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ここでは,「水」を使った音の癒しCDをいくつかご紹介。 「水景色 Water Scene」
ネットでも情報の出てこない謎のレーベルからのリリース。 1.は,「ちゃぽっ,ちゃぽっ,ざぁっっ」という感じの穏やかな波の音。波が寄せる間もやや長く,合間に水が砂にしみる「しゅぁぁぁ」という音も聞こえます。 2.は,小川の「とぽとぽとぽ…」という音と,にぎやかな鳥の声が聞こえています。音はどちらも,ちょっと音が堅めに感じられるくらいにくっきりしています。 3.は,雨の音で,手前で水が滴っている音がしています。解説には「カエル達の大合唱」とありますが,カエルや鳥の声は控えめに聞こえます。 4.は,この盤唯一の海外録音。「さぁーっ,ざっ」という波の音に,虫の声や鳥の声がしています。随所で,特徴のある「ほほほほ…」という鳥の声がしています。 全体の構成もうまく,各トラックの取り合わせに不自然さはなく,続けて聴いても違和感はありません。 (2010/05/03) △上に戻る
「大自然との出逢い(自然の音シリーズ) 雨音のささやき Nature Sound」
おなじみ,駅のワゴンで1,000円で売られていたと思しきCD。 音はごくおとなしく,ちょっと音量を上げないと,それとわからないくらいです。(^^;) (2009/09/06) △上に戻る
「日本の風物詩(自然の音シリーズ) 鹿おどしのこだま Relax Sound」
駅売りのワゴンの千円CDと思われます。 音は最初の20秒間は,虫の声だけがしていますが,水の流れる音と鹿おどしの音がフェードインしてきます。(音は同時に録ったものではないことがわかります。) 鹿おどしの音のピッチは,やや低めに感じられ,軽くリヴァーブもかかっています。 (2009/02/15) △上に戻る
「α波1/fのゆらぎ 雨音の調べ Raindrops」
「雨音」の録音は,うっかりすると「さぁーーっ」という,ヒスノイズとしか思えないものもある中で^^;,この盤は「ぽつぽつ」音のほか,ちょろちょろという水が流れる音もして,雰囲気は出ていてとりあえず合格です。 全編とくに展開はなく,同じ音が続いてますが,落ち着いた音で,聴いていて心地よいです。 (2009/02/15) △上に戻る
「デジタル最新録音による効果音大全集36 水とその関連音」
効果音のCDですが,水の音で統一されていて,聞き通してもおもしろいです。(^^;) 水の音というと,武満徹「水の曲」(1960)というテープ音楽の傑作を思い起こしますが,この効果音のCDでは,いろいろな水の音のバリエーションを確かめつつ聴けます。 解説にもあるように,苦労して録られた音の数々だけあって,一つ一つ聴き応えがあります。 (2008/01/12) △上に戻る
「α波 1/fのゆらぎ Gift of Nature 雨音のモノローグ」
雨音が「さぁぁぁぁ」とする中,手前で水が落ちる音などが生々しく聞こえています。 雨音以外の,雷や鳥の声など,他の音は一切していません。 音に展開などは一切ありませんが,音量,音質も適切で聴きやすいです。 (2014/04/20) △上に戻る
「やすらぎシリーズ-10 竹と水のハーモニー」
ダイソーの100円CDです。「京都・奈良の古寺,有名日本庭園にて静寂と神秘をかもしだす鹿威しの音・水と竹の音のハーモニーを現地ライブロケーションライブ収録」とジャケにあります。 「ちょぽちょぽ」と水の流れの音,周囲で小さく鳥の声(ウグイスなど聞こえます)もする中,10秒に一度規則的に,鹿おどしの「こんっっ」という音が鳴っています。鹿おどしがバウンドする音,音がする前に水がこぼれてくる音もはっきり聞こえます。 これを聞いてリラックス,というか,お茶をすすり本でも読みながら流しておくのにいい感じです。ラジオもテレビもレコードもなかった時代のBGMって,これだったのかなぁ,と。(^^;) (2008/02/07) △上に戻る
「Nature Symphony - 雨音のささやき 〜 Relax Sound」
雨音のCD。 (2008/06/05) △上に戻る
「自然純水」
台湾で買った6枚組,149元(日本円約500円)の激安CD。 6枚組のすべてのトラックが,各5分,12トラックで,水の音(海,川,水滴,雨音)とその他の音(蛙,鳥,風,雷,虫,鶏,犬,猿)の,3,4種類の音の組み合わせ。 しかし,それはそれとして聞き流していると,案外ありです。 (2019/07/07) △上に戻る
水琴窟"水琴窟"(すいきんくつ)の音を使ったものは,なさそうで意外とあります。 簡単に解説すると,日本庭園に設置されている音を出す仕掛けで,底に小さな穴の開いた甕が逆さに土に埋められていて,その上に設置された手水鉢(ちょうずばち)から流れ落ちる水が甕の穴から滴り落ちて,その音が甕の中で反響する仕組みです。 名前にある"琴"というよりは,甕が響いているガムランのような金属的かつパーカッシブな音と,水が滴るの音の2つが聞こえます。 「日本の風物詩 水の琴 Relax Sound」
「水琴窟」の音を収録した一枚。 余談ですが,この盤,他でいくつか紹介している謎のレーベル「ピジョン」のものと,ジャケのデザイン,カタログ番号など同一仕様です(「ピジョン」のロゴだけがありません)。おそらく,同一の会社から出ているものでしょう。 (2008/05/07) △上に戻る
「パワースポット VOL.1」
「日本を代表する5カ所(鞍馬・伊勢・熊野・出雲・高千穂)のパワースポットの空間を音楽を通して再現することに成功しました」という一枚。 各トラックとも「水琴」の音と,テンポも展開も緩めのシンセ音楽。 1.は「京都盆地の岩肌からしみ出す鞍馬の自然水」,2.は「三重県・大台ヶ原の原生林から湧き出た宮川の水」,3.は「世界遺産の熊野古道より湧き出る天然水」,4.は「出雲大社の奥座敷にある奥出雲の水」,5.は「祖母山系のふもとで採水された水」とのことです。 もっとも,この盤では主役はあくまで音楽で「水琴」の音は,脇役という感じです。 (2012/12/17) △上に戻る
「倍音オーケストラ 水琴窟とタンプーラ」 Overtone Orchestra Sui-kin-kutsu & Tampoula
こちらは,水琴窟とインドの伝統音楽の弦楽器,タンプーラの三重奏という組み合わせ。 よくぞこんな組み合わせを思いついたものと思います。^^; 水琴窟の音は,虫の音色と一緒に聞こえています。 それにしても,タンプーラの音色の使い方が独特です。 (2021/10/19) △上に戻る
「やすらぎのネイチャーサウンド-5 水琴窟〜雫滴の調べ」
なんと,ダイソーの100円CDに「水琴窟」がありました。 音はきわめて明瞭,かつ周囲の環境音がほとんど聞こえない(音の少ないところで音量を上げると,かすかに虫の声らしきものが聞こえる)ので,甕の中にマイクを仕込んでいる(?)のかもしれません。 水琴窟のCDはそう多くはなく,聞く機会はなかなかないのですが,それが105円で手に入ってしまうとは,ありがたい限りです(-人-)。ダイソー,あなどれません(^^;)。 (2008/02/08 一部改訂2008/05/08) △上に戻る
「日本の音風景 水琴窟」
「水琴窟」のデジタル録音。 音は,一つ二つの水滴が「こんっ,こんっ」とまばらに聞こえるところから,だんだん水滴の数が増えていって,アップテンポなリズム感も感じられるような,パーカッシブな音になっていく数分間のシークエンスが繰り返されています。 この録音の白眉は,ラスト10分間のシークエンス。 カメの中の空間まで感じられるような,奥行きが感じられるような録音もまた優秀です。 (2010/02/14) △上に戻る
「自然音 水琴窟」
「水琴窟」を2種類収録したCD。 1.は,ダイソー盤とも音色,音程とも似ています。40分の間に多少音の起伏があって,12分〜19分あたりでは,水量も増えているようで賑やかなところもあります。 2.は,1.と比べてやや音程が低く,音色も少し違うもの。 (2008/02/26) △上に戻る
「京都音風景 ―水琴窟の調べ― CD-Book」 "Kyoto Soundscape CD-Book - Suikinkutsu, The Healing Sound of Music, Produced by Toshio Ohashi"
水琴窟を基にした「水琴」を開発,商品化している大橋智夫氏による,水琴窟紹介のCDブック。 CDに収録された4つのトラックは,間をおかずつなげられています。 4種類の水琴窟の音ですが,音程,音色などは筆者にはそう違いは感じられません。 (2011/08/01) △上に戻る
「流すだけで運気が上昇する魔法のCDブック」
このCDブックは,著者が"水琴窟"を応用して創作した「水琴(みずごと)」を収録したもの。このCDブック自体は,水琴とその効用の解説です。 解説によると,水琴窟とこの"水琴"の違いは,水の流れで同様の音が連続して発生しないようにしていること,"二次共鳴体を加えて音量を増幅している点にあるようです。 1.は「ストレスを浄化させる」トラック。1〜3.通して水琴の音のほかに,小音量で中華っぽいメロディーのシンセの音が加えられています。このトラックでは鳥の声も入ってます。 水琴の音は水琴窟とさほど違いは感じないのですが,バックのシンセの音と絡むと,妙にメロディーっぽく聞こえてきます。 ここのところ「聴くだけで幸運が訪れる」などと銘打った,CD付「癒し本」が書店の棚に増えています。 このCDは,著者が経営する"ティーズ・コーポレーション"から発売されているシングルCD「京都音風景〜水琴窟の調べ」の音源を使っているとのことです。 (2008/04/27) △上に戻る
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