片手にラヂヲ♪ホームひとりごと「癒し」をCDに求めて「弛緩」^^;

作成日:2008/06/07
最終更新日:2016/12/04

「癒し」をCDに求めて〜癒しCD・風景音CDレビュー〜

「癒し」をCDに求めて・トップ
河川 秘境
カエル お経 恐怖
幕の内 鉄道 睡眠 解脱
特殊 弛緩 育児 苫米地 観光

「弛緩」^^;

リラクセーションCD

「鳥」とか「波」とかのCDを探しているうちに,「リラクセーション音楽」も副産物として集まってしまいました。(^^;)
この種の音楽には"粗製濫造"のイメージもつきまといますが,よく聴けば実はよくできたものも少なくありません^^;A。
そして,どれもこれも似たようなものかと思いきや,実際そうだったり^^;,意外とあの手この手を使っていたりもして愉しみがあったりもします。


吉村弘「ウェット・ランド 〜気分を和らげるために〜 心の音楽 リラクセーション・ミュージック1」
「アクア・セラピー ジェリー・フィッシュ」
「森の匂い 〜マインド・リラクセーション〜」
「悠・々・自・適 マインドセラピーシリーズ6」
ラルフ・ランステン「星夜幻想」
「マインド・リラクセーション 静寂との会話〜雪どけの水辺に〜」
「The Air - Song of The Earth」
「Best The θ波Music − イライラ解消」
「ミネラルミュージック part.3 光の国へ 生命の星」
「働く女性のための心理音楽 / 聖音の響き」
倉本和人「コズミック ドルフィン」
「聴くクスリ ストレス緩和のためのミュージック・セラピー《ひびき》」
「聴くクスリ 精神安定のためのミュージック・セラピー」
「ミネラル・サウンド・ミュージック・シリーズ フィジー/マタマノア島〜300の宝石〜」
「Planetaria Sound 牡牛座」
「アルファ・リラクセーション 母と子のα波ミュージック Song1」
小久保隆「鳥の詩 FOREST」
小久保隆「WINDS 風の詩」
「アルファ波分析によるストレス解消の音楽〜仕事によるストレス解消のために」
「アルファ波分析によるストレス解消の音楽−知的生活のために−」
「アルファ波分析によるストレス解消の音楽―車の渋滞時イライラの解消のために」
「働く女性のための音楽―ストレス解消のバイオミュージック」
住谷智「サウンド・フォレスト・シリーズ 不思議の森」
「α波ストレス・クリニック・シリーズ イライラ解消」」
ダイソー「アンビエント・リラクゼーション1 ナチュラル・ハーモニクス Ambient Relaxation Vol.1 Natural Harmonics」
ダイソー「サウンド・リラクゼーション・シリーズ」
「オアシスからのメッセージ〜森と水の物語」
「ストレス解消〜木漏れ日の中で "Daydream in the Groove - Relieving Stress"」
「アイソトニック・サウンド」
「宇宙−バーチャルサウンド・リラクセーション」
「ストレス解消 〜 マインド・コントロール・サウンド」
「α波1/fのゆらぎ 安らぎのための音楽 波の音を聞きながら」
「ストレスを解消する〜リズム感を養うために〜 Relax Orchestra - Northpoint」
「胎内回帰シリーズ」
助川敏弥プロデュース「バイオシック・ミュージック」
「実践ストレス予防法」
「女性と仕事とストレスを考えて」
"Ocean daybreak"
「母なる海 心のやすらぎ Ocean Surf - Mind Relaxation」
「ヒーリング・サウンド 日本の美 霧」
小久保隆「ガイアの目覚め GAIA Breathing Mix」
"Child of a Dream - Sound Frequency Patterns in Music for Deep Relaxation"
Dr.Jeffrey Thompson "Egg Of Time"
"Ocean daybreak"
"Ocean Melody - Instrumental Sounds of Nature"
"Tranquillity - Soft Waves - The Sound of Relaxation"
Steven Halpern "Tonal Alchemy"
Chamras Saewataporn "Whisper of The Wind"
Deuter "Reiki - Hands of Light"
Anthony Miles "Chrystal Healing"
「リラックス」Relax [Reflections] NEW!
Montgomery Smith「休息&リラクゼーション」
Gordon Geffries "The Art of Relaxation Series - Pachelbel Canon"
Jim Oliver "The Art of Relaxation Series - Music for Relaxation"
"Solitudes - European Spa"
「音樂花園4 健康心靈音樂 The music of spirit」
「傾聽森林 SPA水療」「藍色海洋 SPA天堂」「緑色 SPA森林浴」
「與放鬆α波共振--鬆靜[糸予]壓法」
<台湾・「向緑音楽」の癒し系CD>
  • 「神奇的α波 潜意識音楽療法」
  • 「心霊能量館」

  • 吉村弘「ウェット・ランド 〜気分を和らげるために〜 心の音楽 リラクセーション・ミュージック1」

    • Eastworld−東芝 HRD-1001 (1993)
    • TT:38'07"
    • 1.ウェット・ランド Wet Land(4'33") / 2.水のきらめき Singing Stream (Spring Mix)(7'39") / 3.ハート・ランド Heart Land(4'32") / 4.かわも Ka Wa Mo(2'04") / 5.ミスト Mist(4'52") / 6.レイン・ダンス Rain Dance(Rain Mix)(7'29") / 7.ドーン(夜明け) Dawn(3'01") / 8.水のささやき Humming Water(3'34")
    • Recorded: 20 Oct. 1992, 806 Studio, Hiro-o

    環境音楽家として知られる吉村弘(1940-2003)の作品。
    レコード的には自主制作が多い印象があるのですが,これはちょっと意外な,リラクセーション音楽として,メジャーレーベルから出ていたもの。

    音は,シンセを使った穏やかな音色の,同一フレーズの繰り返しを主にしたもの。
    ゆったりしたたなびく音メインの曲もあれば,2,6.のようなリズミカルな曲もあり,意外とバラエティがあります。強いて言えば,"Cluster & Eno"のような感じです。
    2,4,6,8には川のせせらぎの音が入っています。

    名のある作曲家の作品ですが「リラクセーション」機能のCDとしても違和感なく,傾聴するも良しの佳作。

    (2009/04/19) △上に戻る

    「アクア・セラピー ジェリー・フィッシュ - The Sounds of Healing」

    • Entertainment Soft Shop Net-work ESS-1007 (2000)
    • TT:51'22"
    • 1.スケルトン・ファンタジー(7'07") / 2.誕生の奇跡(4'52") / 3.あるがまま(7'28") / 4.青い光の彼方(6'06") / 5.いつもと同じ日々(7'24") / 6.秘密のパール・ホワイト(5'21") / 7.海のパストラル(8'03") / 8.Twinkle Teras(5'00")
    • 作曲:悠木昭宏

    「波間に自然体のまま漂うジェリーフィッシュ(クラゲ)のようにゆったりとした時間を楽しんでください…」というCD。

    音楽は,いずれもの,クラシカルな室内楽的な音色のアレンジのゆったりしたテンポの曲ばかりです。
    とくに2,4,6.の偶数番のトラックは,ピアノの音色がアンサンブルの中心になっています。
    曲想は,ドラマの劇伴のような明朗な曲ばかりで,サイキックなところは微塵もありません。
    ただし,8.のみシンセのコーラスの音色を中心にした,異色のシンセ音楽的な展開です。

    作曲の悠木昭宏氏の名前は,この種の癒し系CDではよく見かけますが(「Best The θ波Music」参照),作品リストなどを見ると,むしろ子供向けの仕事が多い人で,さもありなんと思います。

    (2012/12/29) △上に戻る

    「森の匂い 〜マインド・リラクセーション〜」 "The Mighty Rainforest - Mind Relaxation"

    • 日本盤 First Music NSC-602A (1999)
    • TT:67'56"
    • 1.風水(11'15") / 2.森の精霊(17'40") / 3.木々の囁き(12'00") / 4.ガゼーラ(12'48") / 5.空翔けるもの(14'11")
    • 発売:Keep

    駅のワゴンでおなじみ,First Musicの癒しCDです。(^^;)
    自然音をバックに,シンセの繰り返しフレーズを中心に展開する音楽が収録されています。
    曲はいずれも長尺ながら,飽きさせない展開のあるアレンジがなされていて,この種の音楽としては良質です。

    1.は,冒頭は虫の音が響く夜らしい静けさを感じさせる音から始まり,音楽が終わると夜明けらしい鳥の声も聞こえる音になっています。
    2.は,再び夜の虫の声が聞こえる中,ストリングスやコーラスの音色をベースに,ちょっと憂いを感じる曲調。
    3.は,昼の森林らしい,鳥や虫の賑やかな音を背景に,穏やかなフレーズが繰り返されます。
    4,5.ともに,鳥や虫の声のする森林の音をバックに,アップテンポの音楽が展開しています。随所に入ってくるメロディーがなければけっこうテクノっぽくて,拾い物です。ですが,ラストに聴こえてくるのは,なぜか波の音。(^^;)

    [追記] この盤のオリジナルは,Lee Spencer "The Mighty Rainforest" (英Tring International PLC, ATM002, 1991)のようです("Discogs"の情報)。Keep発売のCDには,他にもこのTring Internationalの音源がありそうです。

    (2011/10/07 2015/07/29追記) △上に戻る

    「悠・々・自・適 マインドセラピーシリーズ6」 Mind Therapy "Comfortable Life"

    「悠・々・自・適 マインドセラピーシリーズ6」
    • 日本盤 First Music MSS-706 (2001)
    • TT:43'47"
    • 1.我が道(9'38") / 2.大空周遊(8'18") / 3オリーブ畑の丘(6'22") / 4.緑の地球(11'12') / 5.夕暮れの山々(8'17")
    • 発売:Keep

    駅のワゴンで売られている,チープな癒し系CDの印象の強い"First Music"のCD。
    でも,意外とシンセ音楽的に充実した内容のものがあって,これもその一枚。
    耳に馴染むメロディーのある数分の曲を,アレンジを変えて繰り返すシンフォニックな曲が多いのですが,曲作りが巧みで聞き飽きません。
    例によってクレジットはありませんが,こんなええ音楽を作る人,どこの誰なんでしょうか?
    さりげに名作です。(^^;)

    1.は,ごく緩いテンポで,メロディーをストリングシンセ中心のアレンジで繰り返すクラシカルな曲。この曲だけなら「睡眠」カテゴリーでもイケるかもしれません。
    2.は,この手の曲には珍しく,スローテンポながらドラムの音がビシビシ入り,繰り返すコーラスの盛大な音色のフレーズがベースになっています。
    3.は,ハバネラっぽいリズムを刻むギターの音色をバックに,繰り返される懐っこいメロディーが乗っています。
    4.は,ちょっとアンビエントさも感じられる,緩くたなびくシンセの音色の上に,ストリングシンセや弦楽器のアルペジオの音色などが展開しています。
    5.は,ストリングシンセをバックに,いかにも「山」のムードのある,緩く流れるクラリネットやホルンなどの音色のメロディー。

    (2015/07/12 11/01一部修正) △上に戻る

    ラルフ・ランステン「星夜幻想」 Ralph Lundsten "Fantasia by Starlight"

    • 日本盤 Image - Jet Stream (販売元:クラウン) JA-3003 (1986)
    • TT:36'45"
    • 1.The Region of Heavenly Peace 宇宙の調べ(5'14") / 2.In The Shade of The Purple Moon パープルムーン(3'18") / 3.Introduction to Winter Symphony 冬空のシンフォニー(3'12") / 4.Lullaby 眠りの精(1'59") / 5.Forgive Us Our Trespasses 無限(4'53") / 6.Song from The Stars 星からのメッセージ(3'24") / 7.Cosmic Song コズミックソング(4'33") / 8.Paradise パラダイス(2'49") / 9.Garden of Delight 楽園にて(7'20")
    • シンセサイザー:ラルフ・ランステン

    電子音楽のファンにはスウェーデンの電子音楽の先駆者として,ニューエイジのファンにはスウェーデンのお城に住む癒し音楽の王子様^^;として知る人ぞ知る,という感じのスウェーデンの電子音楽作曲家,Ralph Lundsten(1936〜)の,日本盤(LP,CD,カセット)のみのリリースらしい珍品。(過去の作品からの編集物のようではありますが。)

    1986年というと,まだ現在のような「ヒーリング・ミュージック」のカテゴリーはなかったと思いますが,解説書には「「リラックスと瞑想」のために,これらを創った」,アメリカでリラックスや音楽療法に彼の音楽が使われている旨書かれているので,比較的早い時期の「癒しCD」ということになるでしょう。

    LP,カセットでは1〜4.がA面,5〜9.がB面で,A面がシンフォニックなアレンジ,B面がシンセティックなアレンジの曲という傾向です。

    1.は,ゆったりとストリングシンセが流れを作る中,フルートの音色がメロディーを奏でています。
    2.は鳥のさえずり,男性,女性のヴォーカリーズで始まり,クラシカルなアレンジでまとまっています。
    3.も,ゆったりとしたクラシカルな曲想。
    4.は,風のような音色の持続音をバックに,素朴な笛のような音色のメロディー。

    5.は,笛のような音色のぼんやりとしたメロディーのみが,静謐な空間を漂う曲。
    6.は高い音色のコーラスが,ゆったりと遠くから響いているような曲。
    7.は口笛のような音色のメロディーがたゆたっています。
    8.は鳥のさえずりとオルガンのような響きの音。
    9.は,ラストにふさわしく,再びシンフォニックな響きでシメ。

    (2013/06/01) △上に戻る

    「マインド・リラクセーション 静寂との会話〜雪どけの水辺に〜」"Mind Relaxation - The Mountain Stream"

    「マインド・リラクセーション 静寂との会話〜雪どけの水辺に〜」
    • 日本盤 KEEP NSC-604 (1997)
    • TT:54'31"
    • 1.モーニング・フロウ(10'17") / 2.静寂の小川(9'57") / 3.ダンシング・オン・ザ・ウォーター(11'58") / 4.流れを穏やかに下れば(8'02") / 5.谷間を渡る風(10'09") / 6.日没の河にて(4'06")

    駅のワゴンでおなじみの"KEEP"のCD。
    「幻想的なストリングス・シンセサイザー・ミュージックが日々の喧騒につかれた心を,静寂の幻想世界で癒してくれるでしょう。」という一枚。

    しかし,その「ストリングス・シンセサイザー・ミュージック」というのが,ちょっとクセモノです。(^^;)
    せせらぎや虫の声などが入っているところは,ありがちな癒し系CDのノリですが,肝心の音楽は,アップテンポの短い繰り返しパターンの上に,管楽器の音色で明るめのメロディーが舞っていて,その隙間をたなびくストリングシンセが埋めているような作りです。
    各曲とも長尺,かつ音数もそう多くないのですが,それぞれ2,3のパートでしっかり構成されていて,聞き飽きません。

    それにしても,曲想は癒し系というより,一昔前のゲームミュージックか,1980年代のシンセサイザー・ミュージックの趣です。瞑想的,陶酔的な響きは薄く,能書き通りの「静寂の幻想世界」ではありません。(^^;)
    この手の音楽には珍しく,Jean Michael Jarreあたりの影響も感じられます。

    しかし,筆者のようなアナクロなシンセ音楽のファンなら,一聴の価値はあると思います。
    思わぬところで旧友と再会して元気をもらえたような,そんな気分になりました。(^^;)

    [追記] この盤のオリジナルは,Rob Miller & James Barnett "The Mountain Stream" (英Tring International PLC-ATM006, 1991)のようです("Discogs"の情報)。KEEPから出ているCDには,他にもこのTring Internationalの音源がありそうです。

    (2012/10/01 追記10/03) △上に戻る

    「The Air - Song of The Earth」

    • 日本盤 アポロン APCE-5213 (1992)
    • TT:57'07"
    • 1.St. Starlight(6'18") / 2.Diamond Dust(4'37") / 3.Snowbreak 雪解け(5'29") / 4.Joy(5'51") / 5.Harmony(4'35") / 6.Woodyland(4'29") / 7.Anemone 風の娘(4'26") / 8.Rainbow(4'02") / 9.Lulllby of TELLUS(4'02") / 10.The Sunset Colors(5'04") / 11.Gentle Bleeze(4'42") / 12.Dreams in The Air(3'30")
    • 監修:股野宏志 / 作・編曲:篠原敬介 / 演奏:Aeolus(イオロス)

    癒し系音楽というと,たいがい「医学博士」何とかさんが監修者として名を連ねているものですが,なんとこれは「元大阪管区気象台長」監修というフシギな一枚。
    そのココロは,四季ごとの"偏西風の蛇行データを基に作曲",なのだそうで。(^^;)

    解説によれば,偏西風の蛇行のうち,地球規模の原因による波長数千kmの「長波」と呼ばれる波があって,その北上と南下をそれぞれ音の高低に見立てて作曲されています。要は,そのグラフの波形と,音程やコード進行の上下を合わせている(解説書にも四季それぞれの図と譜例がある)わけだそうで。

    肝心の音楽ですが,ストリングスにソロ楽器(ピアノ,サックス,オーボエなど)のメロディーが絡む,ありがちなイージーリスニング。作曲原理からして,当然音程の激しい跳躍はあまりないわけで,ゆったり穏やかな曲ばかりです。カゲキな前衛を期待すると,脱力しますけど(>筆者^^;)。
    作曲者は,かのNHKスペシャル「アインシュタイン・ロマン」の音楽担当だそうで,いかにもそれ向きの芸風です。

    (2008/09/30) △上に戻る

    「Best The θ波Music − イライラ解消」

    「Best The θ波Music − イライラ解消」
    • 日本盤 アポロン APCE-5346 (1994)
    • TT:56'46"
    • 1.時空への旅立ちII(13'26") / 2.マクロ・コスモス(11'21") / 3.コンセントレーションII(10'15") / 4.センセーション(11'38") / 5.ニュー・タイプ(10'04")
    • 作曲:山本純ノ介(1),悠木昭宏(2-4),吉川清之(5)

    癒し系CDのテーマとしては,リラックスしたときに脳波に現れるという「α波」をお題にしたものはかなり多くあります。ところが,この盤では浅い眠りの際に出てくるという,より波長の長い「θ波」なんてのを採り上げています。(それなら,とっとと寝ちまった方が話が早い,というのはとりあえずなしで,^^;)

    全編効果音等なしの音楽ですが,お題に違わず緩いテンポ,展開の曲ばかりです。
    曲はいずれもシンセの打ち込みですが,ストリングシンセの持続音中心のオーケストラルなアレンジで通しています。

    作曲者も調べてみると,クラシック畑の人たちで,とくに1.の山本純ノ介氏(別項参照)の作品は繊細さもあり,調性もゆらゆら揺れる見事な現代音楽です。
    筆者的には,現代音楽の隠し味に弱いので,これまた愛聴盤に。(^^;)

    (2008/09/30) △上に戻る

    「ミネラルミュージック part.3 光の国へ 生命の星」 "To The Land of Brightness - The Spiritual Stars"

    • 日本盤 アルキ ARCH-9713 (1998)
    • TT:49'07"
    • 1.黎明(3'41") / 2.珊瑚礁(3'20") / 3.光のささやき(2'22") / 4.月のしずく(3'43") / 5.流氷(3'39") / 6.キリエII(3'14) / 7.木もれ日(3'50") / 8.ダイヤモンドダスト(4'28") / 9.アクアの森(4'31") / 10.田園の景(5'19") / 11.生命の星(10'58")
    • 音楽総監督・ヴァイオリン:玉木宏樹 / 作曲・演奏:MMG(ミネラル・ミュージック・グループ)

    日本音楽界の奇人変人の一人と評される作曲家・ヴァイオリニストの,玉木宏樹氏主導のレーベルからの「純正律」音楽の一枚。

    玉木氏の解説によると「ヒーリングミュージックとして企画したわけではない」とのことですが,"Special Thanks"に"日本リラクセーション協会"がクレジットされていたりするるので,このページで採り上げました。(^^;)
    さらに解説では,制作に作曲家の田頭勉氏(CBSソニーの「バイオミュージックシリーズ」にも参加)が加わっていることが記されています。

    この盤では「メロディーを少し控えめにして響きを中心にした」(解説書)とあります。
    ただ,作風はアブストラクトなものではなく,いずれも輪郭のはっきりした,クラシカルな音楽です。

    5.での玉木氏のヴァイオリンの多重録音など,全編玉木氏のヴァイオリンが欣々と鳴り響いているかと思いきや,半数のトラックでピアノのアルペジオが多用されています。ピアノは,作編曲家の美野春樹氏によるものと解説に記されています。
    いずれもゆったりしたテンポの,柔らかい音色の心地よい音楽です。(^^)

    (2012/03/03) △上に戻る

    「働く女性のための心理音楽 / 聖音の響き」

    • 日本盤 キング K30X 154 (1979/1987)
    • TT:41'47"
    • 1.水日和(7'36") / 2.水笛のメルヘン(2'32") / 3.童夢からの目覚め(6'10") / 4.水辺への誘い(4'22") / 5.光と風のデュエット(7'10") / 6.枯れ葉の語らい(3'14") / 7.聖音のきらめき(6'03") / 8.舞水の調べ(4'50")
    • 音楽:伊藤詳 / ストリング・アレンジ:青木望

    解説によると,本作は銀座博品館の社長が従業員に配布し,市販もされるようになったもの。

    作曲者の伊藤詳氏は,喜多郎や宮下富実夫,深草アキといったヒーリング系音楽の作曲家を輩出した"Far East Family Band"の出身。
    当時,この種の音楽には"マインド・ミュージック"という呼び方があって,本作もそうした音楽のハシリと言えそうです。

    各曲には鳥の声や波の音,雨の音などの自然音が散りばめられ,曲間もつなげられています。1〜4.,5〜8.がそれぞれLPのAB面になっていて,各面の最後に向かって音が盛り上がっていくような構成になっています。
    伊藤氏の音楽は,シンセ系の印象があるのですが,今になって聴くとストリングスやブラス,邦楽器の音が目立つ音楽ではあります。(演奏者のクレジットには,仙波清彦や沢田亜矢子(!)の名前もあります。)
    この当時の"マインド・ミュージック"全般に言えることですが,今となっては「癒し」としては各曲とも音楽音楽しすぎ,ちょっと盛り上がりすぎの感は否めません。(^^;)

    同傾向の作品として「受験生のための心理音楽 / やすらぎを君に」(1978),「夢幻光」(1982)などもあります。
    誤解のないように付け加えますが,いずれもテンポのゆったりしたインスト物としては秀逸なものです。

    (2008/06/07) △上に戻る

    「α波ストレス・クリニック・シリーズ イライラ解消」

    • 日本盤 日本クラウン CRCI-20497 (2001)
    • TT:61'03"
    • 1.青い幻燈(15'05") / 2.クラムボンの瞑想(10'35") / 3.やわらかな砂時計(11'49") / 4.風を見た日(13'02") / 5マシリィの光(10'30")
    • 作曲・編曲:磯田健一郎 / 演奏:レゾント
    • 自然音:波音(オーストラリア)

    波の音+癒し音楽の1枚。曲はいずれも,のんびり楽しめる10分前後。
    繰り返しパターンの上にメロディーを乗せた,シンプルでクラシカルな室内楽風が心地良いです。

    1.はピアノの短いフレーズを延々繰り返していますが,単純ゆえの心地よさ。
    2.はハープの繰り返しパターンの上に,フルートのメロディーが乗った曲。もろ「ジムノペディ」風^^;。
    3.は2.同様の芸風で,さらにチェロの音色を添えています。
    4.も,繰り返しパターンのハープとフルートですが,フルートはドビュッシー風。
    5.も同様の作風で,メロディーはクラリネット。

    作曲の磯田健一郎氏ですが,筆者は音楽評論家として名前を覚えていて,氏の著書「ポスト・マーラーのシンフォニストたち」(音楽之友社,1996)は筆者の愛読書だったりします。(^^;)

    (2011/07/04) △上に戻る

    倉本和人「コズミック ドルフィン」

    • 日本盤 グリーンエナジー MS004 (1993)
    • TT:40'55"
    • 1.a.Cosmic Energy - b.Vortex I(Airport MESA) - c.Vortex II(Cathedral Rock) - d.Vortex III(Bell Rock) (30'49") / 2.a.Star Child - b.Cosmic Show(10'04")
    • composed, arranged and performed by Kazuhito Kuramoto

    イルカと銘打ってあるものの,イルカの声のCDではなく,オリジナル曲とブックレットのイルカが描かれた"ヒーリングアート"で綴られています。

    内容は,メロディー,リズム,ハーモニーともはっきりした,ありがちなシンセ音楽。(^^;) 2.では,イルカの声と乳児の声,波の音などの効果音が入っています。

    (2008/09/30) △上に戻る

    「聴くクスリ ストレス緩和のためのミュージック・セラピー《ひびき》」

    • 日本盤 日本コロムビア/DENON COCS-6246 (1990)
    • TT:55'11"
    • 1.導入(騒音)(2'15") / 2.調整(1) 悠(7'14") / 3.澄(6'45") / 4.調整(2) 明(4'20") / 5.朗(4'30") / 6.快(4'40") / 7.調整(3) 調(5'14") / 8.瞑想 融(20'06")
    • 作曲:北島直樹 / 演奏:Naoki Kitajima & His Ensemble

    「セラピー理論をもとに仮説的に曲想構成を設定し,新たにオリジナルに作られた」CD。

    全体に,映画音楽のようなサウンドで,あまりアンビエント色はありません。
    1.の導入部は,雑踏の音に始まって,電話のベル(黒電話のもの),最後に「いらいらの極限の果て自分が物を投げつけ,ぶっ壊した情景をイメージ」するガラスの割れる音。
    そして調整部(1)に入りますが,2.はTVの2時間サスペンスのサントラ風憂愁のある音楽(^^;)。調整部(2)の5.は,モーツァルトの室内楽風。

    ただし,本CD中最長の瞑想のパートの8.だけは,なかなかアンビエントです。
    波の音をバックに,前半はピアノソロをメインにしたアンサンブル,後半は笛の音色が哀愁のあるメロディーを奏でています。その音が,波の音に浮かんでは沈みと,耽美なこと。そして,最後の約3分は波の音だけになってシメです。

    (2008/06/12) △上に戻る

    「聴くクスリ 精神安定のためのミュージック・セラピー」

    • 日本盤 日本コロムビア/DENON COCS-6247 (1990)
    • TT:52'06"
    • 1.(騒音) 緊 (波と血流音)(1'54)/ 2.やすらぎ (波と血流音)(4'34") / 3.たわむれ (波)(10'58") / 4.(波) ぬくもり (波)(9'35") / 5.いざない (波)(14'22") / 6.(10'22)
    • 作曲:天上昇 / 演奏:菩提樹
    • 監修・解説:ヒューマン・ウェアネス研究所

    前記の同シリーズ「ストレス緩和のためのミュージック・セラピー」同様,「そんな現実を十分に認め,感じるところからスタートしてください」(解説書)というわけで,まずは電車や工事現場,車の騒音などから始まります。そして,「ききぃぃぃっっっ」と急ブレーキの音で,2.に。

    2.の冒頭は,サスペンスドラマ風,音のまばらな無調の現代音楽タッチの演奏。そして1分25秒目あたりから,「しゅわっ,しゅわっ」という血流音。そしてそれに波の音がかぶってきて3.に。

    3.は1分半ほどして,チェレスタ風音色の繰り返しパターンの上に,チェロ風の音色のメロディーが乗った音楽が入ってきます。

    4.は,エレピの短い繰り返し音のパートと,ブラスっぽい音のパートが交互にくる,これもシンプルな曲。

    5.は,波の音に混じって,コーラスの音色で短い音がまばらに繰り返されるところから始まります。3分目から,ストリングシンセとコーラスの音色のゆったりした曲。メロディーが「パッヘルベルのカノン」の冒頭にちょっと似た感じもします。

    6.は,ジャケ,解説ともに表示のない謎のトラックですが,3.のメロディーがコーラスの音色の別バージョン。解説書が,カセット版(COTS-1106)と兼用になっているところをみると,おそらくCDのみ収録のトラック。

    全般に,曲がシンプルというか大味というか,微妙です。ただ,波と血流音というアイデアには,曲が合っていない感じはします。

    (2010/04/26) △上に戻る

    「ミネラル・サウンド・ミュージック・シリーズ フィジー/マタマノア島〜300の宝石〜」 "Mineral Sound Music Series Fiji Matamanoa Island"

    • 日本盤 日本コロムビア COCX-31400 (2001)
    • TT:49'05"
    • 1.夢現(ゆめうつつ)(7'22") / 2.白珊瑚の浜辺(8'23") / 3.300の宝石(7'02") / 4.真昼の微睡み(6'57") / 5.椰子の木陰にそよぐ風
    • (7'17") / 6.黄金色の落日(7'26") / 7.エピローグ(4'36")
    • サウンド・プロデュース:小久保隆

    「人が求めるイメージの中の最高のリゾート環境を,音だけの世界で実現した」各地の環境音と「それぞれの自然環境に触発されて作曲された」音楽のCDシリーズの1枚。

    制作は,環境音楽,自然音収録ともにその道の第一人者,小久保隆。
    波の音をバックに聞こえる音楽は,いずれも素朴なフレーズの繰り返し。緩いメロディーには,笛の音色が多用されていて,いかにもトロピカルなのんびりしたムードを醸し出しています。

    もっとも,この盤は音楽主体で,自然音の味付けは薄め。きれいなジャケもむしろ自然音を連想させるだけに,ちょっと物足りなさは感じます。

    (2011/10/07) △上に戻る

    「Planetaria Sound 牡牛座」

    • 日本盤 サウンドワークス MN-3522 (1993)
    • TT:38'36"
    • 1.王女エウロウペ(9'14") / 2.アフロディーテの恵み(9'54") / 3.神々の王ゼウス(9'43") / 4.白い牡牛(9'25")

    駅のワゴンで売られていたと思しき癒し音楽CD。
    ただ,これの変わったところは,「コンピューターを駆使した独自の方法で制作」されていて,聴くと「星座を構成する主な星を結んだ姿が浮かび上がるように聞こえてきます」というフレコミ。

    音楽は,ゆったりしたテンポで,明瞭なメロディーもある,ありがちなシンセ音楽。
    肝心の星座が見えてくるという音楽は,トラック1,3.です。
    他の2曲と違うところは,曲のところどころに,曲のコードやリズムに関係ないタイミングで「ちりんちりん」と,高めの金属的な音色のパーカッションが入っていることです。

    しかし,見えません,私には。(^^;)
    解説書にも,星座の「神話」と「性格」の解説はありますが,星座を見るための指示などがありません。(中古で入手したので,もしかしたら失われているのかもしれませんが。)

    だいぶ前,TVの砂嵐のような画像から,ぢっと見ると絵が浮かんでくるという「3D画像」というのが流行りましたが,その音楽版か。ただ,目が悪い筆者には,3D画像は何も見えず悔しい思いをしたのを思い出しました。
    で,これの場合,悪いのは耳,それとも頭…。(^^;)

    (2008/09/30) △上に戻る

    「アルファ・リラクセーション 母と子のα波ミュージック Song1」

    • 日本盤 児童英語研究所 FUN 4051 (1992)
    • TT:59'30"(1トラック)
    • 1.Song 1(59'30")
    • Produced & Composed by Shinichiro Izumiyama

    ネット上に,盤,発行元,作曲者いずれも情報のない,謎の一枚。
    親子で聴くリラクセーション音楽という企画はよくあるものですが,出しているところが「児童英語研究所」というのが,謎のポイント。(^^;)

    内容はピアノソロで,バッハの平均律第1巻1番のプレリュードのようなアルペジオをベースに変奏していくタイプの曲。割にベタな普通の音楽で,ミニマルという感じはありません。
    なんとノンストップですが,同じものが繰り返されていて,最後はフェードアウトで終わります。

    情報がないので,どういう使い方を意図しているかわからないのですが,α波が出て英語の勉強がはかどるよりは,寝てしまうか踊って遊ぶかだと思うのですが。(^^;)

    (2010/09/05) △上に戻る

    小久保隆「鳥の詩 FOREST」

    • 日本盤 STUDIO ION ION-0605 (1999/2006)
    • [disk1]
      • TT:47'30"(1トラック)
      • 1.鳥の詩
    • [disk2]
      • TT:23'11"
      • 1.ロワール・シャンボール城近くの森の朝(7'39") / 2.南アルプス・夏の蝉しぐれ(7'34") / 3.沖縄・ヤンバルの森の音(7'56")

    環境音楽の大家,小久保隆の作品。

    disk1は,カッコウやウグイスなどの鳥の声が聞こえる自然音を背景に,深くリヴァーブがかかった,ごく柔らかい音色でミニマルなメロディーが聞こえてきます。
    前半はギター,中盤はチェレスタ,ピアノ,終盤はヒグラシの声とマリンバの音色,最後は夜の虫やフクロウの声とともに再びギターと音色を変えながら続きます。
    時々息をつくように止まって,また始まる間合いも心地良いです。

    全体の構成もさることながら,自然音と音楽の音量のバランスも少しずつ変化させているようで,50分弱をすんなり聴き通せます。小久保隆,恐るべし。(^^;)

    disk2は,2006年に「スペシャル・エディション」として発売の際加わった,ボーナスディスク。こちらは,短く風景音のみです。
    1.は,鳥の声が賑やか目に聞こえていますが,日本とそんなに変わった感じはしません。(^^;)
    2.は,静けささえ感じさせる,ええ音色の蝉の声。どうしてこういうのがCD1枚で出ていないのでしょうか。(^^;)
    3.も,蝉の声がしていますが,ちょっと変わった音色です。さすが沖縄,一味も二味も違います。

    (2011/12/04) △上に戻る

    小久保隆「WINDS 風の詩」

    • 日本盤 STUDIO ION ION-0916 (2006)
    • [DISC 1] (TT:56'04")
      1.風のオアシス-遥かなる青い星-(18'04") / 2.熱帯雨林の夜明け(6'48") / 3.大地の呼吸I(6'01") / 4.モネの音風景「ヴェトゥイユの森」(9'26") / 5.モネの音風景「ジヴェルニィ 睡蓮の池」(8'39") / 6.大地の呼吸II(7'04")
      • All music composed by Takashi Kokubo / track 1. by Takashi Kokubo / track 2.3.6. by Takashi Kokubo & Toshiaki Iida / track 4.5. by Takashi Kokubo & Kayo Matsumoto
    • [DISC 2] (TT:21'57")
      1.オーストラリア・モスマン渓谷の密林(7'10") / 2.フィジー・マタマノア島の波(7'42") / 3.四国・吉野川の源流のせせらぎ(7'03")

    自然音と環境音楽の道の大家,小久保隆氏の自身のレーベルからの一枚。

    Disc1は,波や川,森の音などの自然音+音楽。
    キホンは,ミニマルっぽい繰り返しフレーズの上に,メロディーが乗るパターンの音楽。
    また,曲の間にリズムレスのストリングシンセ,ピアノの音が漂うパートがある曲も。

    Disc2は,自然音のみのトラック。盤面には"Please enjoy with your headphones."あります。
    各トラックとも収録時間が7分程度で,もうちょっと長い間聴いていたいとも思うのですが。

    その自然音と音楽の絡まり方,音のバランスは絶妙で,長い曲も飽きずに聴き通せます。ベテランの小久保氏の手練手管を思い知らされます。^^;
    微妙な空気の動きでしかない「風」は,それを感じ取った人間の,しかも優れた表現を通してしか再現できないのかもしれません。

    (2009/11/23) △上に戻る

    「アルファ波分析によるストレス解消の音楽〜仕事によるストレス解消のために」

    「アルファ波分析によるストレス解消の音楽〜仕事によるストレス解消のために」
    • 日本盤 CBSソニー 30DH 5035 (1988)
    • TT:49'12"
    • 1.人間関係のストレス解消(8'13") / 2.さわやかな涼感を求めて(8'27") / 3.ファンタジー(6'03") / 4.テクノストレスの解消(8'40") / 5.憂鬱から逃れて楽しく(8'55") / 6.明日の光に向けて(8'33")
    • 山本純ノ介(作曲・演奏:1,6) / 鈴木行一(作曲:2,5) / 鈴木行一オーケストラ(演奏:2,5) / 森本浩正(作曲・演奏:3,4)

    収録曲のミもフタもない直球ストレートなタイトル^^;にごまかされてはいけません。
    実はこの1枚は,癒し系を装った隠れ現代音楽の祭典なのです。(^^;)

    ポップス的な音もあるとは言え,作曲者の3人はいずれも現代音楽畑で,凝った編曲にその背景が滲み出ています。(ちなみに,1,6.担当の山本純ノ介氏は,故・山本直純氏のご子息。)
    各トラックの配置を,作曲者ごとにシンメトリックにしているところも,現代音楽のシステマティックさか。

    1.は低く静かに立ちこめる低音の持続音の上を,ストリングシンセの緩いメロディーがとりとめもなく絡んでいく,鬱々としたアンビエントというか現代音楽というか,本作のベストトラック。(^^;)
    2.は,チェレスタらしき音のミニマル風フレーズの上を,クラリネット,ストリングス,フルートなどが舞う耽美な一曲。
    3.は,ゆったりとしたストリングシンセを背景に,サックスのメロディーが乗っています。
    4.は唐突に,ポップス的ドラムに乗った明るいサウンド。が,後半はドラムの音は止み,ピアノの音色中心の緩いアンビエントサウンドに。
    5.は,重苦しい無調で始まり,クラリネットが愁いのあるメロディーを奏でます。さらにストリングス,ピアノと引き継ぐうちに曲調が明るくなり,盛り上がっていきます。
    6.は,定番のパンフルートの音色中心の編曲ですが,メロディーの途中でブラスの音色が絡んだり,さすが現代音楽,スナオではありません^^;。最後はベース,ドラムも入ってシメ。

    (2008/09/30) △上に戻る

    「アルファ波分析によるストレス解消の音楽−知的生活のために−」

    • 日本盤 CBSソニー 30DH 5036 (1988)
    • TT:47'10"
    • 1.朝のさわやかなめざめに(8'38") / 2.子供の勉強前に(精神集中)(7'09") / 3.愛のやすらぎ(7'23") / 4.仕事を始める前に(精神集中)(7'20") / 5.快適なお食事のひとときに(8'21") / 6.眠れない夜のために(7'59")
    • 作曲・演奏:鈴木行一・鈴木行一オーケストラ(1,5) / 森本浩正(2) / 山本純ノ介(3,4,6)
    • 監修:貫行子

    クラシック系作曲家を動員した,CBSソニーのシリーズの一枚。
    癒し系「らしい」かどうかはともかく,曲のクオリティは高いです。(^^;)

    1.は,かそけきハープの音色に始まって,弦の音がとてもきれいな室内楽。最後の数分は,ジャズっぽいピアノが気持ちよく乗ってきますが,フェードアウトで終わるのが惜しいです。
    2.は,このシリーズには珍しい,ちょっとコミカルな劇伴風。ややアップテンポなリズムマシンの上に,二重三重に重ねたピアノの音やシンセのメロディーが乗っています。
    3.は,チェロとピアノの演奏。もろクラシックの「チェロソナタ」です。
    4.は,リズムマシンとシンセのフレーズに,メロディーが絡んできます。ミニマル的シンセの音のずらし具合に,ライヒっぽさも感じられます。(^^;)
    5.は,フルートとハープが前面に出された室内楽。食事がお題で「ターフェルムジーク」かと思いきや,モーツァルトのディヴェルティメントの緩徐楽章風^^;。
    6.は,繰り返すキーボードのフレーズの上を,弦とも笛ともつかない深く伸びるシンセの音色の,やや不安定なメロディーが流れていく,むちゃむちゃ耽美な一曲。

    (2010/01/17) △上に戻る

    「アルファ波分析によるストレス解消の音楽―車の渋滞時イライラの解消のために」

    • 日本盤 CBSソニー 30DH 5156 (1988)
    • TT:48'39"
    • 1.朝のさわやかな出勤に(6'14") / 2.渋滞時のイライラ解消(7'03") / 3.ビジネスマンの志気向上に(5'07") / 4.食後のひととき,緑の樹陰で(5'34") / 5.眠気を吹っ飛ばせ!(5'06") / 6.アフター・ファイブ(7'31") / 7.素敵なデートに(6'34") / 8.ハイウェイ・ドライビング(快適なドライブのために)(5'00")
    • [作曲] 鈴木行一(1,6) / 山本純ノ介(2,7,8) / 森本浩正(3,5) [演奏] 鈴木行一オーケストラ(1,6) / 山本純ノ介(2,8) / 森本浩正(3,5) / 熊坂明(4) / 山本きよみ,ヴォーカリーズ:大倉由紀枝(7)

    1980年代終わりのCBSソニーが,現代音楽系作曲家を動員して制作した癒し音楽のシリーズの1枚。
    ただしこの盤は,全般にドライブの爽快感を出すためか,クラシックよりはポップス風のアレンジの曲が目立っています。

    2.の冒頭は,ニューウェーブポップ的リズミカルなシンセの音で始まりますが,じきにモダンなフレーズに変わるあたり,さすが現代音楽の世界の作曲者。(^^;)
    5.は,Art of Noise風の金属的な音色中心のサンプリング音で構成された一曲。この曲に限って「※この音楽は,眠くない方はお聴きにならないで下さい。」と注意書きがあります。(^^;)
    7.の解説には「名ソプラノのヴォーカリーズを,お楽しみ下さい。」とあります。ピアノ伴奏に乗せて,二期会所属のオペラ歌手,大倉由紀枝氏のヴォーカリーズが繰り広げられています。

    (2008/12/23) △上に戻る

    「働く女性のための音楽―ストレス解消のバイオミュージック」

    • 日本盤 CBSソニー 30DH 5290 (1989)
    • TT:44'06"
    • 1.快適な朝のめざめと食事のために(7'21") / 2.不安を解消!(7'48") / 3.やすらぎのティータイム(5'10") / 4.働く女性のストレス解消(8'08") / 5.愛と希望にむけて(7'16") / 6.心地よい眠りのために(8'03")
    • [作曲] 田頭優子(1,3) / 菅野由弘(2,4) / 田頭勉(5),森本浩正(6) [演奏] エトワール・アンサンブル(1,3) / エトワール管弦楽団(2,5) / 菅野由弘(4) / 森本浩正(6)

    1980年代終わり頃,ソニーがシリーズで出していた癒し系音楽CDの一つ。これも,現代音楽系の作曲家による,生オーケストラやアンサンブルを使ったクラシカルなアプローチです。

    1,3は明るいタッチのクラシック風。1.は,チェレスタとハープが絡むツカミが印象的。3.はピアノとバイオリンのソナタ風。
    2,4は,なんと先鋭な作風で知られる菅野由弘氏の作品。2.は,重く暗い現代音楽風から後半はブラームス風に。4.は,冒頭水滴の音で始まり,ひんやりした電子音が曲全体を包んでいます。 5.は,これまた古典的なピアノ協奏曲風。
    6.は,他の一連の作品にも参加している森本浩正氏のシンセ演奏。

    (2008/12/23) △上に戻る

    住谷智「サウンド・フォレスト・シリーズ 不思議の森」"Forest Marvelously"

    住谷智「サウンド・フォレスト・シリーズ 不思議の森」
    • 日本盤 CBSソニー 32DG 62 (1986)
    • TT:50'38"
    • 01.青い月の下で(19'29") / 02.金の星と銀の星(11'20") / 03.水のささやき(10'03") / 04.風と鳥の対話(9'44")
    • 作曲とパフォーマンス:住谷智/TATA(Topological Art of Tokyo Association)

    CBSソニーから1980年代中盤に出された,イージーリスニング,環境音楽のシリーズ「サウンド・フォレスト・シリーズ」の一枚。
    シリーズの他の作品は,篠笛の藤舎推峰「静寂〜古都の瞑想」(別項参照)と笙の宮田まゆみ「星雲」。

    住谷智氏(1930〜2003)は,旧制高校で電子工学を学んだ後音楽の世界に入り,1962年には自らの電子音楽スタジオを創設,1972年に設立された東京学芸大学内の電子音楽スタジオでも教鞭をとっています。
    「TATA」は,1977年頃に始めた組織とのことです。

    もっとも,「環境音楽」のCDでもあるせいか,電子音は控えめで,テーマに沿った自然音のコラージュの趣です。
    住谷氏の作品の特徴でもあるのですが,アルバム全体が高めの音で絞られていて,そこに好き嫌いが割れるかもしれません。

    1.は,虫の声の中から,高いトーンで長く延びるシンセの音が入ってくる繰り返し。
    2.は,「からんからん」という音で始まり,中盤からはごく高い音がひらひらと舞っています。
    3.は,水の音のコラージュのようですが,洞窟の中で響くような水の音や波の音が入り混じっています。
    4.も鳥の声ですが,よく聴くと寄り添うように「ころんころん」と鳴る電子音が入っています。

    ちなみに,当時のCBSソニーから出ていた「超未来幻想」(38DG 25,1984),「超未来幻界」(32DG 57,1986)では,ずっと刺激的な電子音響が楽しめます。(^^;)

    (2016/01/11) △上に戻る

    「アンビエント・リラクゼーション1 ナチュラル・ハーモニクス Ambient Relaxation Vol.1 Natural Harmonics」

    • 日本盤 ダイソー CD-A-1 (制作年不明)
    • TT:41'17"
    • 1.コミュニティ・オブ・ザ・サン Community of the Sun (7'47") / 2.アルファ・チャンネル Alpha Channel (8'56") / 3.ハー・プリミティブ・サウンド Her primitive sound (14'17") / 4.フォーエバー・ナウ Forever now (10'17")

    もはや,CDでさえたいがいのジャンルが揃う"ダイソー"ですが,「アンビエント」なぞと称するものまであるのだから,ただオドロキです。^^;A

    リリース時期は不明ですが,ネットで検索してみると,2003年あたりからこのCDに言及した記事が見られます。
    また,英文で検索をかけてみると,発売元不明ながらリリース年を2000年とするデータも出てきます。
    よって,音源は海外で制作され,2003年頃にダイソーで発売されていることが窺えます。(番号からすると,ダイソー初の100円CDか?)
    ただ,いずれにしても演奏者は,例によって不明です。

    ジャケには「自然の鼓動と森羅万象をテーマに電子音と自然音,民族打楽器が結合し,情景的な響きが心地よくループするリラクゼーションミュージックです。」とあります。

    1.は鳥の声,せせらぎの音で始まり,民族歌謡のフレーズをサンプリングしたらしきループ,民族音楽的音階のシンセの音,タブラのような音色のパーカッションの音が絡まる,アンビエントというよりはニューエイジ的な音。
    2.は動物や虫の声がする森林の環境音らしき音を背景に,エスニックなパーカッションの音を中心にした曲。
    3.は,シンセの延々続く持続音に,速いテンポを刻むパーカッションの音が軽く入った,本CD中では一番「アンビエント」な一曲。
    4.は,シンセの持続音に,鳥の声や民族歌謡のサンプリングが挟み込まれる,これもニューエイジ的一曲。

    これで100円なら,文句はありません。^^;

    (2009/07/04) △上に戻る

    ダイソー「サウンド・リラクゼーション・シリーズ」

    • 日本盤 ダイソー (制作年不明)

    ダイソーの100円CD,もはやなんでもあります。ジャズやらクラシックやら自然音CDやらに驚いていたら,ヒーリング・ミュージックまであります。(^^;)

    数あるシリーズ中からこの2枚を選んだのは,収録曲が10分前後の長尺で「プログレ心」を誘われたからです。(^^;)
    いずれも作曲者,演奏者のクレジットはありません。それぞれの芸風はかなり違うので,作曲者は別だと思われます。

    「10 - ヒーリング VOL.7 Balance & Oasis」

    • CD-A-12
    • TT:30'50"
    • 1.A Vital Point(10'07") / 2.Delightful Vibrations(11'04") / 3.Odem Of The Forest(9'37")

    10分前後の曲3曲入り。
    いずれも,シンセとピアノ,ヴァイオリン,フルートなどの編成で同一フレーズをソロ楽器を変えながら繰り返す曲。

    自分の部屋で聞くというよりは,公共の場,待合室とかホテルのロビーとかで流れていそうなムードの曲。

    「16 - ヒーリング VOL.13 Symphony in Harmony」

    • CD-A-18
    • TT:24'33"
    • 1.Voices of Creation(10'31") / 2.Creation of Life from Water(9'40") / 3.Streams of Consciousness(4'20")

    3曲,約10分の2曲と4分半の1曲を収録。
    クラシカルなシンセの演奏に,コーラスが入っています。
    おもしろいのは,この種の音楽に珍しくドラマチックな展開があるところ。

    2.では演奏の背景に,なんと中国語のナレーションが聞こえています。(@_@)
    これしか聞いてないので邪推ですが,このCDのネタ元は,芸風といい中華圏でよくある「仏教音楽」の類かもと(「お経」参照)。

    (2008/06/29) △上に戻る

    「オアシスからのメッセージ〜森と水の物語」

    「オアシスからのメッセージ〜森と水の物語」
    • 日本盤 テイチク TECD-20335 (1993/1996)
    • TT:53'11"
    • 1.森の目覚め(18'10") / 2.夏の記憶(16'03") / 3.遙かなる青い星(18'56")
    • Produced by Takashi Kokubo
    • Music, Arranged and Mixed by Takashi Kokubo

    自然音と癒し音楽の,もはや大家と言うべき小久保隆氏の1枚。
    自身のレーベル(「WINDS 風の詩」参照)からリリースするようになる前のもので,テイチクからのこのシリーズは10枚ほど出ているようです。

    リズム,ハーモニー,メロディーが揃った,ゆったりしたテンポでの繰り返しの多いシンセ音楽と風景音の組み合わせ。
    自然音もシンセ音楽も,ごく柔らかい音色で,耳に良くなじみます。
    全体の構成もよく練られていて,飽きずに聴き通せます。さすが,小久保隆仕事。(^^;)

    1.は,上流の水源のような,水量の少ないせせらぎの音と鳥の声が背景。
    2.は雷の音で始まって,せせらぎの音,蝉の声などが聞こえます。中盤,音楽が止まって,風景音だけ聞こえるパートも。
    3.は,せせらぎと鳥の声メインですが,音楽の中に風鈴のような音が聞こえていて,うまくなじんでいます。

    余談ですが,ジャケには「世界初「高周波ノイズ」収録CD」とあります。「自然の中の音にふんだんに含まれた,大脳を刺激し人間をリラックスさせるノイズ」とのこと。(自然音のCDなら,このCDのリリース時点でも,すでにたくさん出ていたとは思いますけど…。^^;)
    あと,コピーライトのクレジットに,なぜか"Matsushita Electric Industrial Co."(松下電器産業)の名前があったりします。もしかすると,松下絡みのプロジェクトで使った音楽の流用だったりするのでしょうか。

    (2011/04/30) △上に戻る

    「ストレス解消〜木漏れ日の中で "Daydream in the Groove - Relieving Stress"」

    • 日本盤 デラ MS-3202 (1998)
    • TT:45'14"
    • 1.風香る時(10'51") / 2.Geeen Air(12'03") / 3.森の精(8'40") / 4.雲と風(13'38")

    効能として「精神的疲労の時,リフレッシュしたい時,すっきりした目覚めに」と謳ったもの。

    各トラックとも,鳥のさえずり,川のせせらぎの音をバックにした音楽。1.はギターのアルペジオにフルートのメロディー。2.はシンセのドローンにパンフルート風の音色のメロディー。3.はエスニックなパーカッション風の繰り返しの上にピアノの音。4.は音数の少ないキーボードが繰り返すフレーズで,隙間をバックの鳥の声が埋めています。

    (2009/02/14) △上に戻る

    「アイソトニック・サウンド」

    • 日本盤 デラ

    「高品位デジタル録音した天然・自然の音と,自然をイメージした美しい音をブレンド」という,癒しCDの雄,デラの「アイソトニック・サウンド」のシリーズ

    その中で,たまたま手に入ったのが,シリーズ中の石黒孝子氏作曲の3枚。
    ネット上の情報を探ってみると,国立音楽大学ピアノ科卒で,NHKの教育番組を中心にCMや劇伴,ステージなどを数多くこなしているベテランの方のようです。
    よって基本的芸風は,メロディー,ハーモニー,リズムもある手堅い"普通の音楽"^^;ですが,下記「朝もや」のような大当たりもあるので,油断できません。(^^;)

    余談ですが「朝もや」以外の2枚は,本稿執筆時点(2008年7月現在)で同一タイトルで別の作曲家の作品(カタログ番号も違います)が発売されているので,入手をお考えならご注意を。

    「水 Water」

    • NSG-201 (1993)
    • TT:41'30"
    • 1.ゆれる光の中で(9'22") / 2.水のささやき(11'13") / 3.ときめき(10'10") / 4.夕暮れ(10'43")

    「海 Sea」

    • NSG-203 (1993)
    • TT:46'46"
    • 1.夜明け〜誕生(11'07") / 2.夢の中へ(12'40") / 3.夕凪(11'04") / 4.はるかなる時を超えて(11'53")

    「水」は,鳥の囀りも聞こえる川のせせらぎの音がベースです。そこに,穏やかなテンポのシンセ音楽が入ってきます。川の音もトラックごとに微妙に変わります。
    「海」も,波の音がベースになっているほかは,「水」とほぼ同傾向の音楽が流れています。
    どちらも,安心してゆったりとしたキモチで聴ける,良質のイージーリスニングではあります。

    が,それを楽しみつつも,音楽音楽したなめたヒーリング音楽,とココロの隅で思ってしまうのが,汚れた大人になってしまった筆者ごたさんなのでした^^;。

    で,残り1枚もそんなもんだろ,と思いきや…^^;

    「朝もや Mist」

    「アイソトニック・サウンド〜朝もや Mist」
    • 日本盤 デラ NSG-205 (1994)
    • TT:51'28"
    • 1.(19'00") / 2.(15'00") / 3.(17'26")

    自然音は「ちょぽちょぽちょぽ」という水の音と鳥の声。音楽は"クリスタル・サウンド"風の音色のキーボードソロ。

    音楽は,メロディーもあり輪郭はくっきりしていますが,音数はごく少なく,メロディーが認識しづらいほどゆっくりしたテンポで,2小節くらい音がしては止まりまた続く緩さ。まさに沈み込んでいる感じです。風景音の中に音楽が浮き沈みする,音のバランスも絶妙。
    各トラックにタイトルがついていないのも,シリーズ中では変わった趣向です。

    デラのCDは同社のサイトで試聴できますが,このシリーズの他の盤の曲と比べても,突然変異^^;としか思えないアンビエント度の高さです。
    テーマの「朝もや」自体は音にはならないものの,そのムードをうまく捉えています。(もちろん,筆者ごたさん好み。^^;)

    (2008/06/28 改訂 2008/07/29) △上に戻る

    「宇宙−バーチャルサウンド・リラクセーション」

    • 日本盤 デラ ORV-401 (2000)
    • TT:55'31"
    • 1.旅立ち(10'07") / 2.スターダスト(5'07") / 3.黒〜パステルの世界(9'41") / 4.暗闇の中に光る小さな星達(7'00") / 5.宇宙の子守歌(12'34") / 6.宇宙からのメッセージ(11'00")
    • Music Composed and Arranged by Masayoshi Ohta

    中古レコ屋で発見。
    「サウンド・ストーリーとともに味わう,壮大で美しい宇宙の旅―。これが,究極のリラクセーション」という帯の文句に,ネタになりそうな香りがして買ってみました。
    "デラ"もかつては,こんなものまで出してたんですねぇ。(^^;)

    1.は,いかにも「ロケット発進っ」という感じの,シークエンサーのリズムにシンフォニックなシンセのメロディー,ロケットの爆音や無線交信風ノイズ…。いきなりベタな展開です。(^^;)
    1.の後半は,シンセの女声コーラスがたゆたう,いかにも「一面に信じられないくらい,たくさんの光が…」(解説書)というノリ。(^^;)

    2.以降も,まったく意外なところのない,穏やかなごく普通のシンセ音楽^^;が続きます。
    2.はシークエンサーのリズムに女声コーラス,3.はピアノの音色中心,4.はたなびくシンセの音を背景にピコピコ音,5.は中間にいかにも無重力という感じの無調ミニマルのパート,シメの6.はしみじみとした弦楽合奏の音色中心。

    しかし,ここまでベタベタの「宇宙」イメージの音楽だと,かえってイヤなところがないです。壮大で美しい宇宙の旅,お腹いっぱいです。(^^;)

    (2009/11/23) △上に戻る

    「ストレス解消 〜 マインド・コントロール・サウンド」

    • 日本盤 デラ SBB-104 (1995)
    • TT:46'46"
    • 1.(11'19") / 2.(12'35") / 3.(11'06") / 4.(11'44")

    波の音を背景に穏やかなシンセ音楽,そして"サブリミナル・メッセージ"も入っているというCD。

    曲はいずれも,ピアノやエレピなどで奏でられるシンプルなメロディーがメイン。トラックは4つですが,各トラックに2曲ずつくらい入った構成です。

    リラクセーション用音楽というと,たいがいは明るめのメロディーなのですが,ちょっとペーソスも感じるマイナーなメロディーもありなのが特徴と言えば特徴か。
    作曲者は記載がないのですが,この芸風はもしかすると,石黒孝子氏(別項参照)あたりかも。

    (2008/09/30) △上に戻る

    「α波1/fのゆらぎ 安らぎのための音楽 波の音を聞きながら」

    • 日本盤 バンダイミュージックエンターテイメント APCE-5591 (1996)
    • TT:44'56"
    • 1.海辺の休日 The Beach Vacation(17'03") / 2.静寂 Eternal Blue(12'26") / 3.青き海原へ The Water Planet(15'25")
    • 作曲・編曲:光氷櫓

    波の音をバックに流れるシンセのイージーリスニング。

    それぞれたなびくストリングシンセをバックに,1.は,ハープの音色,2.はピアノの音色でメロディーが入っています。でも,このメロディーは,ちょっと音楽音楽していて,ベタな感じも。
    3.は,前半がたゆたうストリングシンセの音が主で,後半ピアノやハープの音色も入ってメロディーを紡いでいます。このトラックは悪くありません。最後まで聴かないとわからないものです,癒し系CDは。A^^;

    (2008/09/06) △上に戻る

    「ウェルネス・ミュージック・シリーズ ストレスを解消する〜リズム感を養うために〜 Relax Orchestra - Northpoint」

    • BMGビクター BVCH-2801 (1991)
    • TT:45'41"
    • 1.Triangle(7'39") / 2.Fjord(8'16") / 3.Aurorian(7'19") / 4.Northpoint(7'43") / 5.Landblue(7'23") / 6.Call(7'19")
    • composed by Relax Orchestra / 解説・監修:渡辺茂夫

    解説によると「精神テンポを正常に戻す」ためのCD。(なんなんだ,「精神テンポ」って。^^;)
    1.で「荒れている心の状態に対して音楽の側から接近を試み」,2〜5.はメンタル・テンポの修正と,リラクセーションを与え」,6.は「正しい心のリズム感を(中略)それが損なわれないように精神テンポを調整」するという流れ(だそうです)。

    で,実際の収録曲は,アコースティック風の音色を中心にしたシンセ音楽。
    全体の構成に,さして起伏のようなものも感じられません。
    強いて言うと1,2.は,リズム感の感じられるアコ楽器風の音色の音の繰り返しの上に,メロディーが乗っています。3〜5.はたなびくコーラスなどの音色に,メロディーを乗せた感じ。6.は低いパーカッションの音の上にコーラスや笛などの音色が乗った曲。

    イージーリスニングとしては悪くないと思います。筆者的にはベタな音楽に感じられますが…^^;。

    (2009/09/06) △上に戻る

    「胎内回帰シリーズ」

    • 日本盤 ビクターエンターテイメント (1997)
    • 作曲・編曲・演奏:西脇睦宏

    「音楽と子宮内血流音のコラージュにより作られた音の胎内回帰。誰もが通過した胎内へ,音で旅する究極のリラクゼーション・ミュージック」なのだそうです。

    シリーズ作は「1.海」「2.森」「3.宇宙」とあります。(3.は筆者未聴。)
    各アルバムとも4曲構成で,帯の解説によると,導入部→イメージの深化→母親の胎内への到着→母親の胎内の安らぎという流れだそうです。それで,各トラックのタイトルも同じ命名方法。^^;
    フレコミの"子宮内血流音"は,どれがそうなのか判然としないのですが,各盤のトラック3.あたりで聞こえている「こぉーーー」という音がそうかもしれません。

    作曲は「脳内革命」も手がけた西脇睦宏氏。
    ネットで検索すると,氏の仕事の多くはポップスのオルゴールサウンド編曲のようですが,本作や「脳内革命」のようなアンビエント仕事のクオリティは極めて高いです。
    そう言えば「脳内革命」の各盤も全て4曲構成でした。^^;

    「胎内回帰シリーズ1 海(Ocean)」

    「胎内回帰シリーズ1 海(Ocean)」
    • VICG-60047
    • TT:41'51"
    • 1.Journey To The Ocean(9'19") / 2.Deep Ocean(9'47") / 3.Dream Of The Ocean(10'56") / 4.Mother Of The Ocean(11'47")
    • ライナーノーツ:松岡正剛「原初の海に耳を傾ける」

    1.は,波の音で始まり,ゆったりしたリズムに,オリエンタルなムードの笛の音色がメインの音楽。イルカの声らしきものも,随所に入ってきます。
    2.も,海の水音,イルカの声やオリエンタルなムードの音楽。
    3.は,浮遊感のあるチャイムやシンセのメロディーのサウンド。
    4.は,冒頭シンセの持続音の導入部分があり,その後はふわぁ〜としたつかみ所のない音が続く,どアンビエント^^;。

    「胎内回帰シリーズ2 森(Forest)」

    「胎内回帰シリーズ2 森(Forest)」
    • VICG-60048
    • TT:40'30"
    • 1.Journey To The Forest(9'17") / 2.Deep Forest(9'01") / 3.Dream Of The Forest(9'42") / 4.Mother Of The Forest(12'26")
    • ライナーノーツ:松岡正剛「森というグレートマザー」

    1.は鳥の声とせせらぎの音で始まり。ストリングシンセの持続音中心に,ゆったりしたドラムのリズムも絡んできます。
    2.では,遠くで鳴っているようなリヴァーブのかかったシンセの音の繰り返しの中,エレキギターをつま弾くような音が入ってきます。
    3.は「こぉーっ,こぉーっ」という,これが胎内の音なのでしょうか,そんな音がする中,シンセのメロディーが奏でられています。
    4.は,これまた説明の難しい,どアンビエント^^;;。

    (2008/07/06) △上に戻る

    助川敏弥プロデュース「バイオシック・ミュージック」 Toshiya Sukegawa "Biocic Music"

    • 日本盤 ビクターエンタテイメント
    • 製作:バイオシック音楽研究所
    • 代表・作曲・監修:助川敏弥
    • 作曲:永野光浩 / 広橋真紀子

    「水」 Aqua

    • VICL-5203 (1993)
    • TT:62'01"
    • [第1部:プレリュード] 1.水の誕生(6'30") / 2.せせらぎ(3'55") / 3.樹雫(5'40) [第2部:第1曲:水のある風景] 4.大河(3'55") / 5.水表面(5'04") / 6.水底(3'18") / 7.海(4'33") / [第2曲:水の変容] 8.雪どけ(2'18") / 9.流れ(3'17") / 10.春の潤い(3'20") / 11.海と水中(3'01") / 12.水源から立ち昇る蒸気(3'22") / [13.第3曲:水の生涯 (13'45)]
    • 作曲:助川敏弥(1,13) / 永野光浩(3〜7) / 広橋真紀子(2,8,12)

    「宇宙」 Cosmos

    • VICL-5204 (1993)
    • TT:58'33"
    • [1.序曲:宇宙創生(6'04")] / [太陽系] 2.太陽(6'24") / 3.無重力遊泳(2'36") / 4.空間(3'15") / 5.宇宙線(2'41") / 6.氷結の惑星(5'30") / 7.彗星(3'52") / 8.異星の夜明け(4'46") / [銀河の彼方へ] 9.銀河の彼方へ(3'29") / 10.星雲(4'05") / 11.ブラック・ホール(4'01") / 12.遙かなる出会い(2'47") / 13.創造主への祈り(4'07") / [14.終曲:果てしなき彼方へ(4'54")]
    • 作曲:助川敏弥(5,8,12,13) / 永野光浩(1,2,4,9,10,14) / 広橋真紀子(3,6,7,11)

    「星座」 Astorology

    • VICL-5205 (1993)
    • TT:56'16"
    • 1.テーマ1(1'55") / 2.双子座(5'04") / 3.蠍座(4'24") / 4.乙女座(4'23") / 5.射手座(4'11") / 6.天秤座(4'02") / 7.水瓶座(3'54") / 8.テーマ2(1'14") / 9.蟹座(3'28") / 10.魚座(4'27") / 11.牡牛座(4'06") / 12.牡羊座(4'28") / 13.獅子座(4'33") / 14.山羊座(4'02") / 15.テーマ3(2'05")
    • 作曲:助川敏弥(3,6,11,13) / 永野光浩(1,2,4,7,8,12,14,15) / 広橋真紀子(5,9,10)

    「四季」

    • VICL-5251 (1994)
    • TT:62'25"
    • [第一部:春] 1.桜霞(はなかすみ)(5'07") / 2.かげろうの中で(4'35") / 3.陽春(5'04" / 4.春の雨(3'30") / [第二部:夏] 5.朝の歌(3'41") / 6.風鈴(3'42") / 7.Sunset Blue(3'52") / 8.七夕(3'30") / [第三部:秋] 9.風わたる(4'28") / 10.空高く(4'05") / 11.秋祭り(3'05") / 12.落葉路(おちばみち)(3'58") / [第四部:冬] 13.雪舞い(3'20") / 14.氷の華(3'25") / 15.そりがゆく(3'13") / 16.お正月(3'48")
    • 作曲:助川敏弥(4,5,8,12,16) / 永野光浩(1,3,7,10,13,14) / 広橋真紀子(2,6,9,11,15)

    「宝石」 Jewels

    • VICL-5252 (1994)
    • TT:59'08"
    • 1.宝石箱 I(2'52") / 2.ガーネット(4'26") / 3.アメシスト(4'29") / 4.アクアマリン(4'17") / 5.ダイアモンド(6'14") / 6.宝石箱 II(1'51") / 7.エメラルド(4'09") / 8.真珠(4'42") / 9.ルビー(4'07") / 10.ペリドット(3'30") / 11.宝石箱 III(3'00") / 12.サファイア(3'40") / 13.オパール(4'22") / 14.トパーズ(3'26") / 15.トルコ石(4'03")
    • 作曲:助川敏弥(11〜15) / 広橋真紀子(6〜10) / 永野光浩(1〜5)

    「地球」 The Earth

    • VICL-5253 (1994)
    • TT:68'40"
    • 1.地球は青かった(オープニング・テーマ)(2'08") / 2.Ocean(4'18") / 3.流水(4'34") / 4.砂漠(4'28") / 5.火山(3'09") / 6.熱帯雨林(3'29") / 7.珊瑚礁(4'37") / 8.海溝(3'57") / 9.峡谷(4'25") / 10.アルペン(3'34") / 11.針葉樹林(5'26") / 12.高山植物(3'16") / 13.白夜(4'30") / 14.永久凍土(4'04") / 15.オーロラ(7'53") / 16.美しき地球(エンディング・テーマ)(4'48")
    • 作曲:助川敏弥(3,12〜14) / 永野光浩(1,2,5,9,11,15,16) / 広橋真紀子(4,6,7,8,10)

    クラシック畑の作曲家で,主にピアノピースが知られている,助川敏弥氏(1930〜2015)がプロデュースした環境音楽のシリーズ。

    助川氏の保守的な芸風のイメージからはちょっと意外ですが,1987年に「バイオシック音楽研究所」を設立するなど,1970年代後半頃から1990年代にかけて「電子音楽」や「環境音楽」に注力していました。

    注目点は,現在に至るまで大量の癒し系CDを出している永野光浩氏(=光氷櫓),広橋真紀子氏が共作者として名前が挙がっているところ。
    永野氏,広橋氏とも音大の作曲科出身ながら,芸風に現代音楽っぽさかないところは,接点かもしれません。(^^;)
    (このCDのブックレットの広橋氏の紹介には「聞き手無視の現代音楽に疑問を抱き,別種の音楽分野を模索」と記されています。)
    ここに両氏の癒し系音楽のキャリアの出発点の一つがあると思うと,興味深いです。

    3人の共作になっていますが,ほとんどシンセ中心の曲作りで,トーンも統一されている感じはします。
    ただ,よく聴くと,それぞれの芸風の違いはわかります。
    助川氏の作品は,シンプルなメロディーを繰り返しつつ,穏やかな音色を聴かせています。音数もほどほどで,抑えに抑えた感じが老練な作曲家らしさか。
    永野氏は,その後「光氷櫓」名義で出している作品同様の,緩やかなミニマルっぽい作風を主に,所々でシンフォニックな響きも聴かせます
    意外なのは広橋氏の曲で,「水」の10〜12.あたりや「宇宙」での錯綜した響きなどは,現在の爽快なピアノ主体の音楽を聞かせる芸風からはちょっと想像しにくいです。

    シリーズ全体では,穏やかにメロディーを繰り返す「癒し系」の作風ですが,アルバムによっては,違った趣向もあります。
    「宇宙」「地球」での,電子音楽的響きやアンビエントっぽさ,シンフォニックな響き,「四季」で感じさせる日本的情緒など。
    いずれにしても,狙い通り,環境音楽,イージーリスニングとして良質の音楽です。

    余談ですが,筆者はその昔,NHK-FM「現代の音楽」で,助川氏の電子音楽のいくつかを耳にしていました。
    今で言う「癒し系音楽」をクラシックの作曲家のフィルターを通すとこんな響きになるであろうという佳曲でしたが,氏の電子音楽作品が,今また聴けるようにはならないものでしょうか。

    (2016/01/11) △上に戻る

    「実践ストレス予防法」

    • 日本盤 ピジョン FX-91 (制作年不明)
    • TT:38'20"
    • 1.くつろぎ(9'17") / 2.だんらん(6'07") / 3.まどろみ(9'08") / 4.夢の中に(10'46")

    これまたたぶん,駅のワゴンで1,000円で売られていたと思しき,癒し音楽CD。
    音楽は,ゆったりしたテンポの,明瞭なメロディーもある,ごくありふれたシンセ音楽。悪くはありません。

    ただ,たまたま気がついたのですが,1,4.にリズムやメロディーに無関係に「ちりんちりん」という高めの金属的な音色のパーカッションが入ってきます。この音,曲の芸風といい別項でレビューした「Planetaria Sound」そっくりです。(^^;)
    両者とも作者不詳ですが,この種の音楽を作る名もない職人さんの姿が垣間見えるようではあります。

    (2008/09/30) △上に戻る

    「女性と仕事とストレスを考えて」

    • 日本盤 ピジョン FX-93 (制作年不明)
    • TT:40'51"
    • 1.おつかれさま(10'08") / 2.シャワーをあびて(10'03") / 3.夢(10'33") / 4.さわやかな,めざめ(10'04")

    タイトルが意味をなしているような,なしてないような,です。(^^;)
    解説も粗っぽく,「10ヶ条」とあるのに箇条書きが8つしかなく「しなやかに生きていくために……」とか「進んでいく職場のOA化……」とか参考になるとは思えず^^;,最後は「日本人の死因をみると,1981年からガンがトップで(中略)これもストレス社会の一面です」とか,まとまりがありません。(^^;)

    肝心の音楽ですが「宇宙にただようような,リラクゼーション・シンセサウンド」とはいうものの,音色も構成も平板気味で練り込みが足りない感じではあります。

    1.は,シンセのミニマルな繰り返し音の上にメロディーが乗るパターンの曲。単調でちょっと退屈。時折「ちりんちりん」という鈴のような音色が入ります。
    2.は,フリーフォームなコーラスやストリングシンセの音色が流れていく曲。
    3.もミニマル音+メロディーのパターンですが,メロディーにちょっと陰鬱な感じがあります。
    4.もミニマル音+メロディーのパターン。ここでも1.のような「ちりんちりん」音がしています。

    (2014/01/01) △上に戻る

    「母なる海 心のやすらぎ Ocean Surf - Mind Relaxation」

    「母なる海 心のやすらぎ」
    • 日本盤 ピジョン FX-101 (1999)
    • TT:60'52
    • 1.海の詩(11'48") / 2.シール(12'30") / 3.海を渡るもの(15'34") / 4.サハラージャ幻想(10'19") / 5.母なる海への回帰(10'39")

    駅売りのワゴンでおなじみ「ピジョン」のCD。
    しかし,駅売りのワゴンのCD,他の事例に違わず侮れません。(^^;)

    各曲とも,シンセの繰り返しパターンの上に音が乗るツクリを基本としていて,70年代的シンセ音楽のノリです。味付けのシンセも,メロディーよりリズムを刻む感じで使われています。
    ジャケには「美しいピアノとシンセサイザーの調べが貴方の心と身体のバランスを取り戻します。」と書いてありますが,ピアノの音色はそれほどしてません。(^^;)

    例えば,1.では波の音をバックに最初の2分間,低音のシンセ(これがえらく太い音色^^;)がゆったり響いた後,リズミカルなシークエンスが入ってきます。シンセは丸い音色を響かせていて,落ち着いた感じで聞こえます。
    以後のトラックも,同様のパターンです。

    癒し系でもニューエイジでもなく,アナログ時代のシンセ音楽のようなツクリが筆者好み。これだからやめられないんです,駅のワゴンのCD。(^^;)

    [追記] このCDのオリジナルのリリースは,Lee Spencer -Ocean Surf (The Tranquil Ocean) (英Tring International PLC, ATM001, 1991)のようです。(参考:Discogsの情報)
    「ピジョン」や「キープ」が発売しているCDの中に,Tring InternationalのCDが少なからずあるようです。

    (2010/06/11 追記2015/07/28) △上に戻る

    「ヒーリング・サウンド 日本の美 霧」 "Healing Sound Japanesque - Mist"

    • 日本盤 ピジョン KP310 (制作年不明)
    • TT:49'20"
    • 1.朝霧(9'56") / 2.煙霧(7'12") / 3.淡雪(6'40") / 4.朝靄(あさもや)(8'13") / 5.水墨画のように(8'16") / 6.奥の細道へ(9'01")
    • Composed & Performed by Kishi Masayuki (作・演奏:奥瀬慎治?)

    駅のワゴン売りのCDでおなじみ,"ピジョン"の癒し音楽CD「日本の美」シリーズの1枚。ジャケ内の広告にはシリーズ10作が並んでいます。

    芸風は,ニューエイジというよりは,フュージョンの入ったテンポ抑えめのイージーリスニングというところ。どれも,歌が乗りそうなメロディーラインがあります。
    ヒーリングでも,ドロドロしたサイキックなものが苦手な人向け。

    個人的には,2,6がアコギターの音がきれいで,フィンガーノイズも心地良く響いていてベストです。
    和モノというコンセプトからは少し意外な,ボサノバのリズムの5.も,違和感なく溶け込んでいます。

    作・演奏は,ジャケでは"Kishi Masayuki"(岸正之?),CDの盤面には"奥瀬慎治"とある仕事の粗さも。(^^;)
    ご両人とも実在の作曲家のようですが,ネット上の情報を見る限り,能管・篠笛の使い手という奥瀬氏よりは,J-POP系の仕事の多そうな岸氏ではないかと。

    (2011/08/01) △上に戻る

    小久保隆「ガイアの目覚め GAIA Breathing Mix」

    • 日本盤 八幡書店 IS94-0007 (1994)
    • TT:48'24"
    • 1.白日の幻想 Daydream-Cyber Phonic Introduction(4'58") / 2.ホワイト・アンビエントII White Ambient II(4'59") / 3.水車のある風景 Landscape of Watermill(3'27") / 4.アクリリック・ウインド Acrylic Winds(6'40") / 5.サンクチュアリー Sanctuary(5'07") / 6.カタライザー Catalyzer(6'26") / 7.落日 Infinite Sunset(4'35") / [アンリルソー夢の楽園 Henri Rousseau "Dream Paradise"] 8.A:夢への誘い Invitation to Dream(1'03") / 9.B:樹木への憧憬 Yearning for Trees(1'55") / 10.C:夢の中の動物たち Animals in a Dream(2'04") /11.D:熱帯の楽園 Tropical Paradise(2'34") /12.ガイアの目覚め GAIA(4'34")
    • 作曲・演奏・プロデュース:小久保隆 / ヴォイス:松本かよ

    環境音楽の大家,小久保隆の作品。シンセ音楽に各種自然音を絡ませた典型作。
    帯には「大ヒット作「ガイアの目覚め」に,バイオサウンド・クッション対応の低音域をビルトインし,地球意志ガイアの息吹を体感するサイバーサウンド」とあります。(なんのこっちゃねん^^;)

    自然音は,セミの声や鳥の声,川のせせらぎなど様々ですが,あくまで音楽が主役。もう少し自然音が聞こえていると,いい感じなんですが。
    8〜11.の画家アンリ・ルソーをテーマにした曲も,他とそれほど違ったものでもありません。
    ただ,1.冒頭の女声のハミングが一番意表をついているかと。(^^;)

    余談ですが,版元の八幡書店は,知る人ぞ知る神道や超古代史関係専門の出版社。こういうCDを出してたなんて,ちょっと意外。(^^;)
    ちなみに,本盤は現在,小久保氏のレーベル「ION」から,自然音収録のボーナスディスク付で出ています。

    (2011/07/04) △上に戻る

    "Child of a Dream - Sound Frequency Patterns in Music for Deep Relaxation"

    • 米国盤 Brain/Mind Research (無番号,1991)
    • TT:40'01"
    • 1.Env 2(5'55") / 2.Hybrid(0'47") / 3.Night Dream Melody(2'43") / 4.Ryan(1'45") / 5.Ether(1'39") / 6.Marc-1(6'12") / 7.Voice of Earth(0'52") / 8.Child of a Dream(20'05")
    • (c)(p) 1991 Dr. Jeffery Thompson / Acoustic Vibrarion Research

    1970年代シンセ音楽的テイストで,シンセファンには穴場と言える^^;Jeffery Thompson博士のリラクセーション音楽の1枚。
    解説によると,無意識に働きかける様々な音が織り込まれ,中には人体の音,自然音,"NASA/Voyager space sound recordings"(別項参照)も含まれているとのこと。

    1.は,のっけからストリングシンセの陰鬱なメロディーが,たっぷり流れます。
    space soundらしき電子音と虫の声で構成された,ブリッジ的サウンドの2.から,それらの音をバックに,3.では再びストリングシンセ,4.ではチャイムのような音色でメロディーが奏でられます。
    5.は再びspace soundらしき音とウィンドチャイムのようなシンセの音のブリッジ。続く6.はシンセのブラスっぽい音色で,メロディーというよりは和音で進行する曲。
    7.もspace soundらしき音を含んだブリッジ的トラック。
    ラストかつ最長の8.は,鳥の声と雨音で始まり,笛のような音色で奏でられる哀愁あふれるメロディーと,背景に鐘のような音も聞こえてきます。後半は,雨音や鳥の声とともにゆったりとしたスペイシーなサウンドに。ラスト5分は再び前半の笛の音色でシメ。

    (2013/03/23) △上に戻る

    Dr.Jeffrey Thompson "Egg Of Time"

    • Brain/Mind Research(無番号,1989/1990) (日本発売:グリーンエナジー BM103)
    • TT:39'13"
    • 1.Ortho-7(4'36") / 02.Yiomiz (9 Rings)(3'23") / 03.Adneicah(4'56") / 04.Yik(3'00") / 05.Egg Of Time(3'37") / 06.Namizy(3'22") / 07.Yziman(3'09") / 08.Louise 1990(13'07")

    「時の卵」というタイトルを見て,ニューエイジよりはプログレっぽいと思ったのですが^^;,他のページでも多数作品を採り上げた,おなじみ,70年代ジャーマンエレクトロのフォロワー(?),Jeffrey Thompson博士の一枚でした。(^^;)

    英文解説によると,本盤の音源には人体の音,自然音,イルカ,チベタン・ボウル,日本の笛,VoyagerIIが拾った宇宙の音など,この種の音楽のファンが喜びそうなものが,かったぱしから投げ込まれてます。(^^;)
    日本語のタタキ文句も「1990年1月に米国発売以来,驚異的ベストセラー。L.A.のルイーズ ヘイ コンファレンスにおいてわずか30分で500本が売れた記録を持つ」とか,すごいのかすごくないのかよくわからんのですが。(^^;)

    1.は,アブストラクトな作風。オルガンの音色中心に,背景に「ごぉぉぉぉぉ」という音が響く,どう聞いても初期Tangerine Dream。(^^;)
    2,3,4.は,うってかわって,暖かみもある哀愁漂うメロディー中心の曲。これはVangelis「動物の黙示録」風か。
    5〜7.は,再びオルガンっぽい音色のちょっとアブストラクトな作風。でも,節回しにTangerine Dreamの影が。(^^;)
    8.は,コーラスっぽい音が延々と響く,あともう一歩でアブストラクトという音響です。

    (2012/01/07) △上に戻る

    "Ocean daybreak"

    • オランダ盤 Disky Communications DC 879582 (1997)
    • TT:60'07"(1トラック)
    • Music by A. Hughes

    ありがちな,波の音と音楽のCD。

    音楽は,低くうねる音をバックに,メロディーを延々と長く延ばしたような,音数少な目のシンセの音色。
    フレーズは繰り返しているようですが,きわめてテンポが緩く,さしたる展開もないので,なかなかアンビエントっぽく聞こえます。

    波の音も終始していますが,音は小さめで,音楽の背景に「さぁぁぁぁ」というノイズのように聞こえます。
    どちらかというと,音楽に波の音が入っている感じ。スタティックな音で,聞き流しやすく,意外と悪くありません。

    (2011/04/30) △上に戻る

    "Ocean Melody - Instrumental Sounds of Nature"

    • 英国盤 Fablous - Acrobat Music FABCD 243 (2005)
    • TT:62'41"(1トラック)

    むやみウミネコの声がする波の音を背景に,たなびくシンセの音色の上にピアノの音が舞っている感じの音楽が10分1セットで入っています。
    ただし,4回目,5回目に入ってくる音楽はそれぞれ1回目,2回目のものと同じだったり。(^^;)

    同種のCDと比べると,音楽に対して波などの効果音がやや強めに聞こえるのも特徴。
    BGMとして悪くありませんし,シンセ音楽としてもまあまあです。

    (2010/06/28) △上に戻る

    "Tranquillity - Soft Waves - The Sound of Relaxation"

    • 英国盤 Hallmark 301912
    • TT:59'41"(1トラック)
    • music by Anton Charles Hughes

    エスニックなムードのパーカッションと笛などでのアンビエントサウンドと「ざぱっ,どぱっ」と絶え間なくしている水の音の組み合わせです。
    両者の音量はどっこいどっこいですが,バランスは悪くありません。

    ただ,この水の音,ずっと連続していること,そして時々楽音以外の「ごとっ」という音がします。どうもタイトル通りの波ではなく,航行中のヨットの上から録った水の音のようです。

    サウンド的には変わった取り合わせですが,テンポが緩く音数少なめのアンビエントサウンドの隙間を,絶え間ない水音が埋めていて,意外とイケます。(^^;)

    (2012/05/13) △上に戻る

    Steven Halpern "Tonal Alchemy"

    • 米国盤 Inner Peace Music IPM 8008 (2005)
    • TT:70'53"
    • 1.Pyramid Power(3'44") / 2.OM Suite OM I(4'50") / 3.Shakuhachi Alchemy(5'54") / 4.18th Century Tibetan Bowl(0'35") / 5.Tonal Alchemy I(5'58") / 6.Vowel Power(3'31") / 7.Tonal Alchemy II(6'15") / 8.OM Suite OM II(3'49") / 9.Heavy Metal(0'42") / 10.Tonal Alchemy III(7'25") / 11.Tonal Alchemy IV(2'30") / 12.Tibetan Gold(2'59") / 13.Shambhalla(6'53") / 14.Om Suite OM III(3'15") / 15.Kyoto Temple Bowl(0'36") / 16.OM Suite OM IV(4'50") / 17.Inside The Great Pyramid : Meditation in the Silence(7'05")
    • produced by Steven Halpern / co-produced with Warren Dennis Kahn
    • Steven Halpern : OM chant & vowel mantra, Japanese temple bowls, Tibetan singing bowls, Rhodes electric piano, additional keyboards, crystal bowl) / Jorge Alfano : Shakuhachi(Japanese-bamboo flute) / Thea Surasu : 11th century Tibetan healing bowl

    それにしても,マントラ(OM),日本のお鈴,チベタン・シンギング・ボウル,尺八,そして西洋楽器のキーボード,シンセと全部入りという感じです。(^^;)
    曲数は多いのですが,主に"OM Suite"とアルバムタイトルの"Tonal Alchemy"の2つの組曲で構成されています。

    主に聞こえるのは,お鈴やボウルなど,長く延びるパーカッションの音色のソロ。
    "OM Suite"などでのHalpern氏のマントラを唱える声も,本作の特徴。

    一見,ジャケ画は典型的なアメリカーンな^^;癒しCDですが,この種の作品にありがちな,ベタな東洋趣味のような曲調は,それほど感じられません。(^^;)
    むしろ,声や各種パーカッションの持続音の音色などがうまく活かされています。
    シンセ類もそれらに寄り添うように使われ,全体の構成,個々の曲の音のバランスなど,考え抜かれている印象を受けます。

    (2011/11/10) △上に戻る

    Chamras Saewataporn "Whisper of The Wind" Green Music Vol.3 - soft & easy for relaxing healing

    • タイ盤 Littlebird Record (無番号,1994)
    • TT:56'57"
    • 1.Whisper of the Wind(7'23") / 2.Childhood(5'11") / 3.House by the River(2'43") / 4.Cold Wind(5'24") / 5.Memories(4'07") / 6.First Met(2'01") / 7.Little By Little(1'22") / 8.Poem(3'01") / 9.Rain(5'16") / 10.Relationship(5'17") / 11.Woodwind story(2'01") / 12.You Are My Every Breath(13'09")
    • composed by Chamras Saewataporn

    なんと,タイの癒し系CD。(^^;)

    収録されている音楽は,コテコテのエスノ風味と思いきや,意外にもモダンな響きもある管弦楽的編曲。
    それでも,緩いオリエンタルなメロディー,随所で聞こえる各種ソロ楽器の音色に,日本にも欧米にもない素朴な味わいがあります。しいて言えば,台湾の仏教音楽に近いノリか。
    解説書には,タイ語と英語で,それぞれの曲に詩が添えられています。

    12.は13分の大作ですが,盛り上がっていくラストに歌謡曲的な湿っぽいメロディーが現れたかと思うと,最後の最後は流れの途中で唐突に終わり。なかなかあなどれません。(^^;)

    普段は,この手の音楽をあまり好んで聴いていない筆者ですが,たまに聴くと妙に心に染みたりして。(^^;)

    Wikipediaの英語版に,作曲者Chamras Saewatapornの記事がありました。
    それによると,1955年バンコク生まれ。正規の音楽教育は受けておらず,1970年代からのバンド活動を経て,100以上の映画音楽を制作。1993年から,仏教にインスパイアされた癒し系音楽を制作しているとのことです。

    (2011/08/03) △上に戻る

    Deuter "Reiki - Hands of Light"

    • 米国盤 New Earth Records NE9806-2 (1998)
    • TT:62'31"
    • 1. Loving Touch(10'11") / 2. Healing Circle(12'08") / 3. Waves Of Light(10'51") / 4. Illumination Of The Heart(9'41") / 5. Mystic Voyage(8'42") / 6. Shamanic Healing(10'57")

    1970年代のジャーマン・エレクトロニクスの時代からの生き残りの一人,Deuterの近年作。

    「霊気」を題材にした癒し系音楽は,掃いて捨てるほどあり,筆者好みとは言い難い,ただ小奇麗な音楽が多いので,敬遠気味です。(^^;)
    しかし,過激ささえある初期作品(別項参照)のイメージもあるDeuter氏の名前で買ってみました。(^^;)

    実際のところは,そう変わったところもない,シンセの「ニューエイジ」音楽というのが正直な感想。
    時代がDeuter氏に追いついたのか,Deuter氏が時代に寄り添ってしまったのか。(^^;)
    ただ音は,尖ったところは一切なく,少なめの音数,穏やかな音量で,短いフレーズがゆっくり繰り返される,ごくごく緩い音楽。緩くのんびり浸りたい人にはうってつけです。

    1.は,ゆっくり繰り返される清澄なピアノの音色がメインで,シンセが影のようについています。
    2.は,ゆっくり立ち上がりうねるストリングシンセの繰り返し。
    3.は,波のように寄せては返すコーラスの音色。
    4.は,繰り返すエレピの音色に,ハープなどの音色が絡みます。
    5.は,ぼんやりと続くストリングシンセの上に,チャイムのような音色が散りばめられています。
    6.は,5.の続きと言った感じですが,ホンキートンクピアノのような音色でメロディーが入ってきます。

    (2013/05/19) △上に戻る

    Anthony Miles "Chrystal Healing"

    • 英国盤 New World Music NWCD 226 (1992)
    • TT:56'20"
    • 1.Crystal Deva(27'54") / 2.Sublime(28'24")
    • All music by Anthony Miles

    「よく知られた水晶の力で,このクリアで繊細な音楽は,夢心地であなたの心に漂います」(英文解説から)というCD。
    Anthony Milesは,イギリス出身の作曲家・演奏家で,ニューエイジ系で数作のアルバムを出しているようですが,本作がその最初のもののようです。

    1.は,前半エレピのような音色で繰り返す短いフレーズにストリングシンセが絡んでいきます。同じメロディーをシンセの音色で静かに繰り返す中盤を経て,後半はコーラスの音色も絡めながら前半同様のフレーズが続いていきます。
    2.も同様に短めのフレーズを循環させています。後半,なぜかカモメの声もミックスされてます。

    収録された2曲は,いずれも音色も柔らかく聴きやすいのですが,単純な素材で30分弱はちょっと長すぎ,ミニマル的繰り返しで時間を稼いでいる感もあります。(^^;)

    (2012/02/18) △上に戻る

    「リラックス」Relax [Reflections]

    「リラックス」Relax [Reflections]
    • カナダ盤 Reflections 27296 (2001)
    • TT:49'12"
    • composed and performed by Jeff Wolpert
    • 1.アジサシの翼にのって On the Wings of a Tern(8'32") / 2.砂の上のあしあと Footprints In the Sand(6'27") / 3.いざないの海 The Beckoning Sea(7'56") / 4.はらむ帆 Billowing Sails(9'28") / 5.穏やかな寄せ波 Smooth Surf(9'24") / 6.Infinite Horizon(7'19")

    安手の癒し系音楽と思いきや,意外や質が高い"Reflections"のシリーズの一枚。
    Reflecionsの他のシリーズ同様,これにもジャケに日本語表示があります。

    終始波の音がする中,ごくごくゆったりしたテンポで,たなびくシンセ音の上をピアノなどの音色で短いメロディーが繰り返される長めの曲が続きます。
    音質も,ふわっとした柔らかい音色で,リラックスというか,睡眠用でもいい感じです。
    全曲通してカラーは統一されていますが,5.のようなジャズっぽいフィーリングを感じる曲も拾い物。

    (2016/12/04) △上に戻る

    Montgomery Smith「休息&リラクゼーション」"Rest & Relaxation"

    • カナダ盤 reflections 35424 (2004)
    • TT:53'10"
    • 1.Gentle Dawn 優しい夜明け(7:03) / 2.The Softness Of Sand やわらかい砂(5:35) / 3.Blissful Afternoon 至福の午後(6:15) / 4.Renewal 再生(6:58) / 5.Paradise In A Wave 波の中のパラダイス(5:29) / 6.The Perfect Repose 完璧な休息(5:24) / 7.On The Horizon 水平線に(8:20) / 8.And Then To Dream そして夢の中(6:00)
    • Composed & arrenged by Montgomery Smith / Montgomery Smith - saxophone, keyboards / Armondo Figueredo - guitar

    カナダ盤ながら,ジャケ,タイトルに日本語表記があり,インレイカードには「音楽と波音の心地よいブレンドで,心身を休ませリラックスしましょう。」とあります。

    波の音を背景に,ピアノとギター,サックスの音色を中心にした,ゆったりしたテンポで音数もそこそこの,典型的リラクゼーション音楽。
    一昔前のJ-POPっぽい,情感を強く感じるメロディーがあって,そこに好みが割れるかもと。

    音楽は筆者好みではないのですが,波の音も音楽も音色が丸く優しく,心地良さは感じられます。そんな音色は,このレーベルのカラーでもありそうです。

    (2011/04/02) △上に戻る

    Gordon Geffries "The Art of Relaxation Series - Pachelbel Canon"

    • 米国盤 The Relaxation Company CD572 (1992)
    • TT:63'19"
    • 1.Pachelbel Canon (extended version)(48'14") / 2.Ocean Waves (no music)(15'03")
    • synthesizer, arranged : Gordon Geffries

    ご存知「パッヘルベルのカノン」を波の音といっしょにして,リラックスしてもらおうというCD。
    ところが,その「カノン」が,普通の演奏なら6分くらいのものが,"extend version"と銘打ってなんと延々48分。(^^;)

    プレイボタンを押すと,まず波の音,まもなくストリングシンセの持続音が聞こえ始め,おなじみのカノンのメロディーも始まります。シンセのアレンジ,テンポは,よくある弦楽合奏のものとそう変わりありません。
    演奏は,23分半くらいで一区切り,1分ほど波の音だけになって,また前半と同じ「カノン」が始まります。ぶっちゃけ,普通の「カノン」を4回繰り返したものを2セットということか。(^^;)

    続く2.は,波の音だけのトラック。「カノン」のカラオケではないでしょうけど。(^^;)
    強めに感じられる「ざざぁっっ」という感じの波の音に,時々海鳥の声がしています。

    CDが終わっても,脳内でぐるぐる回り続けたらステキという,カノン中毒の方にオススメ。(^^;)

    (2010/04/26) △上に戻る

    Jim Oliver "The Art of Relaxation Series - Music for Relaxation"

    • 米国盤 The Relaxation Company CD582 (1992)
    • TT:58'50"
    • 1.Stillness in Motion(29'14") / 2.Shawntana's Peace(29'34")

    1.は,柔らかなエレピの音色の演奏を中心に,時折シンセのいろいろな音色が軽く絡んでいます。暖かな感触のあるごく穏やかな音楽。

    2.も1.同様ですが,1.よりちょっと愁いのあるメロディーがあります。

    どちらも長い曲ですが,終始同じテンポでエレピの音が鳴り続けています。その点,なかなかの演奏力も感じられます。
    ただ,延々続くそのエレピの音のため,いくつかのパートに分かれていても,同じようにしか聞こえません。その音色に浸りきれるかが,評価の分かれ目か^^;。(筆者は,いい音色だと思うんですが…)

    シンセ音楽のファンには,Tangerine Dreamの映画音楽をエレピをメインに演奏している,と言うと芸風を説明しやすいかもしれません^^;。タンジェリンを聞き飽きた時に聞くと,けっこうイケるかもしれません。(^^;)

    (2010/04/26) △上に戻る

    "Solitudes - European Spa"

    "Solitudes - European Spa"
    • カナダ盤 Somerset Entertainment 27414 (2004)
    • TT:56'47"
    • 1.Crystal Mist(9'21") / 2.The Soothing Source(7'38") / 3.Resonance(9'20") / 4.Blissfull Stillness(4'28") / 5.Awakening Senses(12'12") / 6.Symmetry(13'48")
    • composed and arranged by Yuri Sazonoff / water recordings by Dan Gibson / bird recordings by John Paterson
    • musicians : Ron Allen(wood fl.) / Cherie Camp(vo.) / Yuri Sazonoff(key.)
    • produced by Gordon Gibson

    定評のあるDan Gibsonの自然音の録音を使った,癒し系音楽CDの1枚。
    自然音も心地良いのですが,音楽もそれを台無しにしない「音響」と言ったほうが良い緩い音色で,むしろ睡眠用にぴったり。(^^;)

    1.は,鳥の声とせせらぎの音に,音の流れもメロディーもぼんやりとした音色のシンセと低めの笛,女声ヴォーカリーズの音色が溶け込んでいます。
    2.は,せせらぎの音と,ごくごくゆっくり奏でられるチャイムのような音,時折立ち上がるコーラスのような音色で進行します。
    3.も引き続きせせらぎに,シンセとヴォーカリーズなどの音。
    4.は,せせらぎと,やや陰鬱な響きのシンセのコーラスとピアノの音色。
    5.は,前半鳥の声,後半はせせらぎ,音楽はチャイムの音色がメイン。
    6.は,せせらぎに,繰り返される少し重い音色のピアノ。

    (2012/11/10) △上に戻る

    「音樂花園4 健康心靈音樂 The music of spirit」

    • 台湾盤 River Records RFC-0754 (制作年不明)
    • [Disc 1]
      • TT:49'12
      • 1.愛的宣言−序幕(6'41") / 2.靜舞(5'04") / 3.追夢人(4'46") / 4.戀愛心情(5'42") / 5.愛情照耀著[イ尓]我(6'23") / 6.永遠的菟絲花(3'00") / 7.月下美人(5'56") / 8.鮮花−祈祷與愛(8'03") / 9.愛的序言−終樂章(3'35")
    • [Disc 2]
      • TT:64'33"(10トラック,クラシック名曲/曲目省略)
    • [Disc 3]
      • TT:63'44"(9トラック,クラシック名曲/曲目省略)
    • [Disc 4]
      • TT:62'12"(7トラック,クラシック名曲/曲目省略)
    • [Disc 5]
      • TT:38'17"
      • 1.序章(1'09") / 2.狂風後的寧靜(4'03") / 3.人間仙境(6'12") / 4.迎風而立(4'44") / 5.橙色夢幻(4'42") / 6.風越地平線(4'54") / 7.心靈漫遊(3'46") / 8.慶豐収(3'48") / 9.藝術殿堂(2'52") / 10.終樂章(2'05")
    • [Disc 6]
      • TT:41'52"
      • 1.空中之燭(8'49") / 2.青(10'46") / 3.歡迎不吸煙區(9'55") / 4.禁煙(12'20")
    • [Disc 7]
      • TT:47'09"
      • 1.川流不息(11'10) / 2.情緒空間(12'32") / 3.平臥(11'09") / 4.完全的愛(12'16")
    • [Disc 8]
      • TT:50'58"
      • 1.面貌下(10'55") / 2.風暴後的陰影(9'04") / 3.緩舞者(7'45") / 4.無窮盡的飛行員(8'16") / 5.發輛的車輪(7'36") / 6.高速行走(7'20")
    • [Disc 9]
      • TT:44'42"
      • 1.Tide 潮騷(23'35") / 2.Sea Bed 海底(21'05")
    • [Disc 10]
      • TT:42'54"
      • 1.Forest 森林(21'10") / 2.Harbor 港口(21'42")

    台湾で買ってきた,癒し系CDのセット。
    6枚組(別項参照)でも激安と思ったら大間違い,こちらはほぼ同じ198元(日本円約600円)で10枚組。究極の闇鍋CDセットか。(^^;)

    版元は,激安CDばかり出している"River Records"。Webサイトもない非常に怪しいところです。(^^;)
    ナカミはさらに怪しく,おそらくアリモノとおぼしきものばかり。台湾では,こんなものが普通のCDショップで普通に売られています。(^^;)

    Disc2〜4はありきたりのクラシック名曲集。

    Disc1,Disc5は,曲想にバラエティがあって,癒し系というよりは,1980年代後半くらいのTVサントラ的サウンド。

    Disc6,Disc7は,ベタな音楽ながら,ニューエイジ的サウンド。

    Disc8は,ミニマル的ピアノの音色の上にメロディーを乗せている曲ですが,ちょっと前衛っぽさと陰鬱さが混在していて,個人的にちょっと好み。

    ネタ元がわかったのはDisc9とDisc10。
    なんと,日本のシンセファンの間では知る人ぞ知るInoyama-Landが1995年に東芝EMIから出していた「セルフ・コントロール・ミュージック」シリーズの2枚です。
    Disc9は「不眠」(TOCZ-5147)(「睡眠」ページ参照),Disc10は「疲労」(TOCZ-5148)ですが,いずれも曲順,Disc9では曲のタイトルまで入れ替わってしまっています。いずれも廃盤なので,ある意味,超お買い得といえなくもないか。(^^;)

    それにしても,日本では考えられない超手荒な仕事ぶりで,聞く前の予断をすべて吹き飛ばしてくれます。(^^;)

    (2011/11/10) △上に戻る

    「傾聽森林 SPA水療 Dreamland」

    • 台湾盤 立峰国際音樂 King Fore International Music KF-130015 (2009)
    • TT:51'28"
    • Babbling Brook 潺潺流水 1.(3'47") / 2.(3'27") / 3.(4'22") / 4.(4'13") / 5.(3'30") / 6.(3'26") / 7.(4'03") / 8.(3'22") / 9.(3'38") / 10.(3'31") / 11.(3'13") / 12.(3'33") / 13.(3'47") / 14.(3'34")

    「藍色海洋 SPA天堂 Sounds of Paradise」

    • 台湾盤 立峰國際音樂 King Fore International Music KF-130016 (2009)
    • TT:41'08"
    • Sounds of Paradise 天堂之聲 1.(4'15") / 2.(3'52") / 3.(5'58") / 4.(3'27") / 5.(2'52") / 6.(5'08") / 7.(3'40") / 8.(3'33") / 9.(4'07") / 10.(4'14")

    「緑色 SPA森林浴 Amazon Forest」

    • 台湾盤 立峰國際音樂 King Fore International Music KF-130017 (2009)
    • TT:59'45"
    • Amazon Forest 亞馬遜祕境 1.(2'39") / 2.(4'17") / 3.(3'58") / 4.(3'04") / 5.(3'47") / 6.(3'17") / 7.(3'59") / 8.(3'08") / 9.(4'07") / 10.(3'35") / 11.(4'43") / 12.(4'01") / 13.(4'03") / 14.(3'47") / 15.(3'07") / 16.(4'11")

    台湾からの帰国時に,残った台湾元で,空港のレコ屋の安売りの2枚238元で計4枚買ったうちの3枚。(^^;)

    「傾聽森林」の1.で聞こえ始めるのは,ごく水量の少ない「ちょぽちょぽちょぽ」という水の音と,鳥の声。そのささやかな音と変わらない音量で,ゆっくりと繰り返すシンセのフレーズを音楽が入ってきます。ここまではいいムードです。
    1.がフェードアウトして,ブランクが2秒入り,2.はその続きですが,急に音量がでかくなります。演出というよりは,ただ単に1.はマスタリングで音量をミスったのではと。(^^;)

    ほかの2枚も同様のツクリです。

    「藍色海洋」は,ゆっくりと繰り返す「ささぁぁぁぁ」という穏やかに繰り返す波の音と,海鳥の声,そしてなぜか虫の声^^;。
    音楽は,エスニックなパーカッションっぽい音色が繰り返される上に,管楽器のような音色の緩いメロディーを繰り返すシンセ音楽。

    「緑色」では,動物や鳥の声,さらに渓流の音がする中,オルガンのような引き伸ばされた音色の上をコーラスの音色がまぶされたシンセ音楽が入ってきます。自然音の音のバランスは,少しずつ変えているようです。

    それにしても,ツクリが雑です。(^^;)
    音楽も自然音も変化はないのに,なぜいちいちトラックを区切るんでしょうか。
    そういう信じがたいセンスで,CDを作って激安で売る台湾の癒し音楽クオリティ,思い知らされました。(^^;)

    (2011/11/10) △上に戻る

    「與放鬆α波共振--鬆靜[糸予]壓法」 "Zen Harmony"

    • 台湾盤 風潮音樂 Wind Music TCD-3206 (2009)
    • TT:49'57"
    • 1.引子 Preparatory (3'12") / 2.聚氣如溪 Gathering Qi(11'01") / 3.生機之門(鬆靜版) The Gate to Life(6'59") / 4.身如雲(鬆靜版) Moving Like a Cloud(10'20") / 5.飄香(鬆靜版) Fragrance Drifting(7'38") / 6.百脈歸海 Flowing into the Sea(10'32")
    • 作曲:王建元(1-4,6),趙曦(5)
    • 企画製作:音樂心靈推廣協會

    「心理師・邱永林氏と"音樂心靈推廣協會"が選んだ,華人に最も適合したリラクセーション音楽」という1枚。
    フルカラーの解説書には,実証実験でアルファ波が21%増加したなどのCDの効能が,図で記されていたり,そこは日本のものと似た感じです。(^^;)

    音楽の内容は,同レーベルからの既発音源からの選曲で,いずれも笛,琴,二胡,琵琶などの編成の民族楽団にシンセや西洋楽器を加えた演奏。
    ベタベタの中華民族音楽風ですが,CDの意図に則った穏やかな曲ばかりではあります。

    (2012/11/05) △上に戻る

    <台湾・「向緑音楽」の癒し系CD>

    またも買ってきました,癒し系音楽を台湾で。(^^;)
    しかも,CD1枚350元(約1,200円)前後の台湾で,89元(約310円)でたたき売られていたのを,まとめてひっつかんできました。(^^;)

    向緑音楽」は,この種の音楽を海外のライセンス物も含めて出しているレーベルですが(「Dr.Jeffery Thompson 神奇α波1/f 潜意識音樂療法」参照),下記2シリーズは作曲者はおろか,(c)マークの表示さえないという謎のシリーズ。
    よって,オリジナルなのか,海外のライセンス物なのかも全く不明です。
    曲には英文のタイトルも付されていますが,ネットでも海外盤の情報がないところを見ると,オリジナルなのでしょうか。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    「神奇的α波 潜意識音楽療法 Quick Effect - Music Medicine」

    • 台湾盤 向緑音楽 Green Music (制作年不明)

    この3枚には「健康日記三部曲」の別名もあります。
    シリーズの3枚とも,水,波,鳥などの自然の音を背景に,情感深いイージーリスニング的曲想の,長めで緩いテンポの音楽です。

    それにしても,ジャケのセンスが日本で出ている「特効音薬」シリーズそっくり(というか,デッドコピー^^;)です。
    最初はライセンス盤かと思いましたが,ナカミが違います。こんなパクリが,まだあったというのも。(^^;)

    「元氣回復 Cheerful Vitamine」

    「元氣回復 Cheerful Vitamine」
    • GA1001 TT:56'01"
    • 1.A New Beginning 全新的開始(8'28") / 2.Smiling Memories 回憶微微笑(9'20") / 3.Tender Passion 柔情(4'55") / 4.Completely Vacant 浄空(9'27") / 5.Infinite Vitality 生機無限(7'20") / 6.A Fairy in the Woods 偶見林間精霊(7'49") / 7.Awakening 喚醒(8'40")

    どの曲も,テンポはラルゴかアダージョ,癒しCD的清涼感よりは,人生の深遠に立たされるかのような,情感深い沈んだメロディーの曲ばかり。ほとんど映画のサントラのノリです。^^;

    曲はギターのアルペジオを使ったアレンジに特徴のある1,6,7.と,重厚なストリングス中心の2〜5.の2種類に大別できそうです。作者さんのクレジットはありませんが,全曲が同一人物の制作ではない感じもします。ただし,曲想などは統一されている感じで,CDを通して聴いて違和感はありません。

    1.は,川のせせらぎの音を背景に,ギターのアルペジオとストリングシンセを組み合わせた曲。シンプルな曲ですが,ギターとストリングが交互に,哀愁のあるメロディーを奏でるアレンジが絶妙。
    2.は,重厚なストリングシンセが,重いメロディーを奏でます。ところどころに,効果音的なシンセも入ります。
    3.は,民族音楽的な弦楽器がメロディーを奏で,ピアノが同じメロディをなぞり,ストリングスが盛り上げていきます。
    4.は,せせらぎの音を背景に,管楽器っぽい音色がハーモニーとメロディーを奏でています。
    5.は,2.同様の重厚なストリングの音色の曲ですが,冒頭とラストにムソルグスキーの「展覧会の絵」のメロディーが現れます。ウインドチャイムのキラキラした音が終始しています。
    6.は,鳥や虫の声を背景に,1.同様のギターの音色がメロディーを紡いでいきます。
    7.は,繰り返すシンセの短いフレーズの上に,ギターやストリングの音色,さらには女声のスキャットが入ってきます。

    「舒眠 Sleeping」

    • GA1002 TT:35'31"
    • 1.Drip Drip Drip 滴落的星子(6'36") / 2.Dance of Gossamer 薄紗之舞(6'59") / 3.Floating in the City 城市漂流(7'48") / 4.Rising of the Dream 夢起始的地方(6'56") / 5.Dazing 微醺(6'59")

    テンポの緩さは同様ですが,音楽はピアノソロです。ただ,「元氣回復」で聴かれるピアノと似た節回しが感じられるので,同じ作者さんだと思います。
    緩い長めの曲をピアノだけでやっているので,他の2枚よりとりとめなく聞こえるところもありますが,そこは睡眠用ということで。(^^;)

    1.はタイトルのまんま,水滴,波の音とピアノソロの競演。(^^;)
    その後も,同様の音楽が続きます。

    「繊繊美人 Slim Beauty」

    「繊繊美人 Slim Beauty」
    • GA1003 TT:59'39"
    • 1.Mermaid 美人魚(7'37") / 2.Ocean Blue 像海一様藍(10'20") / 3.Diving Deep 深潜(8'16") / 4.Activation 繊活(7'52") / 5.You Look Lovely [女尓]曼妙的倩影(8'58") / 6.Have a Feeling of Love 愛戀的預感(7'08") / 7.Bleeze in the Afternoon 午后微風(9'12")

    「元氣回復」と同傾向の音楽で,これまた癒し系らしからぬ濃ゆい陰鬱さ炸裂の音楽です。(^^;)
    アレンジが少し違いますが,節回しからして上記2枚と同じ作者さんが絡んでいると思います。

    1.は,「元氣回復」同様の重めのストリングスの音色でメロディーを奏でています。タイトルが人魚なのに,背景の音が川のせせらぎ,鳥の声ってのは,ご愛敬。(^^;)
    2.は,波の音,ゆったりうねるストリングス,コーラスの音色を背景に,ピアノと効果音的なシンセが曲を飾っています。シリーズ3枚中では,最高に耽美的。
    3.も波の音,コーラスのうねる音色を背景に,ぽつりぽつりとピアノの音が入ってきます。
    4.は,ややアップテンポなシンセの繰り返しに,高めの音色のメロディーが乗る毛色のちょっと違った曲。
    5.は,ストリングシンセと女声スキャットが流れを作る,「元氣回復」の7.の同一テーマのバリエーション。
    6.は,シンセの短いフレーズの繰り返しを背景に,ストリングシンセが哀しげなメロディーを奏でています。
    7.は,ウインドチャイムのキラキラした音,ゆったりと流れるストリングシンセがする中,シンセやピアノが短いフレーズを繰り返して進む曲。

    (2009/11/19 一部改訂 2010/06/17,12/19) △上に戻る
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    「心霊能量館 The Power Of Music Rejuvenate」

    • 台湾盤 向緑音楽 Green Music (制作年不明)

    「心霊能量館」シリーズは,すべて60分1曲で「神奇的α波」よりもアンビエント度が高く,筆者的に好みです。
    それにしても,タイトルの"Rejuvenate"って,英単語,聞いたことなかったんですが^^;,「若返り」「元気回復」とか,そんな意味だったんですね。

    「心霊瑜珈 Soul Yoga」

    「心霊瑜珈 Soul Yoga」
    • GA1024 TT:60'04"

    波や海鳥,動物の鳴き声,雷雨の音などが現れては消える,とりとめもない音響+さしたる展開もなく,薄く延々たなびくシンセの音色という,アンビエントというよりアバンギャルドな,そんな逸品。(^^;)

    「深沈睡眠 Deep Sleep」

    • GA1025 TT:59'39"

    音楽はなく,小川のせせらぎの小さな音に,かすかに聞こえる虫の声,時々聞こえるカエルやセミの声のサウンドスケープ。
    この種のCDにしても,異様な静けさです…。

    「療癒抗圧 Primal Therapy」

    • GA1026 TT:60'22"

    「深沈睡眠」とよく似たサウンドスケープに,これまた展開の希薄な,うっすらと緩く延びるシンセの音を加えた一枚。
    ある意味,リミックス版か。

    「舒緩神経 Quiet Moments」

    • GA1027 TT:60'52"

    鳥の声をバックに,これまた緩いシンセの音です。
    ただ,この盤のシンセの音は,他のものよりシンフォニックで,音の厚みや数分ごとの展開も感じられます。

    「喚采神経 Flower Dewy」

    • GA1028 TT:60'33"

    森林のサウンドスケープと思われる,鳥,虫,動物の声,かすかなせせらぎの音。音楽は入っていません。

    「活気魅力 Forest Therapy」

    • GA1029 TT:60'44"

    音楽は「舒緩神経」に似た音ですが,背景の音が「がさっ,がさっ」という草を踏み歩く音です。それからしばらくすると,鳥の声も聞こえてきます。
    森林に歩いて入っていくイメージらしいのですが,この種のCDでこういう状況設定は,ちょっと珍しいです。(^^;)

    (2009/11/19 一部改訂11/23,12/07) △上に戻る

    (c) 2007-2016 gota

    片手にラヂヲ♪ホームひとりごと「癒し」をCDに求めて「弛緩」^^;
    inserted by FC2 system