かせるドキュメント的なCD。
それでも,1トラックあたりの収録時間が比較的長いこともあって,のんびりと聴くこともできます。

前半「山と高原」の1.は渓流の音とキツツキの「ドラミング」も聞こえています。3.でのセミの声もいい味です。4.では雷鳴に雨音,カエルの声も聞こえます。
後半「水辺」の5.は波の音,6,7.では船のエンジン音,9.では周期的に聞こえる「ぷぅーーーっ」といういい味の霧笛の音も。いずれも臨場感のある音で楽しめます。

(2008/03/01) △上に戻る

「日本の野鳥大全集 Wild Birds, living in Japan」

  • 日本盤 日本コロムビア (1995)
  • 収録・構成・解説:蒲谷鶴彦

1 北海道編

  • COCG-12663
  • TT:48'20"
  • 1.ノゴマ〜シマアオジ〜ハクセキレイ〜シマセンニュウ〜オオジュリン〜マキノセンニュウ(8'39") / 2.アカアシシギ〜ベニマシコ〜アリスイ〜エゾセンニュウ(5'30") / 3.アカエリカイツブリ〜ショウドウツバメ〜クイナ(3'33") / 4.ウミネコ〜ウミガラス〜ケイマフリ〜ウトウ(6'44") / 5.オオセグロカモメ〜コシジロウミツバメ(4'20") / 6.クマゲラ〜シマエナガ〜シロハラゴジュウカラ(4'09") / 7.マヒワ〜ギンザンマシコ(2'43") / 8.タンチョウ〜ハシブトガラ〜シマフクロウ(5'53") / 9.オオハクチョウ〜コハクチョウ(3'22") / 10.クロガモ〜コオリガモ(3'25") (31種)

2 本州・四国・九州編-I

  • COCG-12664
  • TT:53'20"
  • 1.ハヤブサ〜ウミウ〜ミサゴ(4'59") / 2.イソヒヨドリ〜トビ〜コアジサシ〜カワウ(6'01") / 3.ツバメ〜コシアカツバメ(2'57") / 4.コジュケイ〜ホオジロ〜シジュウカラ(4'34") / 5.オオヨシキリ〜コジュリン〜カイツブリ〜セッカ(6'04") / 6.ケリ〜ヒクイナ〜タマシギ(5'24") / 7.ヒバリ〜シラサギのコロニー〜サンコウチョウ(4'03") / 8.ヤマガラ〜エナガ〜サシバ(3'19") / 9.センダイムシクイ〜メジロ〜アオバズク〜フクロウ(5'12") / 10.ウグイス〜カッコウ〜ホオアカ(5'13") / 11.コヨシキリ〜アオジ〜ノビタキ〜ウズラ(5'34") (39種)

3 本州・四国・九州編-II

  • COCG-12665
  • TT:52'31"
  • 1.オナガ〜アカモズ〜ビンズイ〜ニュウナイスズメ〜コムクドリ(5'26") / 2.イカル〜ホトトギス〜ヨタカ(4'13") / 3.アカハラ〜キビタキ〜コルリ〜コガラ(6'35") / 4.ヒガラ〜ツツドリ〜クロツグミ(5'14") / 5.カワガラス〜ヤブサメ〜キセキレイ〜イワツバメ(4'55") / 6.ブッポウソウ〜オオアカゲラ〜アオゲラ(3'31") / 7.アカゲラ〜ノジコ〜マミジロ〜カケス(5'21") / 8.ジュウイチ〜トラツグミ〜コノハズク(4'46") / 9.アカショウビン〜ミソサザイ〜オオルリ〜コマドリ(7'03") / 10.ゴジュウカラ〜ホシガラス〜ウソ〜クロジ(5'25") (37種)

4 本州・四国・九州編-III

  • COCG-12666
  • TT:53'07"
  • 1.メボソムシクイ〜エゾムシクイ〜ルリビタキ(4'37") / 2.カヤクグリ〜キクイタダキ〜アマツバメ(4'18") / 3.イワヒバリ〜ライチョウ(3'11") / 4.セグロセキレイ〜オオバン〜カワラヒワ〜モズ(4'41") / 5.キジバト〜ヒヨドリ〜ハシブトガラス〜ムクドリ(4'54") / 6.コゲラ〜ツグミ〜アトリ(4'00") / 7.ソリハシシギ〜アオアシシギ〜キアシシギ(4'04") / 8.チュウシャクシギ〜キョウジョシギ(3'12") / 9.コガモ〜オナガガモ(2'38") / 10.マガモ〜マガン〜ヒシクイ(4'11") / 11.ヒドリガモ〜コクガン(3'11") / 12.トキ(1'22") / 13.シラコバト(1'23") / 14.カササギ(1'20") / 15.シロハラ〜ヤイロチョウ(3'02") / 16.ナベヅル〜マナヅル(3'00") (39種)

5 奄美・沖縄・伊豆七島・鳥島・小笠原諸島編

  • COCG-12667
  • TT:48'30"
  • 1.アカヒゲ〜ルリカケス〜アマミヒヨドリ(4'07") / 2.ミフウズラ(1'24") / 3.エリグロアジサシ(1'44") / 4.リュウキュウウグイス〜ノグチゲラ(2'22") / 5.キンバト〜ツルクイナ〜シロガシラ(4'32") / 6.ズアカアオバト〜リュウキュウメジロ〜リュウキュウアカショウビン(5'01") / 7.リュウキュウヒクイナ〜オオクイナ〜リュウキュウコノハズク(4'16") / 8.アカコッコ〜タネコマドリ〜シチトウメジロ(4'41") / 9.イイジマムシクイ〜カラスバト〜オーストンヤマガラ(4'15") / 10.ミゾゴイ〜オオミズナギドリ(2'32") / 11.アホウドリ〜クロアシアホウドリ〜オーストンウミツバメ(4'29") / 12.イオウトウメジロ〜メグロ(3'12") / 13.ハシナガウグイス〜オガサワラヒヨドリ(3'25") / 14.カツオドリ(2'28") (32種)

1トラックに複数収録。トラックごとに背景音が同一という場合が多く,同一環境で録られたものを1トラックにまとめてあるようです。

Disc1-1.を聞くと,いきなり「ぼぉーっ」というアンビエントな音が聞こえてきて,ををっ,と思いますが,これはトリではなく背景の汽笛^^;。
ほか,波の音,カエルや虫の合唱といっしょとか,トリの声以外も楽しめます。なんせ「野鳥」なんで,スタジオでというわけにはいかんわけですね。^^;

どの声も甲乙つけるようなものではないのですが,各ディスク1つずつ印象的なものをご紹介しておきます。
[( )内:トラックのインデックス番号]

  • 1-8(3)シマフクロウ:ひゅーっという風の音の中,「むー,むー」とごく短く低く鳴いてます。すごくシブい音です。
  • 2-6(2)ヒクイナ:短い声で「ほっ,ほっ」と規則正しい信号のようです。
  • 3-2(3)ヨタカ:「きょきょきょきょきょ....」とパルスの連続が,なかなかテクノ。
  • 4-3(2)ライチョウ:鳴き声は知らなかったのですが,イメージに反して「げー,ごわー」とほとんどカエル状態。知らなかったと言えば「トキ」[12(1)]も。
  • 5-6(1)ズアカアオバト:「ひゅう〜ほーっ」と,哀愁の笛が奏でる民族音楽の趣が。
(2012/05/28 トラック詳細追記)△上に戻る

「ネイチャー・コンサート・シリーズ 世界の野鳥たち アルプスの鳥たちの目覚め」 Pierre Huguet "Birds Awakening"

  • 日本盤 日本コロムビア COCO-7411 (1991)
  • TT:51'38"
  • 1.はじまり〜サヨナキドリが近くに聞こえる、遠くにも Nightingale(2'12") / 2.夜のおわり〜遠くでヨタカとモリフクロウの最後の歌が聞こえる Concert at Night's End(7'59") / 03.カッコウが近づいてくる Cuckoo(5'43") / 4.クロウタドリが鳴き始める Blackbird(7'27") / 5.セリンの興奮した高いピッチのトリル Serin(3'19") / 6.のどを鳴らすコキジバト Turtle Dove(2'07") / 7.ズグロムシクイの性急ではっきりしたフレーズ Blackcap(2'46") / 8.いくぶん低いピッチのせわしい歌はニワムシクイ Garden Warbler(7'24") / 9.ダブル・ノートで歌うシジュウカラ Great Tit(2'12") / 10.シラコバト Collared Dove(3'38") / 11.騒々しい、合唱、ワタリガラス Raven(6'49")
  • produced by Jean C.Roche / Sittelle原盤(1989)

フランスの「グルノーブルからそう遠くない,アルプス山脈のふもとの雑木林で録音されたもの」。

一晩中鳴いているナイチンゲールのさえずりの1.から,夜が明けて2.ではかなり賑やかになってきます。さらに4.まで,その流れで続いていきます。
5.以降は,特徴のある鳥の声を中心に聞かせるトラック。
録音は,2〜4.のような集団の音色でも,ごくクリア。

いずれも,背景で聞こえるカッコウ以外は,やはり聞き馴染みのないものが多く,集団になっていても,ちょっと音色が違います。
聞き手としては,気分によって,耳に馴染みのある日本の高原の鳥の方が落ち着く時と,耳慣れない海外のものを聞きたくなる時と,両方ありますけど。(^^;)

(2012/10/01) △上に戻る

「ネイチャー・コンサート・シリーズ 世界の野鳥たち アフリカの森林と草原」 African Forests and Savannas - Jean C. Roche

  • 日本盤 日本コロムビア COCO-7412 (1989)
  • TT:69'40"
  • 1.ニオコロ=コバ国立公園,セネガル - 野鳥のコンサート,カバとグリーン・モンキー(3'06") / 2.カザマンス 亜熱帯地方,セネガル南部 - 野鳥のコンサート(2'50") / 3.ワザ国立公園,カメルーン北部- 野鳥のコンサート(2'35") / 4.ケープ地方,南アフリカ- 野鳥のコンサート(6'30") / 5.ンドゥン特別保護地区,スワジランド(南アフリカ東北部)- 野鳥のコンサート(8'46") / 6.クリューガー国立公園,南アフリカ北部- 野鳥のコンサート,モンキーとライオンとフルーツこうもり(4'13") / 7.トランスケイ地方,南アフリカ南東海岸- 野鳥のコンサート(6'30") / 8.ナタール地方,南アフリカ東海岸- 野鳥とカエルのコンサート(5'28") / 9.ジンバブエ,西のはずれにはヴィクトリア滝- 野鳥とヒキガエルのコンサート(5'13") / 10.モンバサ地方,ケニアの東海岸,クワレの森- 野鳥のコンサート(6'41") / 11.ツァーボ国立公園,ケニア南部- 野鳥とゾウのコンサート(10'46") / 12.ナクール湖,ケニア西部- 野鳥のコンサート(6'27")
  • 収録:ジャン・C・ロシェ

ありそうで意外とない,国内盤のアフリカの鳥の声のCD。
さすがに,日本にいる私達がイメージする,日本の高原の鳥の声とは全く違った世界です。鳥の声もだいぶ違ってますし,環境音の組み合わせも多彩です。

1,6.のように,鳥の声に混じってサルの声が聞こえたり,1.にはカバの「ぶぅぅぅ」という声,6.では「ごぉぉ」と唸るライオンなんてのも。(^^;)
11.の中盤には象の声も聞こえますが,「ぱおー」ではなく「ごぉぉぉ」という感じの声です。

(2009/04/19) △上に戻る

「ネイチャー・コンサート・シリーズ 世界の野鳥たち アマゾンの森林」 Pierre Huguet, Olivier Tostain "Forests of The Amazon"

  • 日本盤 日本コロムビア COCO-7415 (1989)
  • TT:70'41"
  • 1.森の中へ(1'19") / 2.キゴシツリスドリ(2'10") / 3.ハゲオカザリドリ(2'31") / 4.ハジロオーストラリアムシクイ(1'43") / 5.ツノサケヒドリ(6'15") / 6.両生動物たち(0'52") / 7.モリハヤブサ(3'21") / 8.ハゲオカザリドリ(2'24") / 9.アカノドカラカラ(0'24") / 10.ホオジロマユミソサザイ(2'28") / 11.ヒバロ・インディアンのあいさつの儀式(3'03") / 12.子守歌を歌うムラート族の若い母親(7'44") / 13.歌うアカホエザル(2'09") / 14.唸り声を上げるアカホエザル(5'12") / 15.ホオジロマユミソサザイ(5'12") / 16.ヒメシャクケイの一種(5'58") / 17.笛を吹くムラート・インディアン(15'07") / 18.キツツキ(2'44")
  • produced by Jean C.Roche / Sittelle原盤(1989)

鳥の声をメインにしているものの,鳥の声以外の虫や両生類,動物や現地民の声や音楽まで入っている,ちょっと変わった構成です。

トラックは18ありますが,音はいずれも前後切れ目なく収録されています。
さすがに,日本では馴染みのない変わった声の鳥が多く収録されていて,中でも3,8.は,モーターの振動音のような異様な声の鳥です。
5.では雷鳴に続いて雨音もしています。

11,12,17.は,現地民の文化を感じさせるトラックですが,全体の流れで違和感のないように,鳥の声などの風景音とミックスされています。
もっとも,12.の「子守歌」は,冒頭,風景音の中に埋もれつつ聴こえる程度。
17.も最初の1分間程度です。

少し違和感があるのが,12.の4分目あたりからアカホエザルの声が盛大にしていて,14.ではアカホエザルの声はかすかにしかなく,3分目あたりから15.の鳥の声がしているあたり。
もしかすると,トラックを切り間違えているのかもしれません。(^^;)

鳥の声だけをメアテにすると外されますが,解説書でも触れている通り,アマゾンの風景音で構成された「作品」だと思えば,充実の一枚。

(2015/05/06) △上に戻る

「Great Master 13 愛と心のポピュラー名曲集 The Natural Sound 野鳥の歌」

  • 日本盤 日本コロムビア GES-9902 (1992)
  • TT:59'04"(1トラック)
  • 1.鳥たちの歌声 - 早朝の"若木山"中腹にて - (59'04")

なんじゃこりゃと,中古で入手した一枚ですが,セット物の中の一枚のようです。音楽の入ってない鳥の声のCDまで入れた「名曲集」って,どんな構成だったのでしょうか^^;。
(この音源の,レギュラー盤の発売の有無は不明です。)

ウグイスなどの声が聞こえている,典型的な日本の山地の鳥の声です。 常に手前ではっきり聞こえている音が,何かしらあります。 ところどころ「ここ,ここ」と,キツツキ系のドラミングらしき音が聞こえるのも,この盤の特徴かもしれません。

コロムビアではおなじみの"PCM DIGITAL"のロゴがあるだけに,音はごくクリアです。それでいて不自然な所はなく,バランスの良い音で楽しめます。

(2008/05/07) △上に戻る

「日本野鳥大鑑 鳴き声333 (上)」

  • CDブック 小学館 (1996)
  • 蒲谷鶴彦・松田 道生 (著)
  • 録音・構成:蒲谷鶴彦
  • ナレーション:鈴木寛子

[1] アビ目アビ科〜ガンカモ目ガンカモ科

  • SNZ480071-1
  • TT:54'00"
  • 1.アビ(0'43") / 2.カイツブリ(1'15") / 3.アカエリカイツブリ(1'12) / 4.カンムリカイツブリ(0'45) / 5.アホウドリ(1'07) / 6.クロアシアホウドリ(0'51") / 7.オオミズナギドリ(1'57") / 8.オナガミズナギドリ(0'55") / 9.コシジロウミツバメ(1'06") / 10.クロコシジロウミツバメ(0'44") / 11.オーストンウミツバメ(0'47") / 12.カツオドリ(0'54") / 13.カワウ(1'16") / 14.ウミウ(0'48") / 15.チシマウガラス(0'57") / 16.サンカノゴイ(1'13") / 17.ヨシゴイ(1'04") / 18.オオヨシゴイ(0'59") / 19.リュウキュウヨシゴイ(0'42") / 20.ミゾゴイ(1'01") / 21.ズグロミゾゴイ(1'01") / 22.ゴイサギ(1'35") / 23.ササゴイ(1'22") / 24.アマサギ(0'50") / 25.ダイサギ(0'50") / 26.チュウサギ(0'58") / 27.コサギ(1'38") / 28.クロサギ(0'49") / 29.アオサギ(1'23") / 30.コウノトリ(0'48") / 31.ヘラサギ(0'36") / 32.トキ(0'41") / 33.カナダガン(1'25") / 34.コクガン(0'43") / 35.ハイイロガン(0'53") / 36.マガン(2'11") / 37.カリガネ(0'48") / 38.ヒシクイ(1'42") / 39.インドガン(0'57") / 40.ハクガン(0'45") / 41.オオハクチョウ(1'04") / 42.コハクチョウ(1'05") / 43.アカツクシガモ(0'56") / 44.オシドリ(0'48") / 45.マガモ(0'43") / 46.カルガモ(0'49") / 47.コガモ(1'16") / 48.ヒドリガモ(1'03") / 49.オナガガモ(1'00") / 50.クロガモ(1'03) / 51.シノリガモ(0'51") / 52.コオリガモ(1'08)

[2] ワシタカ目ワシタカ科〜チドリ目シギ科

  • SNZ480071-2
  • TT:58'47"
  • 1.ミサゴ(0'52") / 2.ハチクマ(0'43") / 3.トビ(1'14") / 4.オジロワシ(0'54") / 5.オオワシ(0'35") / 6.オオタカ(0'44") / 7.アカハラダカ(0'40") / 8.ツミ(0'36") / 9.ハイタカ(0'57") / 10.ノスリ(0'44") / 11.サシバ(0'50") / 12.クマタカ(0'45") / 13.イヌワシ(0'47") / 14.カンムリワシ(0'48") / 15.ハヤブサ(0'54") / 16.チゴハヤブサ(0'46") / 17.チョウゲンボウ(1'10") / 18.ライチョウ(1'10") / 19.エゾライチョウ(0'42") / 20.ウズラ(1'31") / 21.コジュケイ(1'17") / 22.タイワンコジュケイ(0'51") / 23.ヤマドリ(1'00") / 24.キジ(1'18") / 25.コウライキジ(0'40") / 26.ミフウズラ(1'22") / 27.タンチョウ(1'52") / 28.ナベヅル(1'16") / 29.カナダヅル(0'32") / 30.マナヅル(1'23") / 31.クイナ(0'42") / 32.ヤンバルクイナ(0'49") / 33.オオクイナ(0'47") / 34.ヒクイナ(1'16") / 35.リュウキュウヒクイナ(0'47") / 36.シロハラクイナ(1'08") / 37.ツルクイナ(0'48") / 38.バン(1'11") / 39.オオバン(1'09") / 40.タマシギ(1'09") / 41.ミヤコドリ(0'29") / 42.コチドリ(0'40") / 43.イカルチドリ(1'14") / 44.シロチドリ(1'13") / 45.メダイチドリ(0'33") / 46.ムナグロ(0'42") / 47.ダイゼン(0'45") / 48.ケリ(0'54") / 49.タゲリ(0'31") / 50.キョウジョシギ(0'41") / 51.トウネン(0'34") / 52.ハマシギ(0'46") / 53.ツルシギ(0'36") / 54.アカアシシギ(0'47") / 55.アオアシシギ(0'45") / 56.タカブシギ(0'45) / 57.キアシシギ(0'42") / 58.イソシギ(0'40") / 59.ソリハシシギ(1'10") / 60.オグロシギ(0'37") / 61.オオソリハシシギ(0'36") / 62.ホウロクシギ(0'30") / 63.ダイシャクシギ(0'50") / 64.チュウシャクシギ(1'05") / 65.ヤマシギ(0'31") / 66.タシギ(0'32") / 67.オオジシギ(1'35")

[3] チドリ科セイタカシギ科〜キツツキ目キツツキ科

  • SNZ480071-3
  • TT: 65'02"
  • 1.セイタカシギ(0'50") / 2.ハイイロヒレアシシギ(0'40") / 3.ツバメチドリ(0'43") / 4.トウゾクカモメ(0'32") / 5.ユリカモメ(0'32") / 6.セグロカモメ(0'34") / 7.オオセグロカモメ(1'23") / 8.シロカモメ(0'35") / 9.カモメ(0'54") / 10.ウミネコ(1'28") / 11.ミツユビカモメ(0'50") / 12.アジサシ(0'52") / 13.キョクアジサシ(0'46") / 14.ベニアジサシ(0'52") / 15.エリグロアジサシ(0'44") / 16.セグロアジサシ(0'49") / 17.コアジサシ(0'56") / 18.クロアジサシ(0'51") / 19.ヒメクロアジサシ(0'49") / 20.シロアジサシ(0'52") / 21.ウミガラス(1'00") / 22.ハシブトウミガラス(0'49") / 23.ケイマフリ(0'51") / 24.カンムリウミスズメ(0'46") / 25.コウミスズメ(0'38") / 26.ウトウ(0'51") / 27.カラスバト(0'59") / 28.シラコバト(0'55") / 29.キジバト(1'08") / 30.キンバト(0'52") / 31.アオバト(1'20") / 32.ズアカアオバト(0'52") / 33.ジュウイチ(1'04") / 34.セグロカッコウ(0'48") / 35.カッコウ(1'18") / 36.ツツドリ(1'25") / 37.ホトトギス(1'29") / 38.シマフクロウ(1'00") / 39.トラフズク(0'48") / 40.コミミズク(0'37") / 41.コノハズク(1'24") / 42.リュウキュウコノハズク(1'19") / 43.オオコノハズク(1'44") / 44.アオバズク(1'41") / 45.フクロウ(1'46") / 46.ミナミメンフクロウ(0'40") / 47.ヨタカ(1'20") / 48.ヒメアマツバメ(0'50") / 49.アマツバメ(0'54") / 50.ヤマセミ(0'47") / 51.アカショウビン(1'25") / 52.リュウキュウアカショウビン(0'52") / 53.ナンヨウショウビン(0'46") / 54.カワセミ(1'11") / 55.ブッポウソウ(1'00") / 56.アリスイ(0'51") / 57.アオゲラ(1'27") / 58.ヤマゲラ(0'54") / 59.ノグチゲラ(1'06") / 60.クマゲラ(1'06") / 61.アカゲラ(1'39") / 62.オオアカゲラ(1'12") / 63.オーストンアカゲラ(1'07") / 64.コアカゲラ(0'56") / 65.コゲラ(1'04")

本来,上下巻でCD全6枚のセットですが,中古で上巻のCD3枚のみ入手。
これも鳥の録音の巨匠,故・蒲谷鶴彦氏の仕事の一つ。

いずれも周囲の環境音(カエルの声や他の鳥の声)も入った,生々しさのある良い録音です。

各トラック冒頭に鳥の名前のナレーションが入っているのですが,ユニークなのは,ナレーションは左チャンネルに収録されていて,左チャンネルを絞れば鳥の声だけが楽しめるという構成です。
後に増補版の「420」も出ています。

個人的には,名前は知っていても,鳴き声は知らなかった[2]のヤンバルクイナ,[3]の後半,キツツキ科の鳥での「ここここここっ」という,いわゆる「ドラミング」の音がツボ。(^^;)

(2008/05/18 2021/10/16 [1] [2]を追加・改訂) △上に戻る

「エコロジー・ナチュラルサウンド・シリーズ Vol.1 小鳥のシンフォニー」

  • 日本盤 CBSソニー CSCL 1646 (1991)
  • TT:55'44" (1トラック)
  • 録音:蒲谷鶴彦

「アクア・プラネット」レーベルの自然環境音のシリーズの一枚。
シリーズ名の「エコロジー」という言い方が,「エコ」と略されるのが普通となった今では,懐かしくも,かえって新鮮にも響きます。(^^;)

音は,概して中音域が強く感じられる音で,どの鳥の声も明瞭です。録音地が明記されていないあたり,それぞれの鳥の声の録音をミックスしているようです。
代わる代わる前面で聞こえる鳥の声があって,「シンフォニー」というよりは,ソロ歌手が入れ替わり立ち替わり出てくる「オペラ」のようではあります。(^^;)

登場する鳥の声は,ブックレットで時間を追って詳細に解説されています。
最初の20分間,まず聞こえるのは,カッコウとウグイスなどの声で,鳥の大合唱になっています。 25分目くらいからは「小川の流れる湿原」で,オオルリ,アオジなどの声。30分目を過ぎると,また賑やかになってきます。
40分目くらいからは,アカハラとカッコウの,いかにも高原の鳥と言える組み合わせの音が聞けます。さらに47分目あたりでは,キツツキのドラミングも。そして,最後は再び大合唱になってシメ。

(2008/09/30) △上に戻る

「セイシェル〜鳥の歌」

セイシェル〜鳥の歌
  • 日本盤 Sony Music House MHCL 104 (1991/2002)
  • TT:50'42"

波〜サーフ・ブレイク・フロム・ジャマイカ」同様,「ゴールドプライス\1,000」として,税抜1,000円で売られているCD。こちらの当初発売は1991年。

タイトルどおり,インド洋・セイシェルに取材した鳥の声の数々です。
それにしても,騒々しいと言っていいくらい,鳥の声が賑やかに聞こえています。こんなのがリアルに周囲360度から響き続けていたら,発狂するのではと思わせるほどです^^;。(CDの解説でも「お茶漬けで育った日本人と,肉食を主とする欧米人のタイプの違いを思ったりもします」と記されています。)
ライナーには,何種類かの鳥についても解説があります。例えば,CDの34〜39分あたりで「尻上がりに短く鳴」く"ブララン島の黒オウム"は,声を聞くと幸福が訪れると現地で言い伝えもある希少種とのことです。

いろいろな鳥の声が入れ替わり立ち替わり現れますが,常に手前でくっきり聞こえている声があります。その背景や合間に,他の鳥や虫の声が聞こえている感じの音です。

(2007/12/02) △上に戻る

「やすらぎシリーズ-6 世界の鳥たちの音楽会」

  • 日本盤 ダイソー CD-K-96 (制作年不明)
  • TT:44'30"
  • 1.(22'22") / 2.(22'08")

ダイソーの100円CD。「「鳥の楽園」セイシェルをメインで鳥たちの鳴き声・さえずりを現地ロケーションライブ収録」とジャケにあります。

1.は「きーっ,きーっ」と賑やかに鳴く,いかにも南国らしい森林の音で始まります。手前で「りーーー」と鳴く虫の声もしています。
10分目から徐々に,海鳥の声と「ざぱぁ,さぁー」という波の音が重なってきます。意表をついた,フシギな音響ではあります。(^^;)

2.は,音は変わることなくそのまま音が続きます。そして6分目くらいで海の音は引いていき,また森林の鳥の声だけになります。
11分目には,「かかか,かかか」とビブラートで鳴く鳥の大群の音が重なってきます。
17分目には「さぁーーー」というゆったりした川の音と鳥の声に。さすがにこの川の音は,セイシェルっぽくない感じですが。^^;

(2008/02/11) △上に戻る

「やすらぎシリーズ-7 日本の鳥たちの音楽会」

  • 日本盤 ダイソー CD-K-97 (制作年不明)
  • TT:44'11"
  • 1.(21'49") / 2.(22'22")

「北海道から小笠原諸島にかけて生息する野鳥の鳴き声・さえずりを現地ロケーションライブ録音」とあります。

音は,手前でメインで聞こえている鳥の声があって,それが数分で入れ替わっていく感じです。その背景には,常に川の流れの音がしています。そんなツクリのおかげで,意外と飽きずに聞けたりします。
トラック2.の3分目くらいのところでは,吹きすさぶ風と荒れた波の音がして,「むーむー」という鳥の鳴き声がするところもあります。

(2009/06/20) △上に戻る

「やすらぎのネイチャーサウンド-8 高原〜避暑地のそよ風」

  • 日本盤 ダイソー CD-K-108 (制作年不明)
  • TT:44'38"
  • 1.(22'25") / 2.(22'13")

ダイソーの100円CD。ジャケには「上高地,那須,軽井沢など日本有数のリゾート地にて収録」とあります。鳥の声がメインです。

トラックは2つになっていますが,便宜的なもののようで,音は切れ目なく続いています。手前で聞こえている鳥の声は入れ替わっていきますが,展開にせわしさや不自然さはなく,のんびり楽しめます。
鳥の声以外の環境音はあまりありませんが,11分目にウグイスの声とともに水が滴っている音,21分目に細い川の流れの音もしています。

(2008/02/15) △上に戻る

「Symphony of The Birds 小鳥のさえずり ネイチャー・サウンド・ギャラリー」

Symphony of The Birds 小鳥のさえずり
  • 日本盤 デラ DLNS-108 (2007)
  • TT:60'17"
  • 1.戸隠森林植物園〜水芭蕉園周辺(26'57") / 2.戸隠森林植物園〜モミの木園地周辺(20'08") / 3.戸隠森林植物園〜水芭蕉園周辺(13'17")
  • 収録地:長野県戸隠森林植物園周辺 / 5〜6月

初夏の高原の鳥の声を捉えた一枚。
手前から奥で小さく聞こえている声まで,音は極めて明瞭。そのせいか,かなり賑やかに聞こえます。
その音のクリアさで,逆にツクリモノっぽくも聞こえそうですが^^;,音響技術の粋ということでは文句なしです。

カッコウ,キジバト,ホトトギスなどが通して聞こえていますが,多くの鳥の声の組み合わせで,各トラックの印象はかなり違います。
各トラックごとに聞こえている鳥を,「全般にわたって鳴いている鳥」「時々鳴いている鳥」「ある部分でのみ鳴いている鳥」に分けて記した解説も親切。

(2008/05/06) △上に戻る

「α波1/fマインド・コントロール 小鳥のハーモニー」

  • 日本盤 Nihon Audio AND-10001
  • TT:45'05"(1トラック)

始めから,複数の鳥の声がにぎやかに聞こえてきます。鳥の声以外の環境音などはしていません。
鳥の声は,背景で小さく聞こえているものもありますが,だいたい常に手前で聞こえているものがあります。聞こえる鳥の声は変わっていきますが,音のバランスは終始変化していません。よって,夜明けからといったような時間的変化のようなものも感じられません。
収録データ等ですが,収録地,時期の記載だけでなく,ジャケにCDの制作年度の記載もありません。(^^;)

(2007/11/16) △上に戻る

「CD 声でわかる山野の鳥」

  • 日本盤 日本野鳥の会 (番号なし,2004)
  • ハンディ図鑑「新・山野の野鳥」対応
  • TT:71'47"(全89トラック)
  • 【コーラス編】 1.初夏の森(さえずりのさまざま)(1'03")
    【ナレーション編】 2.野鳥の声の楽しみ方(聞き分けるコツ)(15'00")
    [コーラス編の解説] 3.さえずりの聞き分け方(4'32")
    【山野の鳥の声編】
    • <身近>
      [スズメ大] 4.スズメ(0'38") / 5.シジュウカラ(0'53") / 6.カワラヒワ(0'44") / 7.メジロ(0'40") / 8.ウグイス(0'55") / 9.ツバメ(0'30") / 10.アオジ(0'38") / 11.ホオジロ(0'41") / 12.モズ(0'41") / 13.ジョウビタキ(0'25") / 14.ハクセキレイ(0'26") / 15.コゲラ(0'37")
      [ムクドリ大〜ハト大] 16.ムクドリ(0'31") / 17.ヒヨドリ(0'32") / 18.ツグミ(0'28") / 19.シロハラ(アカハラ)(0'21") / 20.オナガ(0'25") / 21.カササギ(0'20") / 22.キジバト(0'32") / 23.コジュケイ(0'40") / 24.ハシボソガラス(0'24") / 25.ハシブトガラス(0'31") / 26.トビ(0'22")
    • <山や林>
      [スズメ大] 27.ヒガラ(0'35") / 28.コガラ(0'42") / 29.ヤマガラ(0'24") / 30.エナガ(0'25") / 31.ゴジュウカラ(0'33") / 32.マヒワ(0'26") / 33.アトリ(0'19") / 34.ベニマシコ(0'24") / 35.ウソ(0'23") / 36.イカル(0'47") / 37.サンコウチョウ(0'31") / 38.キビタキ(0'31") / 39.オオルリ(0'34") / 40.ヤブサメ(0'33") / 41.センダイムシクイ(0'36") / 42.エゾムシクイ(0'31") / 43.コマドリ(0'30") / 44.コルリ(0'35") / 45.ビンズイ(0'43") / 46.サンショウクイ(0'26") / 47.ヒレンジャク(0'24") / 48.ヤイロチョウ(0'26") / 49.イワツバメ(0'30") / 50.アマツバメ(0'29")
      [ムクドリ大〜ハト大] 51.アカハラ(0'32") / 52.クロツグミ(0'37") / 53.アカショウビン(0'31") / 54.ブッポウソウ(0'24") / 55.アカゲラ(0'35") / 56.アオゲラ(0'37") / 57.アオバト(0'29") / 58.ホトトギス(0'36") / 59.ジュウイチ(0'33") / 60.ツツドリ(0'27") / 61.カッコウ(0'33") / 62.カケス(0'33")
      [カラス大〜] 63.キジ(0'27") / 64.サシバ(0'28")
    • <草地> 65.ヒバリ(0'41") / 66.セッカ(0'33") / 67.コヨシキリ(0'37") / 68.オオヨシキリ(0'33") / 69.ホオアカ(0'25") / 70.ノビタキ(0'33") / 71.オオジシギ(0'41")
    • <渓流> 72.ミソサザイ(0'38") / 73.カワガラス(0'35") / 74.カワセミ(0'24") / 75.ヤマセミ(0'32") / 76.キセキレイ(0'44") / 77.セグロセキレイ(0'37")
    • <高山> 78.キクイタダキ(0'28") / 79.ルリビタキ(0'38") / 80.メボソムシクイ(0'38") / 81.イワヒバリ(0'29") / 82.ホシガラス(0'35")
    • <夜> 83.トラツグミ(0'39") / 84.ヨタカ(0'29") / 85.コノハズク(0'32") / 86.アオバズク(0'31") / 87.フクロウ(0'31")
    【クイズで復習編】 88.初級(3'15") / 89.上級(2'16")
  • 解説:日本野鳥の会 普及室長 安西英明
  • 録音・CD編集:上田秀雄
  • ナレーション:松田輝雄
  • 制作:日本野鳥の会 普及室 小林篤六

野鳥ファンの総本山,日本野鳥の会の謹製CD。ご本尊のほか,アウトドアショップのようなところでも販売されているようです。
しかし,さすがご本尊謹製のCD,単なる鳥の声の羅列ではなく,聞き分け方を微に入り細に入り解説していて,ポイント高いです。

メインは2,3.で,約20分にわたってナレーションと鳴き声の実例で,鳥の声の聞き分け方を解説しています。これだけたくさん鳥の声が聞けるCDを聴き続けてきた筆者ですが,これは勉強になりました。<(_ _)>

聞き分けのポイントを要約すると,声の質は「細」「笛」「甲」「濁」「低」,鳴き方は「区切る・伸ばす・連続音」,「弾む感じ・伸びやか」「短い節の繰り返し・複雑な節」,複雑な節では「数秒以上続くか」「前奏,繰り返しがあるか」「尻下がりか尻上がりか」,時期によっては「地鳴りかさえずりか」なのだとか。
収録されている各トラックも,さえずりと地鳴りを区別してアナウンスを入れています。

解説書も充実しています。
さらに各トラックの声について,個々の解説で「聞きなし」も示しています。例えば,都市部でも1年中見られる7.メジロは「長兵衛忠兵衛 長忠兵衛」「千代田の城は千代八千代」「チルチルミチル青い鳥」とか。空耳の究極です。(^^;)
さらに,上記基準からの分類を表で示してくれていて,至れりつくせりです。

(2011/07/10 2012/05/28 トラック詳細追記) △上に戻る

「Natural Landscape 小鳥たちのささやき 〜軽井沢にて〜」

  • 日本盤 バンダイミュージックエンターテイメント APCE-6064 (1997)
  • TT:60'03"
  • 1.野鳥の森にて(40'06") / 2.千ヶ滝地区渓谷にて(19'55")

1.は,手前で「とぽとぽとぽ」と渓流の音がしている中,賑やかに鳥の声がしています。渓流の水の音がメインで,鳥の声は背景になっていますが,鳥の声もクリアな音で入っています。

音はそのまま2.につながって,今度は渓流の音は「さーーっ」という,1.よりも水量を感じる音になります。賑やかな鳥声との音のバランスは,そう変わっていません。

(2008/08/18) △上に戻る

「鳥たちのシンフォニー 森の中で」

  • 日本盤 ビクター VICG-2007 (1990)
  • TT:48'33"
  • 1.ライチョウ(2'23") / 2.カヤクグリ(2'08") / 3.イワヒバリ(1'29") / 4.ルリビタキ(1'29") / 5.ウソ(1'17") / 6.ビンズイ(1'59") / 7.コガラ(1'35") / 8.クロジ(1'18") / 9.ヒガラ(1'29") / 10.ヤマガラ(1'11") / 11.ゴジュウカラ(1'30") / 12.カケス(1'14") / 13.イカル(1'27") / 14.アカゲラ(1'39") / 15.ヨタカ(1'24") / 16.コノハズク(1'36") / 17.アオバト(1'18") / 18.メジロ(1'36") / 19.ヤイロチョウ(1'48") / 20.ノグチゲラ(1'36") / 21.サンコウチョウ(1'33") / 22.キビタキ(1'26") / 23.オオルリ(1'26") / 24.コルリ(1'40") / 25.アカハラ(1'26") / 26.クロツグミ(1'36") / 27.マミジロ(1'51") / 28.ジュウイチ(1'19") / 29.ツツドリ(1'46") / 30.ホトトギス(1'35") / 31.カッコウ(1'28")
  • 監修・解説:日本野鳥の会

山地・高山で繁殖する鳥の声を31種収録。

冒頭は,30秒の自然音の後,ライチョウの声から始まります。
以下,1分半くらいのトラックが続きますが,各トラックの聴感も合わせてある感じで,音は自然につながっています。BGMとしても悪くありません。

(2009/02/28 2012/05/28 トラック詳細追記) △上に戻る

「大自然との出逢い(自然の音シリーズ) 小鳥のハーモニー」

  • 日本盤 ピジョン SE-001 (1991)
  • TT:40'03" (1トラック)

謎のレーベル^^;"Pigeon"から出ている「大自然との出逢い(自然の音シリーズ)」のカタログ番号1番。このシリーズのCDは,他のページでも数種採り上げています。
製造元は,これまた自然音のCDを多数出しているアポロンですが,ほかイージーリスニングのCDなども出しているようです。

音のバランスは良く,手前で大きめの音で聞こえる鳥の声のほか,背景で数種が聞こえています。音量は小さいのですが,渓流の音も入っています。大きな音の変化や展開のようなものはとくにありません。
"DIGITAL RECORDING"とありますが,収録時期・場所等のデータ,解説などはなし。

(2008/01/26) △上に戻る

「NHK CD-G 日本の野鳥 -第1巻- 森の野鳥編1」

  • 日本盤 ポリメディア VOG-YC1
  • TT:66'46"
  • 1.森の鳥たちの情景1(0'45") / 2.アカハラ(1'31") / 3.マミジロ(1'28") / 4.コルリ(1'38") / 5.センダイムシクイ(1'32") / 6.エゾムシクイ(1'26") / 7.コサメビタキ(1'35") / 8.サンショウクイ(1'27") / 9.ビンズイ(1'34") / 10.ウグイス(1'38") / 11.オオルリ(1'38") / 12.コマドリ(1'29") / 13.クロツグミ(1'26") / 14.キビタキ(1'30") / 15.サンコウチョウ(1'31") / 16.シジュウカラ(1'30") / 17.ヤマガラ(1'35") / 18.ヒガラ(1'33") / 19.コガラ(1'23") / 20.エナガ(1'22") / 21.コゲラ(1'28") / 22.ゴジュウカラ(1'30") / 23.森の鳥たちの情景2(0'37") / 24.ホトトギス(1'30") / 25.カッコウ(1'26") / 26.ツツドリ(1'25") / 27.ジュウイチ(1'32") / 28.ブッポウソウ(1'35") / 29.ヤイロチョウ(1'40") / 30.アオジ(1'36") / 31.ノジコ(1'39") / 32.クロジ(1'33") / 33.オオタカ(1'29") / 34.ウソ(1'29") / 35.カケス(1'30") / 36.キジバト(1'24") / 37.アオバト(1'34") / 38.高い山の鳥たちの情景(0'41") / 39.メボソムシクイ(1'37") / 40.キクイタダキ(1'35") / 41.ルリビタキ(1'33") / 42.ホシガラス(1'36") / 43.カヤクグリ(1'32") / 44.イワヒバリ(1'37") / 45.ライチョウ(2'06")

こちらも鳥の鳴き声を紹介するCDですが,その姿をCD-Gで収録しているだけでなく,各1分程度の各トラックにナレーションで解説が入っています。
ナレーションがじゃまくさいかと思いきや,解説書を読んで理解するよりけっこうおもしろかったりします。

1〜37.が「森の鳥たち」,38〜45.が「高い山の鳥たち」となっていて,各部の冒頭1.と38.は「情景」と題された30〜40秒ほどの短い導入のトラックという構成です。

(2007/12/31 2012/05/28 トラック詳細追記) △上に戻る

「医師推奨 フクロウの子守歌CD」

  • 「ゆほびか」2019年3月号特別付録
  • マキノ出版 / 2019年3月1日発行(2019年1月16日発売)
  • TT:14'54"
  • 1.フクロウと川のせせらぎの子守歌(8'47") / 2.フクロウと里山の虫の鳴き声の子守歌(6'06")

意表を突かれました。
鳥の声のCDは,さんざん探し回っていますが,夜の森の音というCDでフクロウの声が聞けることがあっても,フクロウを主役にしたCDを見るのは,これが初めてです。
セミの声のようなキケン^^;があるわけでもありませんし,今まで出ていなかったのはなぜなのでしょうか。

効能は「グッスリ快眠!イライラ・不安・うつも消失!」。
「夜の自然音のなかで鳴くフクロウの鳴き声は,静かな夜の情景が頭に思い浮かび,眠りに入るイメージづくりにたいへん適し」,「繰り返される単調な音を無意識に聴いていると,余計な考えが浮かびにくくなり,催眠状態に入りやすくなります」(本書p.9)とのこと。

1.は,「とぽとぽとぽ」という川のせせらぎの音を背景に,フクロウの声が「ほっほっ,ほっほっ」と,10秒間隔くらいで聞こえます。
2.は,「りりりりり」と絶え間なく鳴く虫の声を背景に,やや低く小さな音で「ほー,ほー」とまばらに聞こえます。

心地よい音ですが,確かに寝てしまいそうなくらい平坦で単調です。
これがフルCDで商品化を見送られていた原因か。(^^;)
かと言って,耳障りなわけでもなく,何も考えずに眠りにつきたいときには良いのかも。

(2019/02/02) △上に戻る

"Echoes of Nature - Morning Songbirds"

  • 米国盤 Laser Light Digital 12 150 (1998)
  • TT:46'53"
  • 1.Pacific Surf & Songbirds(5'00") / 2.Predawn(16'28") / 3.Rain with Pygmy Owl(3'22") / 4.Marsh(3'10") / 5.Sparkling Water(3'10") / 6.Brookside Birds(6'53") / 7.Bobwhite, Doves & Cardinals(8'09")

10枚組"Echoes of Nature"の中の1枚。メインは鳥の声ですが,波(1),雨(3),川(5/6)との組み合わせが特徴。ただ,収録した鳥などのデータ類はありません。

余談ですが,7.のタイトルに鳥の名前が挙げられていますが,Doveは「ハト」ってわかるんですが,ほか辞書を引くと,Bobwhiteは「コリンウズラ」,Cardinalは「ショウジョウコウカンチョウ(猩々紅冠鳥)」だそうで。
あの米大リーグの有名チームの名前の由来が鳥だったって,初めて知りました。(^^;)


"A Morning in the Australian Bush"

"A Morning in the Australian Bush"
  • 豪州盤 Listening Earth LECD9601 (1996)
  • TT:60'30"
  • [First Light] 1.Laughing Kookaburras(2'05") / 2.Magpies(1'04") / 3.Bush Curlews(2'41") [Dawn Chorus] 4.Fuscous Honeyeaters & Superb Fairy-wrens(4'28") / 5.Swift Parrots & Willie Wagtail(1'43") / 6.Noisy Friarbird(4'24") / 7.Grey-crowned Babblers & Grey Thrush(3'07") [Sunrise] 8.Pied Butcherbirds(4'28") / 9.Turquoise Parrot(1'22") / 10.Restless Flycatchers(3'39") / 11.Pied Currawongs & White-winged Choughs(4'57") / 12.Striped Honeyeaters(2'06") / 13.Rainbow Bee-eaters(2'44") / 14.White-throated Gerygone(2'22") / 15.White-browed Babblers & Painted Button-Quail(3'15") [Morning] 16.Mixed flock of Thornbills & Weebills(3'50") / 17.Jacky Winter(3'47") / 18.Sacred Kingfisher(2'02") / 19.Olive-backed Oriole(1'44") / 20.Rufous Whistler(4'40")
  • A Nature Recordong by Andrew Skeoch(recording & soundproduction) & Sarah Koschak(photography)

これは珍しい,オーストラリアの密林の様々な種類の鳥の声が収録されているCD。
ついでに,制作者が男女ペアというのも,ちょっと珍しいですけど。(^^;)

鳥の種類ごとにトラックが区切られています。
例えば,1.は,ジャケにも使われているワライカワセミ。鳥の声だけを聴かせるのではなく,風景中で遠くから響きながら届く音です。エコーのかかった柔らかめの音色は,その後のトラックでも一貫しています。

全体は切れ目なく一つながりになっています。
様々な場所での様々な鳥の声を収録しているにもかかわらず,トラック間の聴感はきれいに揃っていて,サウンドスケープのCDとしても違和感なく楽しめます。
巧みな音の後処理が窺えますが,音響合成美として文句なし。(^^;)。

ブックレットは,紙1枚折りたたんだシンプルなものですが,収められたフルカラーの風景写真がとてもきれい。CDの盤面,ケースのCDのトレイ部分まできれいにデザインされています。

(2011/12/19) △上に戻る

"Environmental Sounds - Morning Songbirds"

  • 米国盤 The Nature Company NC-243204 (1988)
  • TT:59'12"(1トラック)
  • produced by Bernie Krause

タイトルが上記のものと同じですが,こちらは3枚組"Environmental Sounds"の中の1枚で,もちろん別音源,構成も1トラック。

"Wild Sanctuary - Nature Sound Selection"(「秘境」ほか参照)でも名前の見えるBernie Krause氏が制作,エンジニア,ミキシングでクレジットされています。
他のKrause氏の音源同様,30分目で一度フェードアウトしてから,また続いていく構成です。

概して鳥の声がやや遠目に聞こえる,鳥のたくさんいる風景を切り取ったという感じの音。音量的に物足りなく感じる箇所もありますが,60分間流し続けるには程よい感じの音です。

(2007/11/10) △上に戻る

"Relax With… - Tropical Rainforest"

  • EEC盤 Pilz No.445428-2 (1993)
  • TT:59'59"(1トラック)

CDをかけてまもなく,いきなり間近で日本では聞き慣れない変わった鳥の声がしてきます。背景もかなり賑やかです。
手前で聞こえてくる鳥の声は,代わる代わるいろいろなものが聞こえてきて,なかなか楽しいです。
14分目から24分目にかけて,雨,しかもかなり大粒の雨の音もしています。

筆者が買った中古盤には日本語の帯がついていて,邦題に「森林浴 木もれ日の中の楽園」とあり,"総輸入元:ミカサ通商"と表記があります。1990年代はじめくらいに,よく駅の売店で1枚1,000円で売られていたCDの1つかもしれません。
しかしナカミは原題のとおり,むしろ騒々しい南国のジャングルの音で,とても森林浴なんて優雅なものではありません。(^^;)

(2008/04/06) △上に戻る

"Solitudes - volume twelve : Listen To The Loons"

"Solitudes - volume twelve : Listen To The Loons"
  • 米国盤 Holbome Records CDG 012 (1988)
  • TT:54'52"
  • recorded and produced by Dan Gibson

ジャケ写,タイトルにある"loon"ですが,日本名「アビ」という,北半球に生息している水鳥だそうです。カナダの1ドルコインにも、この鳥の姿が刻印されているそうで。

最初は川のせせらぎの音で始まりますが,間もなく「ひゅるるぅぅ」という感じの特徴のある鳥の声がしてきます。背景で小さくカエルの声もしています。
その後音が少しずつ変わってきて,聞こえてくる鳥の声も入れ替わってきますが,通じて「ほあ〜っ」という声がしています。これが「アビ」のなのでしょうか。

24分目には,まるでコントラバスの弦を弱く擦るような「ぐぅっっ」という音がするのですが,これも生物なのでしょうか。

さらに33分目から38分目くらいにかけては,雷音,雨音もします。
40分目には,これまた不思議な「ひゅーひーひーひー」という口笛のような声もします。 そして,46分目くらいからは波の音がする中,多数の鳥の声がしています。そして,最後の数分間は「ほあ〜っ」の声でシメです。

メリハリのある音の展開,流れがあって,聴いてて飽きません。音もクリアかつ鳥の声などがくっきり聞こえ,音量も適度です。
ただ,録音環境や収録されている鳥についての解説がないのが,ちょい残念。

録音者としてクレジットされているDan Gibsonですが,英語版Wikipediaに項目があったりするので,そこそこ知られた人のようです。

(2008/03/17) △上に戻る

「自然鳥語」

  • 台湾盤 錦茂傳播 Chinmao Communication 99625 (2009)
  • [Disc 1]
    • TT:63'23"(12トラック)
    • 渓泉來的鳥語(1/4/7/10/11/12) / 海裡來的鳥語(2/3/5/8/9/12) / 渓泉與海裡來的鳥語(6)
  • [Disc 2]
    • TT:57'29"(12トラック)
    • 海裡來的鳥語(1/3/5/6/9/12) / 渓泉來的鳥語(2/4/7/8/10/11)
  • [Disc 3]
    • TT:59'18"(12トラック)
    • 純浄的鳥語(1) / 海裡來的鳥語(2/4/6/8/10) / 渓泉來的鳥語(3/5/7/9/11/12)
  • [Disc 4]
    • TT:67'07"(12トラック)
    • 海裡來的鳥語(1/3/4/11) / 渓泉來的鳥語(2/5/6/7/9/12) / 渓泉與海裡來的鳥語(8/10)
  • [Disc 5]
    • TT:64'37"(12トラック)
    • 海裡來的鳥語(1/4/5/8/10) / 渓泉來的鳥語(2/3/6/7/9/11/12)
  • [Disc 6]
    • TT:57'13"(12トラック)
    • 渓泉來的鳥語(1/2/4/6/8/9/10/11) / 海裡來的鳥語(3/5/7/9/12)

6枚組,149元(日本円約450円)の激安CD。
錦茂傳播という会社,様々な分野の激安セット物をむやみやたらに出している,怪しい会社です。
しかし,ジャケの英文タイトルが「Dirs' Songs」っていきなり。(^^;)

各ディスクには,おおまかに山の鳥(「渓泉來的鳥語」),海の鳥(「海裡來的鳥語」)が,約5分1トラックで散りばめられています。5分で切ってばらまく意図は,さっぱり不明ですが。
あと,6枚のディスク中,Disc 6のみ,全編にわたってアナログディスクのプチプチ(スクラッチ)ノイズが聞こえています。

音は,鳥の声,環境音とも明瞭ですが,明瞭すぎてカンカンした音質でもあります。両者をミックスして作ったような音に聞こえます。
Disc3に「純浄的鳥語」というのがありますが,聞こえているのが,環境音なしの鳥の声だからということか。背景にかすかに渓流の音はしていますが。
それにしてもすごいのは,Disc1,4にある「渓泉與海裡來的鳥語」で,なんと山と海のサウンドスケープを混ぜています。こらぁぁぁ,混ぜるんじゃないっっ。(^^;)

とまあ,ここまで超雑なセンスを見せつけられると,味わいさえ感じてきます。(って違うか^^;)

(2011/11/10 一部改訂 2012/06/23) △上に戻る

「鳥 Songbirds」

「鳥 Songbirds」
  • 台湾盤 風潮音楽 Wind Records CB-94 (2004) 2CD+booklet
  • CD1 (TT:48'20")
    1.天籟竹林 Sent from Heaven(5'13") / 2.都會小飛侠 Wings in the City(4'24") / 3.黄鶯出谷 Out of Valley (3'38") / 4.[牛也]所遨翔天空 The Sky He Flies(6'05") / 5.郷間飛行 Flying in Countryside(5'14") / 6.畫眉・微光 Dots of Sunlight / 7.夢與[イ三]鳥舞 Dancing in the Dream(5'17") / 8.水鳥之歌 Songs of Water Birds(8'28")
  • CD2 (TT:57'41",58トラック)「野鳥鳴唱圖鑑」

台湾で,自然音や環境音楽などの良質なCDを制作している"風潮音楽"(Wind Records)の力作。

CD1は,鳥の声にアコースティック楽器の演奏を絡めています。ありがちな企画のようでいて,曲,鳥の声の編集・ミックス,音のバランス等素晴らしい出来です。

CD2は,鳥の声だけ(一部解説ナレーション)を収録したCD。冒頭に中国語で鳥の名前がアナウンスされます。ちなみに最初のトラックは「麻雀」(まーちぅぇ)。って,「スズメ」です。^^;

アートワークも凝りまくってて,くり抜き窓付きのケース,フルカラーのCDのブックレットに加え「鳥人 孫重松」という,このCDの鳥の声の録音者の記録ブックレットも。完璧。


「鳥2 - 天籟所在的地方」 "Birds II - Where the Sounds of Nature Dwell"

「鳥2 - 天籟所在的地方」
  • 風潮音樂 Wind Music (2012)
  • TCD-5050
    • TT:49'22"
    • 1.天籟所在的地方 Where the Sounds of Nature Dwell(4'38") / 2.藍色之門 The Blue Gate(3'52") / 3.[イ尓]讓我的心高歌 You Make My Heart Sing(4'42") / 4.觀霧 Gazing at the Mist(3'57") / 5.野羽的呼喚 The Call of the Wild Feathers(4'41") / 6.大鐵杉幻想曲 Taiwan Hemlock Fantasia(5'46") / 7.畫眉 The Thrush(5'52") / 8.夜之慢舞 Slow Dancing in the Night(5'31") / 9.晨光中的歌 Singing in the Dawn Light(4'57") / 10.寧靜之聲 The Sound of Tranquility(5'24")
    • 製作人:呉金黛 Wu Judy Chin-tai
    • 作曲:Nancy Rumbel(1) / 呉金黛(2) / 何真真(3,9) / 彭靖(4) / Thomas Parisch(5) / 櫻井弘二(6,8) / 聶琳(7) / 楊錦聰(10)
    • 鳥聲録音:孫清松
  • 「中高海拔鳥音圖鑑」 "Illusrated Guide to Medium and High Altitude Bird Sounds"
    • TCD-5050-2
    • TT:40'11(39トラック)

なんと,台湾の癒し系レーベル"風潮音樂"の2004年の力作「鳥」の続編が,8年後の2012年の新譜として登場しました。(^^;)
当サイトで多数取り上げている同社の「聴見大自然」シリーズの新作としても久々です。

今回は,作曲に海外も含めた多くの人を起用していて,中には台湾のポップス系CDのクレジットでよく名前を見かける日本人・桜井弘二もいます。
されど,作曲の人数分の多様性よりは,プロデューサーの呉金黛さんの清澄な室内楽的曲想,アコーステック楽器,特に笛系の音色が活き活きした芸風で,びっちりまとまっています。
本作での鳥の声の絡ませ方の巧さは,前作以上かもしれません。

1.は,Nancy Rumbelのオカリナをメインにした曲。曲に鳥の声をうまく絡ませ,メロディーも鳥の声を模していて,どっちかわからなくなる瞬間もあります。(^^;)
4.は,ちょっと重めのストリングスの音色が美しい一曲。
8.は,夜の鳥の声,虫の声とともに,ピアノ,チェロの音色がしっとりと響きます。

付録のもう1枚のCD「中高海拔鳥音圖鑑」は,前作でも台湾の鳥の声の音源提供をしていた孫清松氏が録音に6年かけたという山林の鳥の声39種類が,約1分ずつ楽しめます。
各トラック冒頭に,中国語と英語で鳥の名前のナレーションがありますが,これがかわええ女の子の声。(^^;)

パッケージの凝り方も相変わらず。
フルカラーのグラフィックが綺麗なのはいつものこと,今回は四方に開くボール紙のパッケージの中に,デジパックのジャケのCD2枚,ポストカードになった解説書が入ってます。
このあたりの芸の細かさもお楽しみです。

最高の台湾みやげ。(^^;)

(2012/11/05) △上に戻る

おまけ

ここは,基本的に短波ラジオ関係のページだったわけですが^^;,ラジオと鳥で思い出されるのが,イタリア・RAIと南アフリカ・Radio RSAのIS(インターバル・シグナル,放送開始前に流れる音楽など)です。

今やRAIは短波放送を中止,Radio RSAはChannel Africaと名前を変え,放送を縮小しアジア向け放送もなくなっています。
そこで,今はラジオから聞こえないこの2局の受信音を,筆者ごたさんが若き日に録ったカセットから。

(2008/02/01) △上に戻る

(c) 2007-2019 gota

片手にラヂヲ♪ホームひとりごと「癒し」をCDに求めて癒しの王者「鳥」
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